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柴犬がたったか走ってきた!

昨夜は雷も鳴りました。あんまり近くで鳴らないでほしいなと思いながら、再び眠りにつきました。雷は遠くで鳴っただけで、すぐにおさまったようです。雨はひどかったようですが、雲はどこかへ行ってしまい、朝にはすっきりとした青空が広がっていました。

気持ちの良い天気だと思いながら朝から歩いておりますと、柴犬が後ろからたったか走ってきました。ちょうど公園の前を通りかかった時のことです。

「あ、飼い主さん、放してるんだな」

公園内で飼い犬にフリスビーを投げる方がいるので、飛び出してきたんだろうと思いました。柴犬は私の方に走り寄り、力強くタックルした後、飛び上がってきました。

私のズボンに柴犬の足あとがぽんっとつき、しばらく私にじゃれていた柴犬は、何かに気がついたようで慌てて身をひるがえし、全速力で走り去っていきました。

「す、すみません」

首輪と綱をもった男性が私に謝り、慌てたように走って行きます。放したというよりは逃げられてしまったようで、全速力で前を走る柴犬を追いかけて行きました。

進行方向が同じなので、歩きながら遠くにいる柴犬を眺めていると、柴犬は他の散歩している犬に挨拶をし、トイレをすませ自由にふるまっています。そして、飼い主が近づいたらまたもや急いで駆けていきました。

私が柴犬のそばを通りかかった時、柴犬はUターンをして飼い主のいる方へ向かったように見えました。無事に保護されたのかもしれません。木の陰に隠れてわからず、気になりながらもウォーキングを続行しました。

散歩中にリードが外れて、走り去って行ったときのあの焦り。とても他人事とは思えません(経験者)。

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