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なかなか言えない、旅の恋愛事情

女ひとり旅をしているとかならず聞かれること。

「いろんな国に男がいるの?」

「彼氏欲しくないの?」

「さみしくない?」

「女の子ひとりで危なくない?」


はっきり言って、答えは、
ノー、イエス、イエス、イエスアンドノー。


最初の質問、「いろんな国に男がいるの?」


いろんな国に男がいるわけではない。でも行きつくところで恋をすることはある。サーフィンをしに行くんだから、南国が多いわたしの旅。


そんな場所の男性ってだいたいは、
「褐色の肌。キレイな瞳。海につかった後の濡れた髪。割れた腹筋。何時間もサーフィンしたんだろうなと思わせる背中。ゆったりした雰囲気。無邪気な笑顔。」


そりゃあ、恋するでしょ?!


でも、たいがいはどうしようもない奴ばかりだったりする。
見かけと雰囲気とサーフパラダイスマジックに完全に騙される。


たまーによさそうな人もいたけど、恋に落ちてかなり傷ついた経験大あり。
なのでいろんなところに男はいません。
最終的に「さよーならー。」


2つめの質問。
「彼氏欲しくないの?」


「欲しいに決まってるやないかーい!!」


でもわたしみたいにせわしなく旅をしていると、男性は
「どうせいなくなるからな。」と、真剣にはなかなかならない。
こっちはどんだけ真剣なんだか!!


でも、一緒に旅をしてくれる人なら大歓迎だ。


でもね、なかなかそこまでいった試しがない。
何度かトライしたけどね。
好きならいいじゃん!って思うわたしと、まだわからないよ、という相手。


あー男の人ってイキオイが足りない!
とかグチるわたし。


3つめの質問。
「さみしくないの?」


「寂しくてたまらんわ!!」


と何度も孤独な気持ちになったことなんて、しょっちゅうで数えきれないくらい。
だけど、孤独と好奇心を天秤にかけると、好奇心が勝っちゃうから、たくさんの場所に移動したくなる。


ホステルや民泊をすると、同じ旅人やローカルがいるから寂しさもまぎれる。
ただもちろん添い寝はしないので夜は寂しい。


4つめ。
「女の子一人で危なくない?」


たまーに危険を感じることもあった。


ハワイに行った時、バーでお酒になにかを盛られたことがあった。
犯人は不明。
でもその時は友達がいたから無事に帰ってこれた。

インドネシアでは、タクシーの運転手に手を握られて「君と一緒にいたい!」と離してくれなかった。
本当に気持ち悪い。
噛み付いてやろうかと思うほど。
泊まっているところまで来られたくなかったので、結局着くまえにタクシーを降りて、友達に電話して家に着くまで安全確認のためにはなしてもらった。


結論。


わたしは寂しがりやの旅人。
それなのに好奇心ばかり旺盛だから、旅をする。
旅先で恋に落ちることは当たり前。
でもたいがい短期的すぎて、また傷ついて次の国へ行くことになる。
そしてまた、次の国で恋に落ちる。


こりないのかって?
まったくこりない。(笑)
常に好きな人がいるのは楽しいし、旅をいい意味で盛り上げてくれるから。


さて今度はどの国で恋に落ちるのかな(笑)


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