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政治講座ⅴ1267「もう爆買いは期待できない。和服騒動を起こす反日の中国に期待できない」

「柳の下のどじょう」である。爆買いは二度と起きない。反日教育と輸入制限をして嫌がらせをしている人々に期待するのが愚かである。日本文化を否定する中国共産党と反日教育を受けた人民は文化大革命のように日本の文化財を破壊するのであろう。包容力の無い中国に日本文化の理解は難しいであろう。今回はそのような報道記事を紹介する。

     皇紀2683年8月11日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

旅行関連株に買い、中国が日本への団体旅行解禁-恩恵大との声

長谷川敏郎 によるストーリー •

(ブルームバーグ): 中国が日本行き団体旅行を解禁することを受け、10日の東京株式市場では百貨店など旅行関連株に業績への貢献を期待した買いが入っている。市場では日本経済へのプラス面は大きいとの声が出ている。

  中国は10日、同日から日本を含む国々への団体旅行を解禁すると発表した。磯崎仁彦官房副長官は同日午前の会見で「日中両国の国民交流活発化に向け取り組みたい」と述べた。日本への団体旅行の解禁については9日に日本テレビや日本経済新聞が先んじて報じていた。

Foreign Tourists on Mount Fuji Bus Tour© Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  株式市場ではインバウンド(訪日外国人)需要の増加で恩恵を受ける旅行関連株が幅広く上昇。特に上げが目立つのは小売り関連だ。百貨店のエイチ・ツー・オーリテイリングの上昇率は一時7%を超え、J.フロントリテイリングも一時6%超上昇した。

  ドラッグストアのマツキヨココカラ&カンパニー、ディスカウントストアを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、成田・羽田空港を運営する日本空港ビルデング、鉄道のJR九州や空運の日本航空(JAL)も高い。

中国、日本への団体旅行を10日にも解禁…3年半ぶり「爆買い」効果の復活期待

読売新聞 によるストーリー •

コロナ禍前の2019年には多くの訪日客が訪れた© 読売新聞

 【北京=川瀬大介】中国政府が9日、日本政府に対して、日本行きの団体旅行を10日にも解禁する方針を伝えてきたことが分かった。中国政府は今年2月、新型コロナウイルスの流行に伴い制限していた海外団体旅行を解禁したが、日本は含まれていなかった。約3年半ぶりの団体旅行の解禁で、中国人観光客の訪日が大幅に増える可能性がある。

関連するビデオ: テレ朝news
中国政府が日本への団体旅行をまもなく解禁か 旅行会社が準備急ぐ
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 複数の日中関係筋が明らかにした。10日に団体旅行が即座に解禁されるかどうかは不透明だが、既に中国の旅行会社が日本への団体旅行の準備を進めているとの情報もある。

 日本政府観光局によると、新型コロナ感染拡大前の2019年に日本を訪れた中国人は959万人で、訪日客全体の約3割を占めた。最近の円安傾向もあり、中国人が大挙して訪日する可能性があり、日本製品の「爆買い」などを通じて日本経済を押し上げる効果も期待される。

岸田首相 中国からの団体旅行解禁で「インバウンドの回復に期待」

FNNプライムオンライン によるストーリー •39 分

岸田首相 中国からの団体旅行解禁で「インバウンドの回復に期待」© FNNプライムオンライン

岸田首相は10日、視察先の富山県で記者団の取材に応じ、中国から日本への団体旅行の解禁について、「中国からのインバウンドの回復が今後さらに進むことをを期待している」と述べた。

また、今年6月の中国からの訪日客が21万人と、コロナ禍前と比べて24%の回復にとどまっていることを指摘した上で、「2025年に向けて、訪日客をコロナ前の水準まで回復する、さらには外国人旅行消費額5兆円の早期達成などの目標を掲げている」と言及。
中国からの訪日客増加に期待しつつ、「観光の持続可能な形での復活を目指して行きたい」と強調した。

中国・浙江省当局、福島など3県のチョコやグミ販売した会社に改善命令

読売新聞 によるストーリー •23 時間

中国の国旗© 読売新聞

 【上海=田村美穂】中国のネットメディア「澎湃新聞」は8日、中国政府が2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、輸入を停止している福島など3県の食品を販売したとして、浙江省の食品販売会社が地元当局から7月7日付で改善を命じられたと報じた。

 浙江省の発表によると、同社は中国で輸入が停止されている福島、長野、埼玉の3県で生産されたチョコレートやグミなどを仕入れ、販売していたという。商品は没収された

 中国は福島第一原発の「処理水」放出に反発し、先月から税関当局が日本産のコメや菓子などを対象に、輸入の通関時に放射性物質検査を行うなど厳しい対応を取っている。今回の対応について、インターネット上では「厳しい調査が必要」「処分が軽い」と、日本製品に対して厳しい管理を求める声が上がっている。

五輪開催中の中国で和服を着たら「南京大虐殺を忘れたか」と罵倒された話

宮崎紀秀 ジャーナリスト2022/2/16(水) 19:36

 中国雲南省の観光地で、日本の和服を着て写真を撮っていた人たちが、「出ていけ」などと罵倒される“事件”があった。北京では平和の祭典を盛り上げるために、「微笑む中国」の演出に必死だが、北京五輪のスローガン、「共に未来へ」の精神には、あまりふさわしくない残念な一幕となった。

和服を着たコスプレの中国人が...

 複数の中国メディアが、その際に撮影された動画を取り上げている。
 “事件”が起きたのは2月13日。場所は、中国南西部の雲南省、大理白族自治州にある観光スポット。
 中国メディアが報じた動画には、中国人の観光客とみられる4人の若者が映っており、そのうち一人の女性は青い和服に赤い帯を締めていた。
 その若者たちに、警備員と思われる男が文句をつけたのだ。
 若者の側が「写真を撮ろうと思った」と説明するのに対し、男は「写真を撮ってはいけない。ここを離れろ」などと声を荒らげる。
 その警備員らしき男は、若者たちとの口論の中で、「日本の和服を着てやってきて…。ここは中国だ」などと罵った。

通行人まで罵倒に参加

「どんな法律が、和服を着てはいけないと規定しているのですか」
 若者の側が抗議すると、警備員らしき男は、激昂した様子で、こう怒鳴りつけた。
南京大虐殺を忘れたのか
 若者たちは口論しても無駄と思ったのか、その場を離れるのだが、それでは終わらなかった。
 大人しく立ち去ろうとする若者たちを、通りすがりと思われる一人の人物が大声で罵ったのだ。声から判断すると中年女性のようだった。
日本人が自分たちの祖先を侵略したというのに、お前らは和服を着るのか。こんな娘たちは大理に来なくていい。大理から出ていけ
 更に追い討ちをかけるように、若者たちを罵倒した。
「お前達はろくでなしだ!」

 中国メディアによれば、現場の管理部門は、写真を撮ってはいけないなどという規定は無いと回答しており、すでに関係部門が調査をしているという。

偏狭なナショナリズムは一部だが...

 このニュースの書き込みを見ると、「中年女性が中国人の気持ちを言ってくれた」という声もあれば、「中年女性こそがろくでなしだ」という声もあった。私の印象では、若者たちを追い出した警備員や中年女性を支持する声よりも、非難する声が多いようだ。
 今大会、スノーボード男子ビッグエアで金メダルを取った中国の蘇翊鳴選手のコーチは日本人。その日本人コーチが中国チームのユニフォームを着ている点に触れ、「誰もおかしいとは言わないでしょ」などと五輪を意識した声もある。
 つまり、偏狭な愛国主義を振り回す人は、ごく一部でしかない。とは言え、中国ではしばしば、特に日本に対しては、同様な“事件”が起きるのも事実だ。
 五輪の場でアスリートたちが見せるライバル選手への友情や敬意といった五輪の精神の体現を、中国は、あたかも中国のモノのように見せようとしている節がある。だが、中国が自ら掲げた北京五輪のスローガンのように、本当に世界と「共に未来へ」向かうつもりがあるならば、今回の“事件”のような国内の現実を直視して欲しい。

中国・江蘇省の蘇州市内で、日本の着物を着て写真を撮った女性が公安に拘禁・尋問されるという事件が発生した。この話が伝えられると、中国のインターネット上では「民族主義」をめぐって論争が巻き起こった。

 米CNNは15日、「日本の漫画『サマータイムレンダ』のメインキャラクターのコスプレをした女性Aさんが蘇州市内の中心街で軽食を取ろうと並んで待っていた時、公安に逮捕された」と報道した。この事件は、Aさんが中国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ウェイボー(微博)」に詳細を掲載したことで明らかになった。同日、「着物を着た女性が路上で公安に連行された」という文は約1億9000万回検索され、ウェイボーのリアルタイム検索ワード1位になった。

 ウェイボーにアップロードされた動画を見ると、中国の公安はAさんに「中国の服を着ていたら何も言わなかっただろう。だが、あなたは着物を着ている。中国人なのか」と声を荒らげた。Aさんが「なぜ大声で言うんですか」と抗議すると、「公安と言い争いをして問題を起こしたからだ」と答えた。

 Aさんは午前1時から約5時間にわたり警察署で尋問されたという。Aさんはこの時、携帯電話の検閲や着物の押収といった不当な行為をされたと主張している。公安からは「こうした行為をネットで流布してはならない」とも警告されたそうだ。Aさんは「公安は私がしたことが間違っていると言った」「無力感に襲われている。日本やヨーロッパの文化が好きなのと同じくらい中国の伝統文化も好きだ。私は多文化主義が好きだ。私は好きな物を着たり、好きなことを言ったりする自由もないのか」と主張した。

 この件が伝えられると、ネット上では論争が巻き起こった。一部のネットユーザーは「中国人がなぜ日本の伝統衣装である着物を着るのか、先祖たちが経験したことを考えろ」とAさんに冷ややかな視線を送ったが、その一方で、公安の職権乱用を非難し、民族主義感情に対する懸念を口にするネットユーザーたちもいた。こうした人々は「文化的魔女狩りはもはやオンライン空間だけではない。中国文化は民族主義に向かいつつある」「Aさんが社会秩序に深刻な被害を与えたわけでもないのに、街中で逮捕を敢行したのは職権乱用だ」などと投稿した。

 中国国内では中華民族主義がますます深刻化している。中国政府はこのほど、延辺朝鮮族自治州に「朝鮮言語文字工作条例実施細則」を公布した。これにより、国家機関・企業・社会団体・自営業者たちは、文字を表記する際、無条件に中国語とハングルを併記しなければならなくなった。この細則に合わない看板や広告など、すべての表示板は取り換えることになった。これに対して、中国の朝鮮族たちは「数年前から中国政府は中華民族主義と国家統合を強調し、各民族の自治空間が縮小されつつある」「最終的にはすべての少数民族が漢族に同化されてしまうかもしれない」と懸念している。

「お前は中国人だろ」と警官が浴衣を着た女性コスプレーヤーを連行

宮崎紀秀 ジャーナリスト2022/8/20(土) 7:40

 中国で日本の浴衣を着ていた女性を、警察官が「お前は中国人だろ」などと怒鳴りつけ、連行した。警察官の行為を称賛する声が盛り上がる一方で、著名な保守の論客が、「和服を禁ずるべきではない」などと、理不尽な反日感情をたしなめた。中国で、歪んだ愛国主義の高まりを示唆する出来事が相次ぐ中で、“世論”の暴走を警戒し始めたのか。

中国人なら和服を着るな?

「もしお前が漢服(中国の伝統的衣装)を着て来たら、絶対こんなことは言わない。でもお前は和服を着ている。お前は中国人だろ」
 警察官の制服を着た男が、大声を張り上げ、女性を怒鳴りつけている映像が中国のネットに流れた。女性が着ているのは日本風の浴衣。撮影者は、女性のすぐ脇にいたのだろう、白地に赤い花の柄がついた袖の部分が大写しになっている。
 浴衣の女性は、警察官の大声とは対照的なか細い声で抵抗を試みた。
「そんな風に大声で怒鳴っていいのですか…」
 警察官は、「(怒鳴って)構わない」とやはり大声で答え、続けた。
「もし従わないなら…」
「何の理由ですか?」
「騒動挑発罪だ」
 女性は、説明を試みようとするが無駄だった。警察官は、女性の言葉を遮るかのように、「じゃあ一緒に来い、いいな?」と、女性の浴衣の肩のあたりに手をかけ、乱暴に引っ張った。その時、鈍い音が聞こえ、浴衣の袖と背の縫い目が裂けたように見えた。

日本文化を中国に浸透させるな?

 中国メディアが報じた女性のSNSなどによれば、事件が起きたのは、8月10日、江蘇省蘇州の淮海街。蘇州は日本企業も多く、淮海街は日本料理店などが並び日本情緒のある一画だという。
 女性は、日本のアニメの登場人物を模したコスプレをして、その日本風の通りで撮影を楽しんでいた。
 女性は、現場から連行された後、警察で5時間ほど調書をとられたり携帯電話を調べられたりした。携帯にあった写真は削除、浴衣は没収されたそうだ。
 女性は、SNSで上記のような経緯を説明した。その上で「民衆の気持ちを考えず、日本風の服装で街を歩くべきではありませんでした」などとして「民族感情を傷つけたことはとても申し訳なく思っています」と謝罪した。
 浴衣の女性とそれを譴責し連行する警察官の映像がネット上で注目されたのは、8月15日、日本の終戦記念日だったという。その“敏感な日”に当たったこともあってか、ネット上では、警察官の横暴ぶりを非難するのではなく、むしろその行為を称え、女性の行為を非難する声が勢いづいた。
「日本文化を国内に浸透させるべきではない」などという書き込みまであった。

和服を禁じる法律はない

 そうした中で、本来は愛国主義的な論調で知られる大物の論客が「和服は軍服ではないし、法律上着てはいけない理由などない」などと論評した。
 国際紙「環球時報」の特約評論員、胡錫進氏だ。同紙は中国共産党の機関紙「人民日報」系で、愛国主義的な論調が特徴。中でも胡氏はオピニオンリーダー的な存在で、影響力も大きい。
 その胡氏が、蘇州のような「開放的な都市で、和服を許さないなどあってはならない」と断じたのだ。同氏は、現状のような日中関係が緊張状態にある中で、反日感情が起きることに一定の理解を示しながらも、「皆も知っているように、法律上、(和服を禁じるような)規定はない」などと、反日の気勢に乗じる理不尽な声をたしなめた
 また、警察官の行為についても疑問を呈した。和服を着ているだけの女性を、強制的に連行し、騒動挑発罪として処理するやり方に、法的根拠はない、と。
「我々の社会は和服を着るのを禁じるべきではないし、実際にそのような禁止規定はない」
 同氏は、再三そう指摘しながらも、最後に次のようにアドバイスするのを忘れなかった。
「和服を着ようとする時は、周囲の状況に注意して、周りの人に不愉快な思いをさせないように、更には、自身が不必要な議論の中心にならないように」

 中国では、最近、独善的な愛国主義とそれに引きずられるような理不尽な反日主張の高まりを感じさせる出来事が相次いでいる。それらはしばらく野放図にされてきたようにも見えたが、国際社会では厳しい立場に置かれ、国内でもコロナ対策や景気減速など不安定要素が多い中で、中国でも一部の行き過ぎた“世論”に警戒心を抱き始めたのかもしれない。

「和服」を着て写真撮影していた中国人女性が男から罵られる事件が発生! 中国ネットの反応は?

2020年10月02日(金)11:12


中国メディアの報道によれば、秦皇島市内の観光地で和服を着ていた中国人女性2人が写真を撮影していたところ、中国人男性から和服を着ていたことを咎められたという。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ) 画像(1枚)

 中国河北省秦皇島市でこのほど、2人の中国人女性が和服を着用しながら外出したところ、中国人男性から「お前たちは本当に中国人なのか」と咎められる事件が発生し、中国で大きな注目を集めている。

 中国メディアの報道によれば、秦皇島市内の観光地で和服を着ていた中国人女性2人が写真を撮影していたところ、中国人男性から和服を着ていたことを咎められたという。女性たちがいた場所の近くには海軍基地という軍事施設があったため、その軍事施設の近くで和服を着た女性が写真撮影をしていたことが事件の発端となったようだが、警官が駆けつけたため口論だけで事態は収拾したという。

 しかし、中国ネット上ではこの事件について「和服を着るなんて国辱を忘れたのか」という声と、「何を着るかなんて個人の自由だ」という声が上がり、中国人ネットユーザーのなかでも見方は分かれていると報じられている。

 中国のQ&Aサイトの知乎でこのほど、今回の事件について「和服を着ていただけで咎められた女性についてどう思う?」と疑問を投げかけるスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーたちが議論を交わしている。

 和服を着ていた中国人女性を咎めた男性を支持するコメントとしては、「事件が起きた場所は軍艦が停泊している港から数百メートルしか離れていないため、和服を着て写真を撮っていたら動機を疑われるのも仕方がない」という意見のほか、「女性を咎めた中国人男性は、軍事施設の近くで和服を着た中国人がいたことが我慢できなかったのだろう」という意見が見られたが、全体的には「民族感情を抜きにして、写真撮影を控えるべき場所だったのは間違いない」という声が多かった。

 たとえば「公共の場所で和服を着用することは、何ら法に触れることではない」とし、中国人女性が和服を着ていたことも咎められるべきことではないとしながらも、「海軍基地を盗撮していたとしたら、それは問題だ」と指摘し、和服を着た女性2人が軍艦の盗撮を行っていたかどうかを調査すべきであるとの声があった。

 また、港の近くには写真撮影を禁じると注意書きがあるくらいなのだから、女性たちが咎められるのは当たり前」という意見もあり、海軍基地の近くで和服を着て歩いていれば疑われるのも当たり前であるとし、中国人女性2人の行為は「軽率」だったのではないかという指摘も見られた。

着物コスプレのアニメファン、警察に尋問されたと訴え 中国

2022.08.16 Tue posted at 11:55 JST

中国のアニメファンの女性が、着物姿で写真を撮っていたところ警察に連行されて取り調べを受けたと訴えている/Weibo

香港(CNN) 中国東部の江蘇省蘇州で、アニメファンの女性が着物姿で写真を撮っていたところ、警察に連行されて取り調べを受けたと訴えている。SNSでは論議が白熱し、過剰な愛国主義に対する批判の声も巻き起こった。

赤い花と緑の葉をあしらった白い着物を着ていた若い女性は10日、日本料理店やバーが人気の繁華街で軽食の行列に並んでいたところ、突然自分とカメラマンが警察に取り囲まれたと伝えている。

女性は14日、この経緯を中国大手SNSウェイボー(微博)に投稿。関連のハッシュタグは9000万回以上も参照されていたが、15日には検閲対象となった。

本人の投稿によると、女性は日本の漫画「サマータイムレンダ」の主人公をまねて着物とブロンド長髪のコスプレをしていたといい、警察に着物を問題にされた。

中国ではここ数年の愛国主義と反日感情の高まりに伴い、公共の場で着物を着ることが物議をかもすようになった。かつて中国の若者に人気があった日本文化のファンに対する風当たりは強まっている

微博に投稿された警察とのやりとりとされる映像の中で、女性が写真撮影をしていると説明したのに対し、警官は「漢服を着ているならこんなことは言わない。だがあなたは中国人なのに着物を着ている。あなたは中国人だ。そうだろう?」と怒鳴りつけていた。漢民族の伝統装束である漢服は、伝統文化を推奨する習近平(シーチンピン)国家主席の下でここ数年の間に人気が高まっている。

女性が冷静な様子で怒鳴られる理由を尋ねると、警官は「けんかを売って騒ぎを起こした容疑」だと答え、数人の警官が女性をつかんでその場から連行。映像は混乱した場面で終わっている。この映像は、15日午後の時点で800万回以上も再生されていた。

本人の微博の投稿によると、女性は警察署で午前1時まで約5時間にわたって取り調べを受け、その間にスマートフォンを調べられて写真が消去され、着物は押収された。さらに、「教育」されてインターネットにこの出来事を投稿しないようにと警察から警告されたと訴えている。

CNNは女性の投稿や映像の内容を独自に検証することはできていない。ただ、映像に映っている店は蘇州の繁華街にある店と一致している。現場近くの警察署に電話取材を試みたが、電話に出た職員は「この状況についてはあまり知らない」と話した。

CNNは微博を通じて女性に接触しようとしたが、返事はなかった。

女性は別の中国SNS「QQ空間」に12日書き込んだ投稿で、500字の自己批判文を書かされたと告白。「私のしたことは間違いだったと警察に言われた。無力感を感じる。私は日本文化や欧州文化が好きだし、伝統の中国文化も好き。多文化主義が好きでアニメを見るのが好き。何かを好きなことは間違ってる?」と問いかけている。「自分には着る自由や言いたいことを言う自由がないことが分かった

これに対してユーザーからは、「善良な中国人がなぜ着物を着るのか? 祖父母がどんな目に遭ったか考えろ」など、着物を着ることに対する批判のコメントも書き込まれた。

一方で、アニメファンの女性を支持する声も多かった。

「あなたは中国人としての私の感情を傷つけていません。自分を責めないでください。あなたの無事を願っています」という投稿は、2万5000の支持を集めた。

警察の職権乱用を非難する声や、法支配の欠如を嘆く声、偏狭な愛国主義の高まりを嘆く声もあり、「文化的魔女狩りはもはやネット世界だけの話ではなくなった」などのコメントが寄せられている。

漢服を着て日本の街を歩く中国人女性を台湾人観光客が称賛=中国ネット「中国で和服を着たら…」

2023年08月07日(月)17:00

2023年8月6日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、中国の伝統衣装である漢服を着て日本の街を歩いた中国人女性が台湾の観光客から褒められたとの情報が紹介され、多くのネットユーザーが関心を寄せた。

新浪新聞の微博アカウントは、漢服を着て日本の街を歩く女性2人が中国語を話す観光客に声をかけられる様子を撮影した動画を紹介。動画では台湾人観光客の女性から「それは漢服じゃないの?(日本なのだから)和服を着るべきじゃないの?」と聞かれ、漢服姿の女性が「中国人なのだから漢服を着るべき」と返事する様子や、別の台湾人観光客らが「どこから来たの?(四川省成都市と聞き)良い場所だね。私たちは台北からだよ」「やっぱり私たちの服はきれいだわ」と口にする様子が収められていた。

この件について中国のネットユーザーは「実際のところ、われわれの服装は美しい」「和服を着た通行人よりも美しい」「漢服の進化は中華民族の自信、包容の文化を体現している」といった感想を残す一方で、「これはパフォーマンス用の衣装で、正統な漢服ではない」「残念なのは単なるパフォーマンスに見えて、本当に漢服を愛好して着ているようには見えないことだ」といった懐疑的な見方も。さらには「日本で漢服を着てもボコボコにされないんだな」「日本人は本当に包容力があるな。中国で和服を着たらとっくに殴られてる」との声も聞かれた。(翻訳・編集/川尻)


参考文献・参考資料

旅行関連株に買い、中国が日本への団体旅行解禁-恩恵大との声 (msn.com)

中国、日本への団体旅行を10日にも解禁…3年半ぶり「爆買い」効果の復活期待 (msn.com)

岸田首相 中国からの団体旅行解禁で「インバウンドの回復に期待」 (msn.com)

中国・浙江省当局、福島など3県のチョコやグミ販売した会社に改善命令 (msn.com)

五輪開催中の中国で和服を着たら「南京大虐殺を忘れたか」と罵倒された話(宮崎紀秀) - エキスパート - Yahoo!ニュース


「お前は中国人だろ」と警官が浴衣を着た女性コスプレーヤーを連行(宮崎紀秀) - エキスパート - Yahoo!ニュース

「和服」を着て写真撮影していた中国人女性が男から罵られる事件が発生! 中国ネットの反応は? (2020年10月2日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)

着物コスプレのアニメファン、警察に尋問されたと訴え 中国 - CNN.co.jp

漢服を着て日本の街を歩く中国人女性を台湾人観光客が称賛=中国ネット「中国で和服を着たら…」 (2023年8月7日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)

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