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#親の介護 「日々の人生会議」    

つながり活動の企画の1つである、「ちょいユル雑談」。noterの柿葉さんとリモートにてご一緒させて頂いた内容の、御報告の第二弾です。


会話の中で、うりもが影響を受けた2つ目の「 深まりポイント 」は、親の介護についての心の準備についてです。

「 受け入れる耐性をつけることも必要だ 」


柿葉さんは、そんな風に会話の中で表現されていました。

目次

1. 親が居なくなった姿を想像してみる

2. 日常的に死についての会話をする

3. 死生観を持つ

4. 受け入れる耐性をつける

5. うりもの個人的な感想


 1.  親が居なくなった姿を想像してみる

柿葉さんはご両親と一緒に生活をする中で、何かにつけてご両親が「居なくなった姿」を想像してしまうそうです。その度にいつも「ジ〜ン」ときてしまうとのこと。そしていつもその度に「今しかない」「いつかは旅立つ時が来るんだ」と思い直すことが出来るとのことでした。その中でも、心が揺れ、「あまり死のことを考えると、死を引き寄せてしまうのではないか」、いやいや「前向きに考えないと」等、心が揺れたりしながら、結果的に優しい気持ちを持てるようになるとのことでした。

  2.   日常的に死についての会話をする

柿葉さんのお父様はよく、「死にたい」と発言されることもあるとのこと。その時に腫れ物に触るように関わるのではなく、気持ちを受け止めながら会話を続けるとのことでした。例えば、お父様のご兄弟がお亡くなりになった時に、写真を見ながら、「お父さんはどんな写真を使って欲しい?」とか、決して傷つけるのではなく、自然な会話の流れの中で、ご本人の希望を聴いていくことを避けずにされているとのことでした。もちろん励ますこともするのですが、死をタブー視せず、日常的に話していくことで、死を身近に感じることができ、耐性が身についていくのではないかということでした。

  3.   死生観を持つ

柿葉さんは、もしお父様が旅立たれた時は、「自分は泣かずに見送りたい、明るい雰囲気で見送りたい」と思っておられるとのことでした。日本では、「人生会議」という、もしもの時のためにご本人が望む医療やケアについて、前もって考えて家族等や医療・介護ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みが導入され始めていますが、まだまだ積極的には進められていないのが現状で、「そんな話なんて、縁起でもない」という風潮が根強いとのことです。そんな風潮のため、死について話あう機会も少なく、死生観がペラペラな人がまだまだ多いとのことでした。急に終わりの時期に近付くと、冷静に考えることができないし、やることも増えて忙しくなる場合もあるため、早いうちから死生観については考える機会があった方がいい、死生観があることで、落ち着いた介護ができるのではないかということでした。


 4.   受け入れる耐性をつくる

日常的に話す機会や考える機会があることで、親の死生観が理解でき、その死生観に沿ったより良いサポート(ご自身の選んだ生き方)が出来る。先にそれらを理解する準備をすることで、受け入れられる耐性ができていくということでした。また、土壇場になって考え方が変わることもある。それも見越した「受け入れる耐性作り」になるのではないかとのことでした。


「 ん〜、 深まります〜 💕🦍 」


 5.  うりもの個人的な感想

自分の母親の介護の中で、「母親の望む最後」については、直視できていなかったことに気付かされました。「まだまだ生きてほしい、励ましたい」という気持ちだけで、なんとかしようとしていたというか、結局、死が怖くて、死を受け入れられていないのだということがわかりました。介護の職場では当然のように話が出来たとしても、いざ自分の母親のことになると、目を背けてしまっていたのかなと思います。少しずつ、母とも会話の中で死生観について聴いてみようと思い直しました。
自分の死生観については、ケアマネージャー研修などで考える機会があり、「最後は自宅で息を引き取り、子供達に死というものを見せたい」「お葬式は、結婚式のように楽しく行ってほしい」という思いはあります。ただ、妻や子供達がそれを受け止めてくれるかは、今のところは自信がありません(笑)。

昨日の夜に、少しずつ自分の妻や子供達に死生観について伝えていこうと思い、夕食時に、まずは軽い感じで問いかけてみました。

私 「 なあ、もしお父さんが死んだら、どう思う?」

娘 「 ん、別に・・・」

息子「 そういえば保険って入ってるの?」

妻 「 そんなこと言ったら、かわいそうやんか〜、

    私やったら傷つくわ〜。」

私 「 せめて、笑いで終わらせて〜っ!!(T . T) 」



はい、ゆっくり、話し合っていきます。


以上、柿葉さんとの「ちょいユル雑談」、ご報告パート2でした。


人とつながることで、自分の考えや思いが更新されて、自分自身の心が豊かになっていくように感じます。皆さんも、一緒にこの感覚を味わいませんか?

「介護・家族・子育て・生き方」のことについてお話ししてみたいと思う方は、是非リモートでつながらせて頂きたいと思います。

親の介護や死生観については、考え方は人それぞれ。
色んな人のお話を聴いて、受け止めながら自分の考えを、
より良いものにしていきたいです。


スタンドFMの告知です↓

3月3日(金)21:00〜

「 さぼ姉とうりもの ふ・き・だ・す ライブ 」

2回目のライブ配信を行います。

今回は、ゲストに noterのアークンさん をお迎えし、

電車ネタで盛り上がろうという回になります。

私、うりももアシスタントとして参加させて頂き、アークンさんや、

コメント欄の皆さんと、つながりを深めたいと思っています。

是非是非、当日、

コメント欄にお越しください!!

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