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傷跡

無意識のうちに足を掻いていたのに気づいて、虫にでも刺されたか?と確認すると赤くプックリ腫れていて、その横に傷跡がうっすらと残っているのを発見しました。

それは中学生の時、体育大会のリレーの練習でド派手に転んだ際に負傷したもの。

体の傷は薄れていくけど心の傷はいつまでも消えないといったような詩をどこかで見たような気がしますが、体の傷も意外と消えないもんだな・・・なんて思ったりしました。どうもカモです。(前置き長っ!) 


 (・◇・)


傷と言えば、上で書いた足の傷の他に顔と手首にも傷跡があります。

あ、カモなので手首ではなく手羽先でしょうか?(急に設定を持ち出す)

誰かに矢を打たれたわけではありません。(それは矢ガモ)

手首の傷は自分で切った傷ですが、精神を攻撃されてのことだったのであながち誰かに打たれた矢という表現でも間違ってはいないような気がしますが、まぁその辺の話をすると長くなりそうなので、それはまた別の機会があれば。

足と手羽先とあともう一カ所は顔です。実際計ったわけではないので正確ではありませんが1cmくらいの傷跡。

そんなに大きくはない傷跡ですが、これが3針縫ってるんです。(ちなみに手羽先は5針)


幼少の頃、僕は祖母の家に住んでいました。大きな家で長い廊下があり、そこで父とよく競歩をして遊んでいました。

走ると転ぶので歩いて競争。しかし、結局僕は滑って転んでしまいました。しかも運悪く転んだ場所が階段の側で・・・

階段の角で口の下らへんをザックリいきました。

父曰く、パックリいって口の中(歯茎)が見えていたそうです。

痛くて泣き叫ぶ僕を自転車の後ろに乗せ病院へと向かう父。

そして病院の救急治療室へ運ばれた僕。

まぁ幼稚園のころ(かどうかもあやしい云十年前)の話なので、怪我したときの様子や病院に行くまでのこととかはハッキリと記憶にないんですが、手術台(?)の上でカチャカチャと縫われる光景は鮮明に覚えています。

麻酔をしていたので痛みは無かったと思います。しかし局部麻酔だったので目は見えてるわけですよ。目の上にガーゼかなんかをかけてはもらってたので、作業しているのがハッキリくっきり見えたわけではないのですが、影が見えるわけですよ、影絵のように、モヤーっと。

それはそれで怖かった。何が怖かったって、はさみの影が一番恐ろしかった。

傷口を塞ぐために縫ってるわけで、別に切り開こうとしているわけではないんですが、手術台の上で大きなはさみ(刃物)の影とか小さな子供にとって恐怖の何者でもないですよ。またカチャカチャ言う音もなんか怖かった記憶があります。

あのとき何故、目の上にガーゼとか薄っぺらいもん乗せてくれたんや。タオルとかもっと分厚いもんなかったんかい?って思いますね。

そして、僕は何故、目をつぶらなかったのか?

目を閉じてしまえばよかったのにね。何故まじまじと見てるかな。笑

まぁ僕は注射されるときも見てる方なので仕方ないですね。


(・◇・)


最近の医療技術だと縫い痕が残らないように出来るらしいですが、なにせ昭和の話なので。くっきり残ってしまいましたね〜。

顔に縫い傷とか○ヤの人かよってなりますが、唇の下、顎との間でちょうど影になるような部分であまり目立たない場所だったのが救いです。頬とかだったらホントに○ヤの人だった。汗

この口の下パックリ事故以来、廊下で競歩も禁止になったのは言うまでもありません。

と言うか、家の中で走り回ったり暴れたりしたらダメなんだよっていう身を持っての体験だった、そんなところでしょうか。笑

(・◇・)
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