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【SLAM DUNK GI】8話 「アメリカデビュー」

桜木花道、20歳の年、自由の国アメリカに降り立つ。




「着いたぜ えっと ここは、、? まずはオヤジの言ってたところは、、、。」

広い道路を歩いているところ声をかけられる。


「桜木君? 桜木君だよねー? 赤い髪の?」
「えっ 日本語、、、、?」


桜木が振り返ると、日本人女性の姿があった。



「やっぱり桜木君ね。話はみっちゃんから聞いてるわ。私は秋子と申します。」
「みっちゃん??」

「安西君のことよ。みっちゃんとは高校の同級生なのよ。」
「オヤジのことか。」
「みっちゃん 元気?」








「おう 元気だ。太っているし。」
「みっちゃん かっこよかったな、、、、、、、。」




「はっ さては オヤジの高校時代の彼女か?」

「そんなんじゃないのよ。私はアメリカ人の夫とお店やっててね、みっちゃんに桜木君を面倒見てほしいって頼まれているのよ。だから安心してね。」


「おーー!!オヤジが ありがとうございます。この桜木花道しっかり働きますよ。バイトの鬼と言われた時代もあったからなーはっはっ」

「そうなの!? ランチは私が作っていて、夜は夫がバーを営業してるの。広場にはバスケコートを所有しているのよ。そこでストリートバスケチームの代表をやってるのよ。ほんと道楽よね。」


桜木と秋子が談笑しながら歩いていると、カフェ&バーといった店構えにバスケコートが広がる。アメ
リカならでは光景だ。


「ド ウ ラ ク、、、?俺はいつでも真剣だぜ Serious 」

「ヘイ!ハナミチ・サクラギ 話は聞いてるぜ。日本人にバスケができるのか? ジャポネーゼ。」



2メートルもあろうかという巨体の老人、秋子の夫のジャックが片言の日本語英語で登場。


「フン 愚問を。俺はジーニアス バスケットマン 桜木 ジーニアス!!」



調べてきた天才の英語で桜木節は健在だ。


「ジーニアス? 面白い GOOD せっかく来たんだ 汗でも流さないか?」
「おうよ。」

アメリカデビューの相手は老人!?


「ヘイヘイ 甘いぞ ハナミチ! スウィートだ!」
「こいつ オヤジと同じくらいの歳じゃ、、、、。」
「ほう ジャンプ力はなかなかじゃないか!」






「リバウンド キング サクラギ!!!」

「ばてたか? Tired?」
「フン フン まだまだ走れるぞ!」


「桜木君、うちは住み込みでは働けないの。準備は大丈夫かしら?」
「おう 大丈夫だ!」







桜木花道、日本で培った経験と軍資金を引き下げ、アメリカデビュー。

 未知の挑戦が始まった。









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