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アニメ・エロゲ・コスプレ、そして秋葉原を愛していた古のオタク。1記事2~3分で読めるオ…

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アニメ・エロゲ・コスプレ、そして秋葉原を愛していた古のオタク。1記事2~3分で読めるオタ全般の雑文や情報を垂れ流します。

最近の記事

「コスプレの著作権ルール化」は国の新しい課税方法の模索に思えてしまう。

#コスプレ著作権ルール化 が話題になっている。というか炎上。 ー著作権うんぬんの前にこの記事が話題になったあと、クールジャパン担当者が後のインタービューで「現状をよく掘り下げないとわかんないですけど。」って答えてたけど、そんな状況で「コスプレの著作権をルール化しなきゃですね。」なんて、軽率に言ってしまったのが炎上の引き金だろう。 カルチャーをよく理解してない人に、ルール化しよう。なんて言われても文句がでるのは当たり前。「コスプレ版のJASRACみたいなのができるの?」み

    • コラボ慣れしたアニメファンへのアプローチ方法

      なかなか良さげなコラボ商品を見つけた。 鬼滅の刃とチキンラーメン、両者が持つキャラクターストーリーがきれいにハマっていて、ついつい顔がほころんでしまうコラボ商品。 ーここ10年くらい。アニメと企業のコラボが増えてる。 ここ5年は特に多くて、こういったコラボ企画が多く実施されるにつれ、コラボに対するファンの目も必然的に肥えてきていて、既存画の使いまわしだけだと見向きもされないこともある。鬼滅の刃のようにクリティカルヒット作品であれば、既存画でもコラボ企画として成り立つ可能

      • Flashの終わりに想う、Flash黄金時代と私的ベスト5

        2020年12月31日、Adobe Flash Playerのサポートが終了。 僕がこの業界に入るキッカケを作ってくれたFlashの終わりに「Webの1つの時代が終わったなぁ。」と寂しさを感じてしまう。 仕事の上では大変お世話になったFlashだけども、どちらかというと”Flash作品(アニメ)”としての側面、特に2000年代初頭の「Flash黄金時代」と呼ばれていた時期のFLASH作品は20年だった今でもたまに見てしまう。 当時はTwitterなんて無いわけで、大体は

        • コスプレイヤーのグラビアアイドル化

          情熱大陸にコスプレイヤーの「えなこ」が出演。 コスプレイヤー(以下レイヤー)が情熱大陸にでるなんて10年前だったら信じられないわけだけども、ここ数年のオタクのライト化もあってか、コスプレもだいぶ市民権を得てレイヤー人口も年々増えている。そんな中、最近ずっと魚の骨がノドに詰まったような違和感を感じていて、ついさっきそれが言語化できた。 それは、レイヤーがグラビアアイドル化していくという現象。 日本では「キャラクター愛が強いが故にコスプレをする。」という考えが根強く、その再

        「コスプレの著作権ルール化」は国の新しい課税方法の模索に思えてしまう。

        • コラボ慣れしたアニメファンへのアプローチ方法

        • Flashの終わりに想う、Flash黄金時代と私的ベスト5

        • コスプレイヤーのグラビアアイドル化

          「○○風」における二次利用

          許可とってないパターン。 オフィシャルの許可取ろうと思うと大変なんですよね。というか版元なり、制作委員会でないとまず無理。だから「煉獄風」にして、あくまで「風(ふう)ですよ。」ってギリギリのラインを攻める。決して「鬼滅の刃」ではないのです。 名言付きでコスプレ衣装もありますやん。 この「〇〇風」問題、コスプレ文化では昔からあって、最近はACOSさんとかの大手が版権元の許諾・監修を受けた公式ライセンス商品を安く販売してくれてるようになったけども、それでもまだグレーなコスプ

          「○○風」における二次利用

          他人の感想でアニメを見る。そしてそれを、自分の感想だと思い込む。

          つい先日の話。 「○○○は今季アニメの覇権だね。」なんてうれしそうに話す友人がいたから、何々…そんなにオススメするならどれ聞いてみようじゃないのと、あらすじや良かったところを聞いてみた。するとアニメは見てないとのこと。「脚本や作画が良い。」「今季の覇権!」みたいなツイートをTLで多く見かけたために、そういう結論に達したみたいだった。 その時はふ〜んくらいにしか思わず違和感も感じなかったんだけども、改めて思い出すと、最近は他人の意見を聞いて(あるいはツイートを見て)アニメを

          他人の感想でアニメを見る。そしてそれを、自分の感想だと思い込む。

          コスホリ最上階で神秘と宗教を体験したという話。

          これはコスホリ(コスホリック)にいったときの記録であり、あくまで主観としての体験記である。 コスホリとは、コミケなどのイベントではNGの写真集(ROM)、いわゆるR-18のコスプレROMを出展することができるコスプレの同人誌即売会。年4回ほど都内で開催されている。 18歳以上であり、それを確認するための身分証、そして1冊2000円ほどのパンフレットを購入すれば誰でも入場することができる。当時コスプレをしていた僕は知人の女性レイヤーが出展するということではじめてそのイベント

          コスホリ最上階で神秘と宗教を体験したという話。

          マイオタク・イズ・デッド

          アニメを観るのが辛い日が来るなんて思いもしなかった。 月末には店舗特典のテレカ(死語)目当てで美少女ゲーム発売の列に並び、放送しているアニメはすべてHDDに録画してたものである。週末ともなればせっせとイベントに足を運び関連グッズも買い漁っていた。 その熱意はどこへやら。 美少女ゲームはその総プレイ時間を考えるとインストールすらせずに、買っては積むのループだし、アニメは見ないわけではないけど、好きな監督だったりよっぽど評価が良くない限り自発的に観ることは減ってしまった。

          マイオタク・イズ・デッド

          アニメデザインのスタンダードを確立したデザイナーとは。

          オシャレなアニメデザイン。 オシャレとオタクは対極であるなんて偏見を持っていた時期もありましたけど(そのオタクのマイノリティーがよかったりもしたのですが)、いまはアニメの広告媒体やパッケージには必ずデザイナーを起用、イラストディレクションまで携わったりします。ファッションブランドともコラボしてるくらいなので、それこそ”オタク”なんて死語だなと思うわけです。 さて、アニメにデザイン性を求めることは当たり前の昨今ですが、このスタンダードを確立したデザイナーがいるのをご存知でし

          アニメデザインのスタンダードを確立したデザイナーとは。

          面接してわかった、アニメカルチャー業界で採用されやすい1つのポイント。

          突然ですが、弊社はアニメカルチャーの分野でデザインをしたり、映像を作ったり、CDジャケットの撮影をしたり、プロモーションの企画を考えたりする会社です。(ここでいうアニメカルチャーとはアニメ、ゲーム、漫画、コスプレ、美少女ゲームなどです。) 会社を設立して5期目になるのですが、これまで多くのデザイナー志望の方を面接をする機会に恵まれ、アニメカルチャー業界、特に制作側の視点で求められる人物像というものが見えてくるようになりました。 もちろん、採用のタイミングやその会社との相性

          面接してわかった、アニメカルチャー業界で採用されやすい1つのポイント。

          スタドラからみるお姫さまという呪縛からの解放。【後編】

          ←前編はこちら さて、そんな非日常が日常になりかけていたころ、ワコが所属する演劇部の舞台発表が行われます。それが22話の「神話前夜」。 ・非日常という渇望が満たされてしまう。表向きにはサイバディの成り立ちなどが明かされる劇なのですが、もう一つの側面としてワコ×タクト×スガタの関係性(アプリボワゼ)を比喩していています。スガタは「宿命」を、タクトは「ワコ」を選び、タクトとワコは「キス」して終劇となります。 演劇内とはいえ、三者の関係性の結末のようにみえます。 劇中でも重

          スタドラからみるお姫さまという呪縛からの解放。【後編】

          スタドラからみるお姫さまという呪縛からの解放。【前編】

          前の記事では、その最終話の素晴らしさにテンションMAXなリビドーで書き上げてしまいましたが、一晩寝て落ち着いたので、今度は冷静になって作品全体の考察をしてみます。 改めて本作は、2010年10月3日から2011年4月3日まで放送された作品。約10年前の作品で脚本は榎戸洋司氏が担当。 STAR DRIVER 輝きのタクト 日本列島の南に位置する南十字島。この島に活発な少年ツナシ・タクトが「青春を謳歌する」ためにやってくる。しかし、この島にはある秘密があった。島の地下には「サ

          スタドラからみるお姫さまという呪縛からの解放。【前編】

          「STAR DRIVER輝きのタクト」の最終話は神回だった。

          久しぶりに一気観した作品。 2010年10月3日から2011年4月3日まで放送された作品なので約10年前。劇中ではガラケーが使われていたりと、20年代に観ると時代を感じてしまう…。 リアルタイムでは10話くらいまで観た記憶があるんだど、当時はいまいちハマれず、コスプレして(<ゝω・)綺羅星ッ!ごっこした記憶のほうが大きい。 STAR DRIVER 輝きのタクト 日本列島の南に位置する南十字島。この島に活発な少年ツナシ・タクトが「青春を謳歌する」ためにやってくる。しかし、

          「STAR DRIVER輝きのタクト」の最終話は神回だった。

          炎上しないコラボに重要なのは、それを見極めるものさしを持つことだなも。

          「ジェラートピケ」と「あつまれ どうぶつの森」がコラボしたルームウェアが発売されるだなも! ジェラピケといえば、メンズラインもあるものの、基本的には女性向けのルームウェアブランド。しかもルームウェアにもかかわらず割高なので、彼氏が彼女にプレゼントしたりするパターンが多く、(個人的に)リア充女子が好むブランドというイメージがある。。 そんなリア充女性向けブランドがゲームとコラボするというのは90年代頃では考えられないだろうし、多くの女性にとってゲームが一般的になっているんだ

          炎上しないコラボに重要なのは、それを見極めるものさしを持つことだなも。

          秋葉原のバブル崩壊と廃墟化。

          こんな記事を見かけた。 職場が明治神宮前なので原宿から人が減っているのはよく分かる。 あくまで体感としてなんだけど、その多くは外国人観光客であって、記事でいうJKの減少というのはあまり感じられず、若い女性は今も多い。流れているというわけではなく、新大久保という選択肢が増えただけなのかも。 コロナの影響で外国人観光客が日本から姿を消したけども、原宿以上に「秋葉原」はそれが顕著だ。 秋葉原の街はいまも(こちらも体感としてになってしまうのだけど)、土日でも最盛期の60%くらい

          秋葉原のバブル崩壊と廃墟化。

          「アニメ×デザイン」時代の流れを簡単に考察してみる。【前編】

          最近は当たり前のようにアートワーク・ロゴデザイン・プロップデザインなどのデザインに関する表記が、アニメEDのクレジットで見られるようになった。フォント提供なんてクレジットもあったりと、デザインに対する理解が一般的になってきなぁ…なんて思ったんだけど、そもそもデザインを意識したアニメ作品っていつくらいから出てきたんだっけ。 体感としては2005年くらいからそういった作品が増えてきた感じがしていて、『交響詩篇エウレカセブン』なんかその時期。エウレカ見た時は「アニメなのにオシャレ

          「アニメ×デザイン」時代の流れを簡単に考察してみる。【前編】