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白でも黒でも、笹を食うパンダは、よいパンダ

いやいや、元々白黒だしね(笑)

1869年の3月11日、中国の四川省の民家で伝道中のフランス人神父さんであるアルマン・ダヴィドが、
白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられました。


それが、西洋でパンダが知られるきっかけとなったといわれています。

ダヴィドはジャイアントパンダのレプリカ標本を、
パリの自然歴史博物館に送って、それから1年後の1870年に研究を進めたミレー・エドワードによって「Ailuropoda melanoleuca(アイルロポダ・メラノレウカ)」という学名を付けられます。


「Ailuropoda」は、古代ギリシア語で「猫」と「足」の合成語です。「melanoleuca」は、同じギリシア語で「黒白の」と意味です。まさにパンダの見た目のままですよね~!


ちなみに「パンダ」って呼び名はネパール語のようで、
「竹」を意味「ポンヤ」からで竹を食べるものということと、「五指を含む手のひら」という意味の「ポンジャ」が由来だと2パターンあるんですって。


この「パンダ」は元々白黒のパンダではなく、
今ではレッサーパンダと呼ばれている種類に付けられた呼び名だったわけですが、白黒のパンダが現れたことで、元々パンダと呼ばれていた動物がレッサーパンダと呼ばれるようになるというちょっと不思議な事態が起きるんですよね。


上のネパールの呼び名のなかに「五指」と書かれていますが、パンダって実は7本指なんですよ!

5本指ではあるんですけど、親指の外側の骨と小指の外側の骨が進化して器用に使えるようになっているため、骨格的には7本指のようになっているんです。
(パンダすげーーー!)


パンダってずっと笹とか竹を食べているイメージありますよね!?それはそうなんですよね。

だって、だいたい20キロの笹とかを食べなきゃいけないんです。なので、その量を食べるためには10時間くらいかかるわけです。

その結果ずーっと笹を食べているってことになるんですよね。


さらにさらに、タイヤで遊んでいたり、ぐるんぐるんしている感じもしていますよね!?

あれにも理由があるんです!

パンダって内臓的は笹とか竹を消化出来ないんですって。10キロ食べたとしてもそのうちの2キロくらいしか吸収出来ないので、エネルギー不足のうえに、
肉食動物と同じ胃腸構造のために消化に時間がかかるためにそうなってしまうのです。


じゃあ、笹を食べるやめればとなりそうですが、
食物競争で獲得した食べ物が笹だったので、今からパンダの食生活を変えるのは至難の技ですよね。

ただ、飼育下ではにんじんとかりんご、野生の場合は虫とか小動物などを食べたりもするようです。


パンダって不思議な動物ですよね。
ということで、本日3月11日はパンダ発見の日です。


実は宗田、パンダを生で見たことがないので、
いつか和歌山アドベンチャーワールドに行きたいと思っているんですよね~!

皆さんは生パンダ見たことありますか!?

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。

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