【939むすび】十八番や(三島)　静岡産うなぎ鰻結び

おむすびは、手軽な食べものだ。
手軽に作れるし、手軽に持ち運べるし、手軽に食べられる。

手軽に買うこともできる。

この手軽さは、他の料理にはなかなか見当たらない、おむすびだけの特徴だ。

その対極にある食べものって、なんだろう。
お寿司？フランス料理？北京ダック？
高級な料理がいろいろと思い浮かぶ。

鰻のかば焼きなんかも、そのひとつだろう。
近頃は鰻が獲れないこともあり、かなり高価な食べ物になっている。
国産の鰻のかば焼きなんて、最近食べた記憶がないくらいだ。

この手軽なおむすびと、なかなか食べられない鰻。
ちょうどいい具合に、合わさらないものかなあ。

伊豆や箱根への玄関口、三島。
東海道新幹線の停車駅でもある。

乗り換えなどでちょっとしたものを買いたい時に便利なのが、駅の売店。
冷やし焼き芋のポスターにちょっと惹かれるけれど・・

おむすびないかなー

と思ってお店の中を見てみると・・

おお。鰻のかばやきのおむすびがある。
三島と言えば、そう鰻の名所。

しかも、地元の静岡県産のうなぎを使っているらしい。

これは、絶対買いでしょ。

このおむすびを作っているのが、地元の三島でラーメンや餃子などの店舗を経営している十八番やとのこと。

地元のお店が作る、地元の鰻のおむすび。

それが、お手軽に買えちゃうなんて。

おお。
ごはんの上に鰻が乗っかっているぞ。
しかも、焼き目がいい感じで食欲をそそる。

もったいないから、少しずつ食べようっと。
かぷっ。

あっ、柔らかい。
さすが国産の鰻。身がふわっとしているぞ。
このタレがまたいい。

少しずつ味わいたいけれど、一度ついた食欲は止まらない。
かぷっ。かぷっ。
あっという間に完食なのである。

三島駅でお手軽に食べられる鰻のおむすび。
居酒屋新幹線のおともにもなりますね。

ご馳走たまでした！

三島といえば、スカイウォーク！

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