死 そして 目覚めて
やはり 書き残しておこうと想う。
緊急入院から病室へ
先生の顔を観て 一時間も経ってないかと
今から腰椎穿刺をして 髄液を採取します。
リスクは….
噂では 激痛だと聞いていた。
局所麻酔を打つ その麻酔注射が痛いから
打たない先生もいると
“どっちみち 痛いから”と笑う先生。
ベッドに横たわり 海老の🦐ように。
そう 子宮の中で眠る胎児のように丸くなる。
穿刺が始まり 太い針に髄液が吸い込まれる時
不思議な感覚に包まれる。
段々意識が遠くなって行く….
“死”
髄液が体外に出るなど 日常では無い。
しばらくしたら 遠くから 声が
聞こえる。
“もう終わったよ”
身体的には 何も変わらない。
もしもがあっても ここは大学病院
どうにでも 生かしてくれる。
ただ一度 死んで 生きかえった
感覚だけは 何故か残っている。
今 生きてるから
子宮から生まれでたような
不思議な感覚から始まった
動けない
大木
だった
“動いたら あかんよ”
あ
はい
主人がそんな 事になってるとは知らず
こんな物語を
綴っているとは🐈⬛
主人の 夢 一緒に 覗いてみませんか
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