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オリジナルポエム

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2019年8月の記事一覧

シュガー&スパイス(詩)

(第一部)あなたは
ピンクサファイア
みたいな人ですね
甘いピンクに染まった砂糖と
知性的な青い香辛料が
絶妙に混ざった
味覚を刺激する
一度味わったら
忘れられない
インパクトがある
お味

いや
ピンクサファイアは
ピンク色なんだけど
サファイアっぽさも
あるなーって
思って

今日のあなたは
なんだろうな
どんな声を
聞かせて
くれるんだろうな
その
作品という名の
声が
私の心と頭に
偉大

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失調感情エレメンタルマスター(詩)

自分らしさってなんだっけ
ただ声の限りに叫ぶのが
私のあり方なんだっけ

それとも
緩急をつけて
繊細に
慎重に
煌(きら)めく音に乗せて
美しく歌うのが
私のあり方だったっけ

地獄の底を
震え上がらせるような
獅子の叫びの
光線を
放つこともできる
目には見えない
朝の光線が
闇の世界を
照らし出す

天界の衆生を
とろけさせるような
貴族の子守唄の
漆黒を
放つこともできる
目には見えない

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ブルーダイスとペンタクル(詩)

青いダイスコロン
6が出た
今日は一日
滞(とどこお)りなく
仕事が出来そうだ

運を味方につけて
偶然を次の必然に変えて
今日の勝利が
明日の勝利に
なりますように

ペンタクルのエースが
降り注ぐ午前11時
新しいプロジェクトを
進めるには絶好の機会
今日が晴れなのか雨なのか
ここがマーケットなのか
ネットなのか
時と場所によって
売り上げが変わる
勝利のカードを
手札に集めて
決める
大勝利

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ブロチゾラムの憂鬱(詩)

心がトゲトゲしくなって
二つも作品をボツにして
なんか良いこと書けない
のかよと
一人つぶやく午前4時

今日も
よくわからない仕事をして
よくわからない昼寝をして
よくわからない趣味をして
よくわからない悪夢を観る
そんな人生

ただ俺が言いたいのは
さっさと寝かせろよ
デクノボー

まあ待てよ
あと二段落何か
書いたら眠っても
良いからさ
その間に
なんかグッと来る
フレーズを
考えてよ

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どこかに吹く風(詩、エッセイ、コラム)

日本は良い国だ
多くの人があったかいご飯を食べれて、家があるから
日本は嫌な国だ
学校や職場で多くの人がいじめを経験するから
日本は良い国だ
四季があって、美しい世界を満喫できるから
日本は嫌な国だ
災害が多くて、交通事故や自殺や病人が多いから
日本は良い国だ
伝統があって、素敵なアニメや漫画がたくさんあるから
日本は嫌な国だ
上級国民の悪口を言えないし、隣の国と喧嘩ばかりしてるから

そんな言葉

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君の心で世界は変わる~将来の心配にトライアンフ~(詩、エッセイ)

君の心で世界は変わる~将来の心配にトライアンフ~(詩、エッセイ)

(第一部)

さっきから雨が降っていると思ったら
君が泣いていたのか
このぐちゃぐちゃな世界で
泣きたい気持ちもわかるけれど
少し寒いから
そろそろ泣き止んで欲しいんだけど

え?
自分の孤独が
癒されることはないことが
悲しいのか
最後は一人ぼっちに
なってしまうことが悲しいのか
それは誰だって
同じだよ
結婚してる人の
大半は夫に先立たれるだろうし
子供がいても
ずっとそばにいてくれるとは

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Play life(詩)

遊ぶように熱中したい
遊ぶように仕事したい
遊ぶように詩を書きたい
遊ぶように

苦しくないように
きつくないように
辛くないように
つまらなくないように
悲惨にならないように

たしかにそれは
理想だけど
それを実現するためには
山の奥にでも引きこもるか
自分の家にでも引きこもる
しかないんじゃないかな

もちろん楽しいことも
あるけれど
厳しいこともあるのが
生きるって
ことじゃないかな

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スキル・アスンシオン~川、空、砂浜~(詩)

(第一部)星一つない
夏の夜空
冷たい風が
吹いている
ただ部屋を暗くして
闇が広がった天井に
か弱い太陽をつけて
朝にする

蝕(むしば)む空(むな)しさに
無駄だと吐き捨てる

音楽のメロディーで
心に水を注ぎ込む
たとえようもなく
特別な力などない
私は
自身を満たす術を
知らず
もれていく水分に
いらだっている

アスンシオンの
大河を瞳に映して
何が足りないんだろうと
笑ってみた
時と場

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夏の雨と心の花~Rain~(詩)(コラボ)

(第一部)全力疾走の夏に
降りだした雨
心に咲く
色とりどりの花が
静かに歌い出す

夢を見ていた
遥かなる昔の夢を
遥かなる未来へと
続く夢を
あの日私は
全力で笑っていた
全力で生きていた

消えかかる炎
醒めかける夢
(さめかける)

それでも
心の花は
雨の日にこそ
笑っているようで
喜んでいるようで

孤独な時間も
楽しい時間も
空しい時間も
充実を感じる
時間も
私は幸せで
いられるだ

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New wall New life(詩)(企画ラスト)

はじめてなのか
久しぶりなのか
あきらかなのは
これで7日目の壁を越えたこと

努力を貫くなかで
見えたことは
新しい魅力的な
壁が見つかったこと
新しい魅力的な
自分見つかったこと

早く壁を登りたくて
うずうずしている
自分がいる
もっと輝ける
もっと作れる
もっと語れる
もっとまじわれる

さあ
一休みして
充電したら
次の壁にジャンプして
まだ見ぬ僕らに
会いに行こう

出会ったばかりの

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星砂利道~Black light stellaopal~(詩)(詞)(コラボ)

二人一緒に 作品創る
宇宙は広がり 星が降る
砂利道行く夜 心繋いで
果てなき夢見て 語り合う

生命力が 溢れていくと
自然と光 部屋照らす
受け継いできた 技術を使い
何度も限界外す

私たちは獅子座の
ハイアライトなんだ
(注:宝石。別名ステラオパール、星玉滴石)
黒いライト 照らされたら
天高く響く獅子吼(ししく)

宿命に泣き 使命を悟り
革命に挑む 運命だ
取材に向かう夜明けが近い
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青い心を夕焼け色に(詩)

どれだけの
行動を繰り返したら
自分の運命は
変わるのだろうか

答えがはっきりと
わかっていないから
面白いのかもしれないし
つまらないのかもしれないな

例えば私が
あと何回
作品を作ったら
人の心を
深く動かす
偉大な作品を
作れるように
なるのだろうか

ひとつの目安として
1万時間工夫しながら
創り続ければ
プロレベルの作品を
作れるようになるらしい

1日1時間だったら
百日で100時

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ネオエレメンタルマスター(詩)

(第一部)

多様性とか
無限のバリエーションって
言葉が好きな私

旅行に行って
美味しい料理を
食べるのも楽しいんだけど
繰り返し感動を味わいたいから
どうも私が求めてるものとは
違っちゃうのかな

でも例えば
この場所のこれは
すごく美味しいから
また誰かとこようとかって
思えたら
なかなか良い感じ

服やアクセサリーの
レンタルも
その瞬間だけ
美しくなるっていう
持続的な幸せのない
形は

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壁を越えて(詩)

分厚い壁を前に
一人立っている
どうにかして
越えていかないと
先に進めない

何年も前から
ある壁
あの手この手で
越えようとしたが
ついに越えることが
できなかった存在

時間だけが過ぎていく
越えなくても
問題は少ないが
大きく変化するためには
越えることが望ましい

太陽の光を
瞳に映して
壁を
越えていく力を
手にして
体を鍛えて
困難を
克服する
確かな術を
手にして

やれることはま

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