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教師になる前に海外経験をしておくべき?

こんにちは。
もしあなたが英語教師になるなら、海外への留学やインターンなど経験をしておきたいですか?

留学経験の有無によって英語教員になる上でのメリットは様々です。英語教員の英語能力や海外経験に関する調査結果によれば、これらの要素は今なお改善の余地があるとされています。現代で問題視されている点は2つです。

1.英語教員の英語能力の不足
令和3年度の英語教育実施状況調査によると、現在の英語担当教員のうち、中学校では40.8%、高校では74.9%しかCEFR B2レベル以上とされておらず、これが課題視されています。
→中学では半分以上、高校では約2.5割の教師が英語の能力が足りない!

2.英語教員の海外経験の不足
平成28年度の「英語教育実施状況調査」によると、海外にある学校や研修施設へ通った留学経験がある英語教員は、中学校で51.1%、高校で51.3%にとどまります。中学校、高校ともに半数以上の教員が海外経験がないという結果が示されています。

内訳を見ると、留学経験者のうちほとんどが1ヶ月〜半年未満で、1年以上の留学経験がある英語教員は中学校では9.1%、高等学校では10.5%となっています。調査から明らかになる通り、英語担当教員の海外留学経験者の割合は低いことが浮かび上がります。

2015年時点でのデータによれば、英語担当教員のうち海外留学を経験した者の割合は、正規留学も語学留学も含めて全体の51.9%でした(前年度は48.9%)。留学経験のある教員の30.0%が1か月未満の短期留学を経験し、1年以上の長期留学経験者は20.9%でした。

これらの結果を踏まえ、英語教員としての職務において海外経験がもたらすメリットについてご紹介します。

海外経験を持つメリット

・多文化理解と柔軟性の向上
海外経験を積むことで、多様な文化や価値観を理解し、それを教育に生かすことが可能となります。多国籍やLGBTなどにより理解を深めたうえで、生徒に接することができるのではないでしょうか。

・生徒へのサポート力向上
生徒の留学志向が高まる中、留学経験者である教員は、生徒へのサポートが期待されています。生徒が抱く疑問や希望に、具体的な経験をもとに答えることができ、より信頼性のあるカウンセリングが可能です。

・教科書の内容だけではなく、自分の見た世界への価値観を共有できる
海外に出ると教科書の英語だけではなく、英語への柔軟性が必要なことを学びます。教科書だけでなく、自身の経験を交えながら生徒に英語を教えることで、より実践的で興味深い授業が可能です。教科書にはないちょっとしたワードや、あなたがどんな経験をしたのか生徒は気になるはずです。

・自分への自信や勇気を持つ
海外経験を通して、自分に自信や勇気が芽生える瞬間があります。言葉の通じない外国での長期滞在や、治安が安定していない国での留学では、予測できないトラブルに直面することもあります。しかし、これらの困難を克服した経験は、単なる英語力の向上だけでなく、強固な自信を築く助けになります。自分の限界を越え、新たな可能性を見出すことができるかもしれません。そして、これらのエピソードを生徒と共有することで、彼らにも新たな視点と勇気を提供できるでしょう。

海外の経験がなくても英語教員になることは可能ですが、このように自分が実際に海外を体感し、感じたことを生徒に共有できるというのは非常に大きなことですね。

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