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【日経MJ第6478号】気になる記事紹介

企画アイデア立案の ”ヒント” ”気づき”に。
個人的ラブな新聞の日経MJ新聞約80〜100記事から気になる記事3〜5を備忘録兼ねて紹介。時間効率よく新たな企画&アイデアにご活用ください。
内容はフード/コンビニ/エコ環境/地方創生/新規事業/エンタメが多めです。(※日経MJは有料記事です)
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(1)忙しいからアウトレット 2強売り上げ最高のワケ 遠出で「買い物に追い込む」ニーズも

【まとめると】
・苦戦する大型商業施設が増える中、アウトレットモールが好調
・三井不動産、三菱地所系の2強の売上高は過去最高を更新
・三井不動産、全国12施設運営三井アウトレットパーク2018年度売上高3289億円と17年度比2%増。2年連続増収、19年度上期も7施設が過去最高
・三菱地所・サイモン、全国9カ所で手掛けるプレミアム・アウトレットも18年度テナント売上高3535億3100万円と17年度比3%増。19年度上期も5施設が過去最高
・プレミアム・アウトレット御殿場は立地も強み。富士山を望む観光地だけに「来場客のうち外国人は約3割に上る」
・ミレニアル世代の家族は共働き率が高く平日家族で過ごす時間が短い、「買い物を家族も自分も楽しいものへと変えたい」とする割合6割
・買い物とエンタメの場としてのアウトレットは「ショッピングリゾートへ進化する」、昨年12月に御殿場の敷地内にホテルと日帰り温泉施設を開業
・今夏、りんくうプレミアム・アウトレットの第5期増設も予定し、海沿いにグランピングなどが楽しめる約2万平方メートルのパークを設置

お正月に三井アウトレットパーク入間へ行った。凄い人で溢れかえっていた。

アウトレットは、「アウトレット=安い」というところで、認知が広がり支持を集めていたと思う。高級品・ブランド品を買うならアウトレットがお得という感じで。

今はそれだけではなくなったようだ。

「アウトレット=レジャー買い物。さらに安い。」レジャー要素を強くすることにより付加価値をあげているようだ。

御殿場アウトレットモールのホテルと温泉のサイト。確かに、都内から車で行くと2-3時間かかる。買い物で1日あってもずっと買い物できるくらいの広さとテナントの数。日帰りだとまた2-3時間車を運転することになる。

帰りの運転疲れるから一泊しよう。少し休憩しよう。
「富士山みながら露天風呂」

これは需要があるだろう。
久しぶりに御殿場へも行きたくなってくる。


(2)不意の客にも非常食 おしゃれな容器で日常使い

【まとめると】
・建築金物商社の杉田エース、防災用品を非常時だけでなく日常利用できて生活になじむものと定義、味にこだわる非常食やデザイン性の高い防災グッズを提案
・2019年12月、東京・新宿の新宿マルイ本館に「IZAMESHI Table(イザメシテーブル)」という名のカフェが誕生
・開放的な店内ではスパイシーなカレーやだしの効いたうどんなどが食べられ、杉田エースが14年から発売する「IZAMESHI(イザメシ)」を使ったメニュー
・イザメシは賞味期限3~5年、水やお湯が必要な一部のごはんや麺以外は袋や缶を開けてすぐ食べられる
・あえて「非常食」とは呼ばず「長期保存食」と言う、これまでの製品とは一線を画し、見た目も中身も日常を意識している
・従来の非常食は種類が少なく、おいしいという印象はあまりなかった、イザメシはごはん物から和の総菜、麺、丼、菓子と種類が豊富
・ほとんどの商品は、うま味調味料不使用の上、アレルギー物質にも配慮
・ブランド名の「IZA(いざ)」は災害時はもちろんのこと、忙しくて料理する時間がないとき、病気で買い物に出られないとき、不意の来客
・非常食の分野で買い手の安心安全につながるブランドがあまりない点にもビジネスチャンスを感じ、14年にイザメシを開始、毎年新シリーズや自宅・オフィスで備蓄できるセットを発表

自宅の非常食を把握できていないという課題があるので、そろそろ意識しないといけないと思っている非常食。とても素敵なブランドがあった。

実際に食べてみたいのでお店に行ってみよう。


以前も日経MJ気になる記事でローリングストックのことは取り上げている。が改めて確認していく必要があると思う。企業のサービスとしても販売しているところもあるので、活用していくのがいいと思う。

もう少しサービスを変えて展開できる気がする。とてもいいサービス。


(3)ホテル・飲食店 青汁浸透計画 キューサイ、5年で20億円 訪日客需要に的

【まとめると】
・キューサイ、ホテルや飲食店向けの業務用青汁の販売拡大
・ホテル朝食ビュッフェなど需要が見込めるため、専門部署を設け営業担当社員を順次増やす
・看板商品の青汁は個人向け通販が主力だが、競合他社も多く販売が伸び悩む
・スーパー小売店向け販路も開拓し5年以内に法人向け売上高20億円目指す
・欧米を中心に広がるビーガン(完全菜食主義者)が安心して飲用できることを保証する民間団体の認証も取得
・ホテルや飲食店を利用するインバウンド(訪日外国人)需要を取り込む
・2017年法人向け営業部署を新設、18年業務用粉末商品「キューサイ青汁のある食卓」発売本格参入
・業務用粉末は個人向け商品に比べて販売単価を抑制、1袋当たり容量が少なく使い切りやすくした
・キューサイグループ18年度売上高275億円で4年で約2割減った、業務用製品など法人向け事業売上高19年1~4月に前年同期比7割増と伸びている
・青汁を含むヘルスケア商品を卸販売している店舗は現在114店、21年まで5000店舗まで増やす計画

青汁は毎日飲みたいけどまずまずの値段がする。青汁を飲んでいる世代はシニア層がメイン層。今後も伸ばせる可能性があるが、若い世代へ広げていけないと、数年先は飲む人がどんどん減っていく。

Bにターゲットを拡大させていく戦略はとても理にかなっていると思う。ガストのドリンクバーに入っていてもいいと思う。シニア層に喜ばれるし、若年層にも飲む機会を提供できる。

アサヒ緑健のサンプルを昨年飲んだが、めちゃくちゃ美味しかった。ミルクと混ぜて飲んだら抹茶ラテのよう。

価格がまずまずするので、定期購入とはならなかったが、「あーまずい」は昔の話のようだ。


(4)サラリーマンの聖地 新橋でビール発信!! 日テレ系

【まとめると】
・日本テレビホールディングス子会社日テレ7と東京都港区、「サラリーマンの聖地」と呼ばれる新橋地区商店会などと連携してクラフトビール開発
・マンゴーや桃などフルーティーな香りが特徴でラベルにJR新橋駅前SL広場にちなんで夜のネオンに照らされたSLが描かれる
・「新橋SLビール」新橋駅前飲食店で提供を始めたほか、今後新橋の酒店やコンビニエンスストアなどでも取り扱う予定
・オーストラリア産のホップほか、東京都港区やニュー新橋ビル商店連合会と友好協定を結ぶ福島県いわき市の米を原材料に使った
・ラベルデザインはハクション大魔王などを手がけたタツノコプロ、三重県の醸造所が製造

お酒飲めないのにクラフトビールを度々取り上げてしまう。それほど、今ブームになっているようだ。

「新橋SLビール」の例は、自身としてはあまり好きではなく、結局ネーミングと展開を新橋に絞って、新橋のサラリーマン向けに作っただけ印象になった。記事を読む限り。

その土地の材料、その土地で作る、などもう一歩進んだプロダクトがいいなと客観的に思う。


(5)ホテルの朝食、サブスクで

【まとめると】
・京都タワーホテル、飲食利用にサブスクリプションサービスを取り入れた
・和洋食をそろえた朝食ビュッフェは通常大人1人1830円のところ1カ月3800円で利用できる
・ランチビュッフェは直径22センチの皿に1回、盛れるだけ盛って楽しむルールで同4500円
・両プランとも平日の利用に限る

これは最高だ。職場か家が近かったら100%利用する朝食サービス。
毎日家族で準備してホテルで食事して出社する。それで朝食準備の手間も省ける。最高だと思う。ホテル側もビュッフェなので、ロスだったものがサブスクの金額に変わるような考え方で問題なく営業できると思う。

最近話題となった牛角のサブスク。そりゃこうなりますよね。

では、また次回お会いしましょう。


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