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はじめまして

こんにちは、臼井隆志(@TakashiUSUI)です。普段はcocoikuという場所で教育コンテンツの開発と子ども向けワークショップのファシリテーターをしています。ここでは子どもの認知・発達・振る舞いについてのリサーチで得た知識を紹介したり、リサーチ過程を公開したりしていきます。

まずは軽く自己紹介を。(↑ベルリンのBLESSのショップではしゃいだ時の写真です)

1987年の大晦日に、東京のわりと平凡な家庭の次男として生まれました。

小学生の頃は名古屋に住んでいて、母親に劇団「うりんこ」の演劇ワークショップに連れて行ってもらい、集団で何かを制作する面白さを知ります。

2006年、学校教育もっと面白くなってほしい!と思ってワークショップデザイン、ファシリテーションを学び始めました。(アルバイトをさせてもらっていた「学習環境デザイン工房」)

2008年、子どもの自由意志でワークショップに参加できるよう、児童館を舞台にアーティストと子どもの共同作業を生み出す「アーティスト・イン・児童館」を開始。東京都の事業として数年実施させてもらい、2014年まで活動を続けます。

2015年から、「持続的な活動のためにはビジネスを学ばなければ」ということで、縁あって伊勢丹新宿店が始めた教育サービスcocoikuに参加。コンテンツ開発とファシリテーションを担当します。

2016年から、0~6歳の親子教室「ここちの森」を立ち上げ。子どもたちには身体感覚をフルに使う経験を、保護者には認知科学・心理学の側面から子どもたちの遊びの解説をするサービスを運営しています。

いろいろな楽しい経験や失敗をして現在。30歳。

今回noteを始めることにしたのは、「ここちの森」を開発するなかで「乳幼児の探索行動」という概念と出会って、それがめちゃくちゃ面白くて論文を掘ったり子どもの観察をしたりしていたら「これは少しずつでもいいから公開しながらリサーチしていったほうが捗るのでは」と思ったのがきっかけです。

ぼくの想いはいつもそうなのですが「子どもを賢い大人に育てる」とか「子どもをIQ150以上にする」とか、そういうのはワークショップでは不可能ではないが目指すべきではないと思っています。そうではなくて、子どもが「面白い!」と思える経験を培うこと。面白い!と思えるものに出会った時、人間は興奮し、のめり込み、つぎつぎにひらめき、ときに葛藤します。「面白さ」は生きる活力のひとつです。そういうものに出会える、冒険の入り口を開けたらいいなと。その結果、賢さや知性が身につけば最高だが、その形は人それぞれでいいと思う。そのために、子どもが見ている/感じている世界を少しでも理解し、子どもの育ちに寄り添いたいと思ってリサーチをしています。

また、リサーチしたことを書き綴っていくことで、子育て中の方や、小さな子どもに関する企画やデザインの仕事をすることになった方に読んでもらい、少しでも役に立てば・・・という思いもあります。ぼくはつい文章をダラダラかいてしまうくせがあるので、シンプルにそぎ落とした内容を心がけます。。

共感、批判、疑問、質問、なんでも気軽にぶつけてもらえると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いただいたサポートは、赤ちゃんの発達や子育てについてのリサーチのための費用に使わせていただきます。