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2022年の夏のロードトリップ イタリア編🇮🇹① Belgium-Austria-Venezia⛺🌴


去年の9月、夏のバケーションでイタリアへ20日間のロードトリップへ行って参りました。今年もロードトリップへ出るので自分の振り返り含めてイタリア編も残していきたいと思います。

大まかなスケジュールはこちら。

Belgium→Innsbruck (Austria) →Venezia (Italy)→Firenze →Pisa→Bologna→Rome→Ostia antica→Avignon(France)→HOME



総合計日数20日間。移動距離 3900km。運転時間48時間。
※渋滞、現地内運転除く。

Day 1

まずは自宅から10時間のドライブでオーストリアはインスブルックへ向かいます。

Innsbruckはオーストリア西部にあるチロル州の州都。ウィンター スポーツの町として長い歴史のあるアルプスの都市です。

見渡す限り美しい山々に囲まれています。
が、到着時は既に真っ暗。何も見えませんでした😂
もちろんこんな暗さ+山の為テントを建てる無謀なことはしません。
ロッジの様な可愛らしいHOTELに宿泊し静かに寝ました。ここの店主のおじさん、山男って感じのチャーミングな人でした。

Day 2

清々しい朝を期待してチェックアウトを済ませ、少し町を歩くことに。
去年はヨーロッパで大ヒートウェーブが起こり大変暑い日々が続いていたので9月後半でも暑いなあ‥なんて愚痴をこぼし旅立った事を忘れさせるように、アルプスの気温に白い息を吐く。

急いでウィンドブレーカーを来て、町のベーカリーで見たことのない形のパンを買いバックパックに押し込める。

車で向かうは Lago di Braies 山々に囲まれた大きなエメナルド色の湖。
人生って面白いですね、こういうところを歩くと思うんです。


私は全然世界を知らない。こんなに世界は美しいんだ。


ただの中継地点として選んだInnsbruck、今この写真を見てもあの時、自分の中で起きた言語化出来ない感情を思い出します。

ちなみにこの湖の周辺を1.5h程度の軽いハイキングで一周回れます。
私達はロードトリップなのでこういうとこを見つけると脚をストレッチさせるためにも歩きます。
そしてこんな美しい場所で朝買ったパンを食べました。この後Croda del Becco周辺へも行き周辺散策をしました。


いやー、オーストリア、ルクセンブルクはハイキング欲を駆り立てるところですね。ハイキングメインの旅で行かなければ‥というスケールばかりですが。
先程のGoogle Mapsで拝見していただいたと思いますが、”行きたいところ”が多いんです。笑 

むしろ増える一方なのです。と思いを馳せ、車で会話が弾み、あっという間についにヴェネチア入り。

ここで参考までに。
ヴェネチアのホテルの料金は1泊大体120€〜(18,720円〜)
※2023/07/25調べ

しかしキャンプ場ならWiFi、シャワー、トイレ、etc…込で30€〜(4,680円〜)

キャンプと言っても侮るなかれ。
シャワーもトイレも意外に清潔。自然に囲まれ設備も充実。
なんと今回のキャンプ場はプライベートビーチもプールもあって40€/per nightでした。

と、言いましても今回私にとって初めてのイタリア。
プール?海?そんな時間なんて全く無く、朝出て夜帰宅。
帰る頃にはヘトヘトで一度もプールもプライベートビーチも利用しませんでした。笑
でも次回はもっとゆっくり行きたいと思います。
子供いたら絶対に楽しいだろうなぁ♡


Day 3

キャンプ場からフェリーに乗りヴェネチアの中心部へ。
昨日の朝白い息を吐いてたなんて信じられない程、カンカン照り。
暑い暑い。ええ、最高です。大好きですこういう日差し。

Venezia滞在日数 4.5日
この日のスケジュールはこちら。

  • ため息橋 Ponte dei sospiri

  • サンマルコ寺院 Basilica san marco

  • ドゥカーレ宮殿+コッレール博物館 Ducale + Museo civico correr


まずは、

ため息橋Ponte dei sospiri


16世紀に建設された歴史ある橋で夕方にため息の橋の下でキスをした恋人は、永遠に結ばれると言われているとか。世界中の恋人達に人気でした。

でも実はこの橋、ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋。
そのため、宮殿の尋問室から牢獄へ渡る囚人が嘆きため息をついたとして、ため息橋と呼ばれているという浮説も。
私達カップルは何故か、朝っぱらからキスしてきました😂

そして、Piazza San Marco サンマルコ広場へと向かう。

左を向けば一面この景色。


建物の谷間はこの景色。

どれだけ町を練り歩いても全くもって飽きません。
色合い、街の活気、日差し。どこかから聞こえる音楽。
好き、すごく好きです。


ドゥカーレ宮殿から見たサンマルコ広場

広場に到着。体を何度ターンさせて見たことでしょう。
大きく広がってて、建物も人もいっぱいなのに、清々しい何かを感じました。

サン・マルコ広場はベネチアの中心でもあり、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、また他にもコッレール博物館や時計塔など、歴史的で美術的価値のある建造物に囲まれている為、世界で最も美しい広場と言われているのだとか。近くに文豪ゲーテが訪れた「Cafe Florian」カフェラテ発祥世界最古のカフェや、ワーグナーがベネチア滞在中に立ち寄っていた「LAVENA」も現存していますよ。

何とも、歴史が隣りに座ってくる。そんな世界線。

ちなみに「Cafe Florian」めちゃめちゃ高いですw
おすすめはここです。

私、コーヒー大好きで、特にエスプレッソが好きなのですが、このイタリアの勝手にコインおいてショットのように飲んで帰れる文化。
最高としか言えません。
可愛いおじさん大好きな私。
ここの店主もドンピシャ好きでした。
「Ciao!」「Espresso per favore」「Grazie!」しか話してないけどw

さて脱線しましたが次に向かったのが、

サン・マルコ寺院 Basilica San Marco

聖マルコの遺体を祀るために建設された、ベネチアで最も有名で神聖な寺院で、世界遺産にも登録されています。
内部の装飾も豪華で、中でもパラ・ドーロは必見です。パラ・ドーロはヴェネツィア、サン・マルコ寺院の祭壇の後ろに飾られた金色の背障のことで、 ビザンティン美術の最も純化熟達した作品の一つとして世界的に認められています。
そして階段を登っていくと…

なんと、外のテラスに出ることができ、先程のサンマルコ広場が見渡せます。私168cmの身長なのですが、イタリアに居ると、なんか小さく見えます。笑

寺院や大聖堂など文化、宗教的場所には敬意を持って肌を隠すために建物内はしっかりスカーフで肌を隠してくださいね。

そしてDay 3 最後の

ドゥカーレ宮殿+コッレール博物館 Ducale + Museo civico correr


栄華を極めたベネチア共和国時代には、ドゥカーレ宮殿をメインとし、島内に多くの商館や豪邸が建てられ今も美術館等となり残っています。

ベネチア映画祭の会場でとして有名な、ベネチア・ゴシックを代表するドゥカーレ宮殿。

まさに栄華を極めている。見事。

11世紀に建設されたが、その後火災が原因で修築され、16世紀に現在の姿となったドゥカーレ宮殿だが、ベネチア共和国時代には、政庁兼宮殿として使用されていたという。

政治のために使用された部屋だけでなく、武器庫や牢獄も見学することができる。豪華な名画で、部屋の内部に豪華で壮大な絵たちが飾られている。

特に世界最大の油絵と言われているティントレット作「天国」は自分が絵の中に、いや天国にお邪魔してるとまで思える。

色んな意味でカメラになんて収まらないので撮る必要すらない。

そんな偉大な作品だ。

そして忘れてはいけないのがベネチア派を代表する巨匠ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロの作品も見れるので大満足なボリューム。

私たちは結局、宮殿+コッレール博物館合わせて4時間くらい滞在しました。

途中途中みえる窓からの景色が、一時もヴェネチアに居るんだ。と言うことを忘れさせません。


アート、建築物が大好きな私でも、流石に5時間の見学は疲れます。

でも、見てください。外に出る頃には街が。

溶けちゃう。私きっとこの国に、この街に恋してる。


そんなイタリア 一日目でした。笑
お昼はパスタスタンドで6€くらいのパスタ食べたのですが、
ま、じ、で。うまかった。
ヴェネチア結構食事高価なとこも多いので、是非、パスタスタンドで美味しいパスタ食べて、経験に贅沢にお金使ってください!
(でもフランスやベルギーより全然安い。)


各入場料について

ため息橋 ponte dei sospiri
→Free
サンマルコ寺院 basilica san marco
→寺院のみ6€、寺院+パラドーロ12€、塔のみ12€
ドゥカーレ宮殿+コッレール博物館 ducale + museo civico correr
→共通券30€

※2022年9月23日情報


私達はキャンプに戻り夕飯の自炊♡

ワンパン料理:クスクスのパエリア風

キャンプにクスクス。
本当におすすめです。米やパスタより早いし、軽いし腐らない。
コンソメキューブと水、野菜入れて10分もしないで食べれます。


ちなみに車での移動時もサラミとチーズ、ベーカリーのパン買って
トランク開けて座り、ジブリのパズーとシータのように食べます。笑


こういう瞬間も楽しいですよね



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