はみ出る憂鬱が天気図に梅雨前線を張り巡らせてた。
だけど私の恋は空っぽで真白。
雲ひとつない快晴だったから
私は「晴れ女」だと自虐した。
勝手に書き足した等圧線はもちろん適当で
そんな天気図のあすの予報は勿論デタラメだった。
窮屈な等圧線の合間に風をふかせたかった
ただそれだけ
もう今更…
明日の天気は当てずっぽうで十分だ。
変わらないのは本当に梅雨前線があるということだけ。
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