見出し画像

会社にはあって、夫婦にはないもの

家族みたいな会社っていいですよね。


求人誌の「アットホームな職場です」は信用できないですけど、


福利厚生とかしっかりしてて、体調悪い時とかはすぐ休ませてくれて、


文句言ってくる人もいなくって助け合いで仕事が回っていくみたいな会社はいいですよね。

逆に、会社みたいな夫婦はどうでしょうか?

文字面だけ見るとビジネスライクで、冷たい感じするかもしれないですけど、そうでもないんじゃないかなと思うんですね。

つまらん会議ってのも存在するとは思うのですが、参加者が主体的に関われば質の高い会議って実践できると思うんです。

そうなると、夫婦でも会議と称した話し合いは必要だと思います。


子供がいれば子育てのこととか、日頃の家事の分担とか、休みの日の過ごし方とか、旅行の計画立てたりしてもいいと思います。

他にも会社にはあって、夫婦にないものと言えば、部署ですね。

時間的なことであったり、得手不得手であったり、こだわりのあることなどで、生活の中で、役割分担が夫婦にはあると思うのですが、

我が家で言えば、基本的には手が空いてる方が家事とかはしています。

私は、掃除がどちらかというと苦手で、自分の物自体は少ないので、散らかったりはないですし、片付けは好きで得意な方だと思います。

なので、食器洗いとか、洗濯干したり取り込んだりは苦じゃなくできるのですが、掃除は腰が重いんですよね。

多分、終わりが見えないってのが原因なような気がしていて、


掃除機も一通りかけたら終わりですが、どこまで物を避けるのかとか、掃除機し終わったのに、すり抜けた埃を見つけたらもう1周しないと気が済まないですし、


トイレ掃除も綺麗にしたらそのトイレ使いたくなくなるし、お風呂掃除も一緒ですね。

でも奥さんは、トイレ掃除とかお風呂掃除とか掃除機がけはもちろん好きじゃないとは思うのですがそこの清潔はこだわる方で、


逆に乾いた食器を棚に片付けるとか、干してる洗濯を畳んで収納するのは明らかに好きじゃないみたいなので、


私がしており、凸凹がうまくはまってるような気がします。

食器部門と洗濯物部門の長は私が兼ねていて、トイレ部門とお風呂部門と掃除機がけ部門の長は奥さんが兼ねていて、この兼任してる部門通しのつながりは連携取れてるんですよ。

ただ、玄関部門が今責任者がいなくって、結構トラブってるんですよね。

最近、走る靴を奥さんに買ってもらいまして、毎日ちょっとずつだけですけど走ってます。


まだ1週間だけですけど。

こういう習慣を継続するにはいかに日常に組み込んでしまうかってことが重要だと思うので、朝はパジャマのまま走ってしまいますし、靴も玄関に出しっぱなしにしとくんですね。


思いついた時にすぐ走れるように。

でも玄関は一応暗黙のルールでスリッパだけは出したなりでもいいけど、基本的に靴は靴箱に戻すことになってたんですね。


私と奥さんのスリッパが1つずつだけだったのが、私の走る靴が増え、私が仕事で履いて行った靴が増え、


そうなると1つ増えても誤差でしかないので、奥さんも靴箱に戻さなくなり、


足の踏み場の無くなった玄関で、私の買ってもらって間もない走る靴を踏まれてイラッとしたんですね。

これは靴を出したままにしてた、私が悪いです。


踏まれるようなところに置いてた私が悪いです。


しかも玄関なんてめっちゃ共有スペースなんで責任者とかなくても綺麗にしておく必要があるんですよね。


さすがに1週間毎日走れてたら次の1週間も走れると思うので、一旦靴は片付けて毎日出して走るようにします。

あと揉めてるのが冷蔵庫係なんですけど、


これは料理部門の1つの係で、あると思ってたものがなかったり、ないと思って買ってきたら、買ってきてくれてたってことがたまにあるんですね。


私も料理は好きなので、するのですが、回数としては奥さんの方が多くて、実質料理部門の長的なところあるんですね。


先日休みで時間があったので、作り置きできそうなおかずをいくつか作りました。


そしたら、数日後奥さんに、


「醤油使った?無くなってるんやけど」って言われました。


確かに醤油は使ったんですけど、その時はなくなってはなかったんですね。

あったなかったの水掛け論になることは目に見えてるので、


「無くなってはないと思うけど、ごめん」と謝りました。

そしたら、「無くなったら言うか、買ってきて」って言われたんですね。


まあおっしゃる通りで、そらそうですよね。


それはわかってるんですけど、なんかモヤっとした、


という出来事があったので、


子と2人の時に、子が最近ヨーグルトにブルーベリージャムを乗せて食べるのにハマっているので、


その日も食べてたら、あれよあれよという間にヨーグルトがなくなってしまいました。


こらあかんということで、ヨーグルトの補充にすぐさま向かいました。

そしたら奥さんもヨーグルトが少なかったことを把握していたようで、出先からヨーグルトを買って帰ってきてくれたんですね。

すると今度は、


「買ったら買ったって言ってよ」って言われてしまいました。

こんなん言ったら屁理屈やと思われるかもしれないのですが、


なくなったら言うか、買うかなんですよね。


んで買ったら買ったで、買ったって言わないといけないんですよね。


これ例えば役所で、


「あーそれはこの窓口じゃないです」って言われて、


次のとこ教えてもらったのに、そこでもここじゃないみたいに言われて、窓口のたらい回しに合うみたいなことあるかと思うのですが、


同じ役所で働いてるんやから、連携取れよ、って思うんですけど、


実際そこまで連携取れないし、専門性を高めて質の良いサービスを提供するために部署を分けてるんですよね。


しかも、どこの場所でも人材不足ってのはあると思います。


夫婦なんて2人だけですからね。


人材不足も人材不足ですからね。


なので、そもそも全てのことをクオリティ高くするってのは難しいと思います。

でも、2人ってことをポジティブに捉えて些細なことでも密にコミュニケーションとった方がいいと思うんですよね。


もちろん、それはわかってはいるんですけど、


なんとなく他所の部署行くのって緊張しませんか?


学生時代で言うと友達に教科書借りに行くけど、その友達以外は知らん人ばっかの教室に行くみたいな。

しかも、自分の部署のことを他の部署の人間に言われると、ちょっと空気ピリつきますよね。

私もかつて、洗濯物片付けるところが違うと指摘された時に、


ほなご自分でやらはったらよろしいやん、って


一瞬思いました。


思ったのは一瞬で、もちろん声にも出さず、すぐに正しい場所を伺って、メモして今は黙ってやってます。

だから、奥さんとは言えなんとなく言うの躊躇うんですよね。

別に仲悪い訳ではないと、こちらは思ってますが、どこに地雷が潜んでるかもわからないんですよね。



んなこと言ってても仕方ないので、他部署の責任者ではありますけど、


言っても夫婦なので、


恐らく求人誌のアットホームな職場よりはアットホームだと思うので、


シュークリームでも買って、機嫌が良さそうなタイミングを見計らって、声かけてみようと思います。

この記事が参加している募集

家事の工夫

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?