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社長の私が思う、「こんな上司は、上司失格」。


わかってますか?

誰もついてこない上司の特徴。


それは「意志の強さ」と「発言力があること」です。



上司や職場のリーダーは、意志の強さと発言力の強さを持っているがゆえに、周囲の人たちに対して本人は“確信をもって、迷わず言い切る”ことができます。

まさに、リーダーシップの中身そのものと言えますね。
本心からリーダーとはこうでなければならないと思います。


ところが、現場での様子をよくよく観察してみると、実際にはよい結果だけを生み出しているとは限らないのです。


過剰な自信によって未熟さは露呈する

「自信にあふれていて頼もしい!」

そうですね。
その通りではありますが、反面、その自信が過剰となると危なっかしい感じがするのです。


どうして”危なっかしい”かと言いますと、

他者の意思や感情を殺す


ことになるからです。



そして、この危なっかしい様は”未熟そのもの”とも言えるのでしょう。

実は、このような言動、正直告白いたしますが私自身にも多々ありました。
どうして、このような危なっかしい言動が人間としての未熟さだと言えるか?

・それは、部下の意志を自分の意志に変えようとしているからです。

・それは、自分の感情で部下の感情を殺そうとしているからです。

・もしかすると、自分の能力を示すために部下の能力を押さえようとする行為
となるからです。

うむ〜、やっぱり他者の存在を殺していますよね。
危険な行為そのものです。


本来のリーダーシップとは?

リーダーの発揮すべき本来のリーダーシップというものは・・・、


・自分の意志を殺し、部下の意志を引き出すためのものではないでしょ
 うか!(主体性を持たせるためのリーダーシップのはず)

・同時に自分の感情を殺し、部下の感情を引き出すためのものでしょう!
(やる気を持たせるためのリーダーシップのはず)

・自分の能力を示すのではなく、部下の能力を引き出すためのものでしょう!(能力を開発するためのリーダーシップのはず)

これが中々できないんですよね。

「私はリーダーだ!」

「私の意志に従えば間違いがない」

と言わんばかりに、自らの権力と存在価値を示そうとしてしまう。
ご多分もれず私もその一人でした。


まとめ


リーダーシップは、

リーダーの主体性を

発揮させるためにあるのではなく、

「部下の主体性を発揮させるためにある」。



リーダーたるもの、これを心得ておく必要があります。

そのためには常に謙虚さと真摯さを持つことです。

相手の主体性発揮に成功すれば、必ずやモチベーションは醸成されるはず。これができるようになったら、リーダーもその下にいる人たち(部下)も共に成長できるし幸せですよね。



さて、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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