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ダイエットの新たなアプローチ!『自然やせ力』ダイエットコンサルタントElly著/書評

ダイエットって、どんなイメージを持たれますか?一番に来るのは「キツイ」ではありませんか?私もキツイ記憶しかございません。

高校生のころ、激太りしてしまいまして、1日15km走ってみたり、当時流行っていた「にがり」をごはんやおかずにかけまくり、下宿のおばちゃんに怒られたり、厳しい食事制限をしてロードバイクから転げ落ちたり…

今思い返せば笑い話なのですが、当時はそれはもう必死でした。痩せはしましたが、感染症にかかり、入院からのリバウンド。最悪です。

「痩せたい!」と思うときって、どこかしら無理がかかっているような気がしています。私はその後、看護学校に入り、国家試験に合格しようと規則正しい生活を送り、気がついたときには痩せていました。

私のまわりの痩せた友人たちも「一人暮らしから実家暮らしになったら、食生活がよくなってやせた」「車に乗らず歩くようにしてたら自然と痩せた」と話していました。痩せるって、本来自然なことなのかも?と思っていた次第です。

そんなことが頭の中を巡っていた今日。ダイエットコンサルタントEllyさんの『運動オタクが運動止めたら-10㎏!やせ細胞を120%呼び覚ます養生 自然やせ力』を読みました。

負荷をかけることなく、やせる力を呼び起こすといった内容。ダイエットというと、「食事」や「運動」に特化したものが書かれているんだろうなと思っていたのですが、それ以外にも「癒す」「感じる」「眠る」といった自然のルールに沿った生活習慣が紹介されています。東洋医学ではこれらを「養生」と呼び、「自然やせ力」であると著者は述べています。

本書のどれをとっても無理がない。私のお気に入りのキャプションは「癒す」リンパ節のマッサージをして代謝を促進するというもの、顎の下を揺らして若見え、耳をひっぱりながら回転させくすみやむくみを改善するといった癒しの養生です。

ほぐれる感覚がとても気持ちがよい。ほんの少し押したり引いたりするだけで、体がポカポカしてくるのが実感できます。わ、これが自然やせ力かも、と、まだわかっているんだかわかっていないんだかといった状況ですが、それでも期待値が高まっています。

体重はそれほど気にしてはいませんが、丸顔なのと老け顔になるのが心配…でも、この養生ならば、娘とおしゃべりしながらでもできますし、車での信号の待ち時間で顔のマッサージはできてしまうので、お手軽かつつらくない。ちなみに、一時間前に耳のマッサージをしたのですが、まだ顔がじんわりと温かい。なんだか快い気分です。

あとは、水分補給は冷たい水をできるだけたくさん!と思っていたのですが、それだと体が冷えむくみの原因になるそう。ぬるめのホッとをちょびちょび飲むだけでよいとのこと。イライラ・落ち込み・不眠によいとされているハブ茶を試してみたいなと思っています。

痩せれば喜びはあります。けれどもその過程を楽しめれば、もっともっと柔らかに生きていけるような気がしています。さ、ダイエットは自分が頑張るのではなく、自分の中にある血液・内臓・神経・細胞に頑張ってもらいましょう。ぜひ、ご一読くださいませ。


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【プロフィール】
築紫悠(つくしはるか)
看護師歴13年 産婦人科・新生児集中治療室・整形外科勤務経験あり。 周産期・周手術期・悪性腫瘍・終末期医療について深く学び、体と心の痛みを抱える患者・家族に寄り添う看護を身に着ける。否定しない指導で後輩育成にも従事。
自分を犠牲にしながら多忙を極めていたが、パートナーの闘病や子育てを通じ「本当の健康とは何か」を学び始め、退職を決意。 現在は家庭に重きを置きながら、オンラインナースとして「頑張りすぎて体と心を壊す人を減らしたい」というビジョンの下活動中。

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