小さな満足
5月21日の今日は小満。二十四節気のひとつで、草木が生い茂る季節です。秋にまいた麦の穂が育ち、ほっとひと安心することから小さな満足。小満と名がついたといわれています。
種を植えると芽が出るかどうか気になります。芽が出たら出たで、成長しそうな芽を選ぶ間引きをしなければなりません。
私は小学生の頃にこの間引きをしましたが、辛い作業だと思いました。どれかひとつ選んで植木鉢に移し育てます。できれば全部育てたいですが、全部は選べません。
種も中身がないこともあるので、植える前に水を張った小さな受け皿のようなものに浮かべました。一晩おいて沈んだものを使い、水の上に浮いている種は中身がないと判断して除いていきます。
確かそんな手順でやったと思います。
間引きした芽が、もしかしたら一番大きく丈夫に育ったかもしれない。
沈んだ種を地面に植えて、もしも芽が出たら?
そんなことをちらりと考えながら、友達と一緒に作業をしました。
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