内田S

初老の男。 常に胃の調子が悪い。

内田S

初老の男。 常に胃の調子が悪い。

マガジン

  • 夜記

    日記ではなく、

  • 作話

    小説?

  • 音楽作成

    EDMとかいうやつ

記事一覧

映画「マリウポリの20日間」と「キラー・ナマケモノ」を、それほど間を置かずに鑑賞した。

あれもまた映画であり、これもまた映画である、ということに妙に感心した。

もっともそんなことに感心するのは、私が(とりあえずは)安全な環境でぬくぬくと生きているからなのだろう。

内田S
2日前
10

本当によく傘を失くす。今朝も雨が降っていたので傘をさして出て、昼頃ふと気づいたら傘を持っていなかった。何処に忘れたのか見当もつかない。
まるで最初から持っていなかったかのようである。
もしかしたら最初から持っていなかったのかも。
もしかしたら今朝は雨なんか降っていなかったのかも。

内田S
3日前
14

TVでは全くやらなくなったが、相変わらず新型コロナは夏と冬に感染の波が来ている。
今年の夏も気をつけなければ、と思っていたのだが、一週間くらい前から、医療従事者や高齢者施設職員などからの「コロナ増えてきた」というツイートが目につくようになってきた。

ちょっと早すぎない?

内田S
6日前
14

好きではないけれど気になる監督の映画2本「フォロウィング」と「プリシラ」

4月×日 新宿武蔵野館で「フォロウィング」(クリストファー・ノーラン監督) 「オッペンハイマー」は上映時間が馬鹿みたいに長いので遠慮させていただいて、代わりにこの…

内田S
6日前
19

つまらない映画を最後まで観るべきかどうか

「(映画館で)つまらない映画を最後まで観るべきかどうか」 という議論が、Twitterの片隅でちょっとだけ盛り上がっていた。 これについては、人それぞれ考えがある、とか…

内田S
8日前
20

今日は忌野清志郎の命日か・・・。

「いくつになっても、上手くはしゃべれない」
って歌詞には
いくつになっても共感する。

共感しないような人間になれた方が良かったのに、と思わないでもないけれども・・・。

内田S
10日前
22

アメリカやドイツで、イスラエルに対して暴力的ではない形で抗議をしていた人達が、警察によって暴力的に排除される映像を見てちょっとやりきれない気持ちに。
政府に都合が悪い意見が排除されるのはロシアに限ったことではない、ということをわざわざ西側が証明してあげなくてもいいのに。

内田S
11日前
16

「ゴジラ×コング新たなる帝国」の欠点は敵役の薄さ。とてもゴジラとキングコングが共闘しなければ倒せない相手に見えない。
ゴジラシリーズで難しいのは、キングギドラという圧倒的存在感の敵役がいるせいで、一度キングギドラを出してしまうと、その後の作品の敵役がショボく見えてしまうところ。

内田S
12日前
8

「ゴジラ×コング新たなる帝国」観た。

「怪獣大戦争」あたりの昭和ゴジラ映画を、とてもお金をかけて最新の技術で撮ってみました、って感じ。
あの辺の映画が面白いのと同じ意味で面白かったし、あの辺の映画を今あらためて見るとさすがにつまらない、というのと同じ意味でつまらなかった。

内田S
12日前
9

増上寺と東京タワー

もう1ヶ月以上前のことになるが、増上寺~東京タワーの辺りを散歩した。 特に記事にするつもりは無かったのだが、せっかく写真を撮ったので、記念に残しておこうと思いな…

内田S
2週間前
36

「現在93歳のクリント・イーストウッド監督の引退作と言われている法廷映画『Juror No.2』のポストプロダクション(撮影後作業)が終了したことがわかった」
という記事を見た。
引退は寂しいが、前作「クライ・マッチョ」があまり好きになれなかったので、もう一本見られるのが嬉しい。

内田S
3週間前
11

SOMPO美術館「北欧の神秘」

4月×日 SOMPO美術館で「北欧の神秘」展 「本邦初、北欧の絵画にフォーカスした本格的な展覧会」とのこと。 北欧の絵、ということでイメージどおり、寒々しい、それほど…

内田S
3週間前
49

映画三本「コール・ジェーン」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「パストライブス/再会」

4月×日 新宿ピカデリーで「コール・ジェーン」(フィリス・ナジー監督) まだ中絶が違法だった時代のアメリカ(とはいっても現在また違法になっている州もあるわけだが…

内田S
1か月前
22

映画の上映時間が長すぎる。

今に始まった事ではないのだが、長く椅子に座っていると尾てい骨の辺りが痛くなってくるし、トイレにも行きたくなる。 もう上映時間が140分を超える映画は見ないことに…

内田S
1か月前
85

東京国立博物館・東洋館

3月×日 上野の東京国立博物館(トーハク)へ。 【建立900年 特別展「中尊寺金色堂」】 というのをやっていたが、今日はそっちには行かず東洋館のみ。 東京以外の美…

内田S
1か月前
34

奇跡を呼ぶ声を聴く・・・「ミツバチのささやき」と「エル・スール」

映画は映画館で観るものであって、自宅で配信やらDVDやらで観るのは、あれは「映画を観る」とは別の体験なのだ、などと言いたいわけではない。 いや、正直言えばそう思って…

内田S
1か月前
24

映画「マリウポリの20日間」と「キラー・ナマケモノ」を、それほど間を置かずに鑑賞した。 あれもまた映画であり、これもまた映画である、ということに妙に感心した。 もっともそんなことに感心するのは、私が(とりあえずは)安全な環境でぬくぬくと生きているからなのだろう。

本当によく傘を失くす。今朝も雨が降っていたので傘をさして出て、昼頃ふと気づいたら傘を持っていなかった。何処に忘れたのか見当もつかない。 まるで最初から持っていなかったかのようである。 もしかしたら最初から持っていなかったのかも。 もしかしたら今朝は雨なんか降っていなかったのかも。

TVでは全くやらなくなったが、相変わらず新型コロナは夏と冬に感染の波が来ている。 今年の夏も気をつけなければ、と思っていたのだが、一週間くらい前から、医療従事者や高齢者施設職員などからの「コロナ増えてきた」というツイートが目につくようになってきた。 ちょっと早すぎない?

好きではないけれど気になる監督の映画2本「フォロウィング」と「プリシラ」

4月×日 新宿武蔵野館で「フォロウィング」(クリストファー・ノーラン監督) 「オッペンハイマー」は上映時間が馬鹿みたいに長いので遠慮させていただいて、代わりにこの映画を。 クリストファー・ノーラン監督の長編第一作。 1998年製作。 「オッペンハイマー」の公開を記念して緊急上映!ということらしい。 上映時間は約70分。 なんだクリストファー君、短い映画も撮れるんじゃないか。 主人公は作家志望の若い男。 適当な相手を選んではその人物を尾行するのが趣味(というか小説のネタ探しの

つまらない映画を最後まで観るべきかどうか

「(映画館で)つまらない映画を最後まで観るべきかどうか」 という議論が、Twitterの片隅でちょっとだけ盛り上がっていた。 これについては、人それぞれ考えがある、とか、正解は一つではない、とかではなく、ひとつの間違いのない正解がある。 その正解というのは、 「好きにすればいい」 というものである。 だがまあ、みんなそれはわかった上で、あーでもないこーでもない、と楽しくやっているのだろう。 × × × × × × 私の場合はつまらない映画なら迷うことなく席を立つ。

今日は忌野清志郎の命日か・・・。 「いくつになっても、上手くはしゃべれない」 って歌詞には いくつになっても共感する。 共感しないような人間になれた方が良かったのに、と思わないでもないけれども・・・。

アメリカやドイツで、イスラエルに対して暴力的ではない形で抗議をしていた人達が、警察によって暴力的に排除される映像を見てちょっとやりきれない気持ちに。 政府に都合が悪い意見が排除されるのはロシアに限ったことではない、ということをわざわざ西側が証明してあげなくてもいいのに。

「ゴジラ×コング新たなる帝国」の欠点は敵役の薄さ。とてもゴジラとキングコングが共闘しなければ倒せない相手に見えない。 ゴジラシリーズで難しいのは、キングギドラという圧倒的存在感の敵役がいるせいで、一度キングギドラを出してしまうと、その後の作品の敵役がショボく見えてしまうところ。

「ゴジラ×コング新たなる帝国」観た。 「怪獣大戦争」あたりの昭和ゴジラ映画を、とてもお金をかけて最新の技術で撮ってみました、って感じ。 あの辺の映画が面白いのと同じ意味で面白かったし、あの辺の映画を今あらためて見るとさすがにつまらない、というのと同じ意味でつまらなかった。

増上寺と東京タワー

もう1ヶ月以上前のことになるが、増上寺~東京タワーの辺りを散歩した。 特に記事にするつもりは無かったのだが、せっかく写真を撮ったので、記念に残しておこうと思いなおした。 とても良い天気で、そこまで寒くもなく、気持ちが良かった。 (この日は「そこまで寒くはない」と感じたのだが、一ヶ月ちょっとしか経っていないのに今日はもう「バカに暑い」・・・気温の変動が激しすぎる) 増上寺宝物展示室、というのがあったのだが、有料(700円)かあ・・・と思いスルー。 増上寺で一番面白かったの

「現在93歳のクリント・イーストウッド監督の引退作と言われている法廷映画『Juror No.2』のポストプロダクション(撮影後作業)が終了したことがわかった」 という記事を見た。 引退は寂しいが、前作「クライ・マッチョ」があまり好きになれなかったので、もう一本見られるのが嬉しい。

SOMPO美術館「北欧の神秘」

4月×日 SOMPO美術館で「北欧の神秘」展 「本邦初、北欧の絵画にフォーカスした本格的な展覧会」とのこと。 北欧の絵、ということでイメージどおり、寒々しい、それほど色鮮やかではない絵が多かった気がする。 嫌いな感じではなかった。 名前を聞いたことがある画家は二人だけ。 エドヴァルド・ムンクの絵が2枚、 アウグスト・ストリンドバリの絵が1枚。 ムンクはもちろん「叫び」で有名な人。 ストリンドバリは(ストリンドベリイとか、ストリンドベルクとかいろいろな表記があってやや

映画三本「コール・ジェーン」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「パストライブス/再会」

4月×日 新宿ピカデリーで「コール・ジェーン」(フィリス・ナジー監督) まだ中絶が違法だった時代のアメリカ(とはいっても現在また違法になっている州もあるわけだが)で、非合法だが安全な中絶手術を提供する組織「ジェーン」とかかわりを持っていく女性が主人公。 冒頭のシーン。 パーティーか何かをやっている建物の中を主人公が歩いていて、その建物の中はとても静かなのだが、扉を開けると、わっと外の喧騒(デモを行う人々があげる声)が響いて来る。主人公は警備員に「あれは何に反対しているの?」

映画の上映時間が長すぎる。

今に始まった事ではないのだが、長く椅子に座っていると尾てい骨の辺りが痛くなってくるし、トイレにも行きたくなる。 もう上映時間が140分を超える映画は見ないことにしよう、と今年の初めあたりに決意した。 上映時間で見るかどうか決める人は少ないかもしれないが、それでも例えば上映時間5時間30分なんていう映画があれば、多くの人はちょっと考えてしまうだろう。 自分にはそのラインが140分あたり、ということだ。 しかし、そう決意したのにもかかわらず、年が明けてもう2本も140分越えの

東京国立博物館・東洋館

3月×日 上野の東京国立博物館(トーハク)へ。 【建立900年 特別展「中尊寺金色堂」】 というのをやっていたが、今日はそっちには行かず東洋館のみ。 東京以外の美術館/博物館にはほとんど行ったことがないし、都内の美術館でもまだ行ったことがないところはたくさんあるのだが、今のところこのトーハクの東洋館が一番好き、というか居心地が良い。 まず何と言っても空いている。 もっとも日曜祝日には行ったことがないので、そういう休みの日は混んでいるのかもしれない。 ともかく平日にはこの東

奇跡を呼ぶ声を聴く・・・「ミツバチのささやき」と「エル・スール」

映画は映画館で観るものであって、自宅で配信やらDVDやらで観るのは、あれは「映画を観る」とは別の体験なのだ、などと言いたいわけではない。 いや、正直言えばそう思っているけれども、自分が配信やらDVDやらで映画を観ないのはそれが理由ではなく、単純に集中力に欠けているからである。 自宅で観ていると、2時間なら2時間、他のことに気を取られずに小さな画面を見続けることが出来ない。 高い金を払って、暗闇の中で、見知らぬ他人が周りにいる状況に放り込まれてなんとか集中力を保つことが出来るの