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ウクライナは、日本と全く同じ状況だ

ロシアのウクライナ侵攻について「国際秩序を揺るがす恐ろしい出来事が起こっている」いうことは理解している。ただし、どうしても距離的に遠いこともあって、多くの日本人のその危機感は、ヨーロッパの人たちとは違っていると思う。

しかし、よくよく考えてみると、日本はウクライナと全く同じ状況なのかもしれない。

ロシアに、国土の一部を実効支配されていると言う点において。

ロシアは約75年前に北方領土を占領した。第二次世界大戦直後のことで、今と日本もロシアも置かれている状況は全く違うけど、今ロシアがウクライナにしていることは全く同じである。

混乱に乗じて進軍し、そのまま居座ってしまうのだ。

75年前から、ロシアはずっと変わっていないのだ。

ロシアの国民性というつもりはない。そもそも、ロシアの政治に民意はほぼ反映されていないのだから。そして、ロシアという国は今後もきっと変わらないだろう。

そのような状況の中で、繰り返しになるが、ウクライナが、クリミア半島を取られたように、日本も北方領土を取られている。

ロシアが何かの拍子に、ウクライナにしたように今の状況以上のことをする可能性がある、ということは、今回改めて日本人が認識すべきことなのだと思う。

そして、何よりも、同じ民主主義国で暮らすウクライナの人々の一日も早い平穏を心から祈りたい。

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