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姉が帰ってきました

姉が帰ってきた。今日はそういう記事。

姉が帰ってくるというのは意外にも一大事で、特に身近な話し相手が増えるというのが大きい。このnoteのことも話の流れで覚えずすることになったし、他には広告の話とか大学の話とか、たわいもないことを延々と話していられる。

友達とこういった関係になるのが普通かもしれないけど、友達というとやはりどこか他人行儀である程度礼儀をわきまえたものになってしまう。他人と距離を詰めたくても詰めきれない自分にとって姉は格好の的、と言ってしまうと聞こえが悪いけれど、無視できるくらいの共依存になっているくらいだからいいんじゃないだろうか、くらいに思っている。

元々別にシスコンでもないけれど兄弟仲は大して悪くないし、年も1つしか離れていないから会話にハリがある。お互いを知りきっているからこそ尽きない話題。こういった関係が赤の他人と作れるようになったら、それを親友とか生涯の伴侶と呼ぶんじゃないだろうかと今はぼんやり思う。

まあ、これでも関わり方は大きく変わってはいる。小学生の頃までは何をするにも一緒だったのが、だんだん個人で活動することが増えてきた。中学までは部活動も一緒だったが高校は別の道を進み、結果的に大学も別になった。

それはそれで良かったような気はしている。姉に先導してもらった舗道を進んでいくようなイメージだったから、自分で道を拓けるようになったことは自分の成長にもつながったんじゃないだろうか。

そんな姉も大学院から一人暮らしを始めた。それまで当たり前だと思っていた姉がいなくなったことは、想像以上にこたえた。
生活は正直いろどりに欠け、ただ変わらない日々を生きている感じがして疲れることがあった。夕食になると必ずうちの猫が食事中の母親の膝に乗ってきて、
「まだ早いよ〜」と母親。それをみて笑う父親。
側から見れば仲睦まじいなんのしがらみもない家庭なのかもしれないが、間近でみている自分としては毎日毎日同じ寸劇を見せられて内心うんざりしている。しかもそれを一度口に出そうものなら、打たれ弱い母親は途端に機嫌が悪くなっていたたまれないので口にもできない。結果ここで愚痴を垂れることになっているのはご容赦いただきたいところだが、とにかく「なんの変哲もない生活」には飽きてしまったわけだ。

だから姉のように一人暮らしをしたいし、今日みたいに姉が帰ってくるとひとときの非日常が味わえるから、僕にとってはまたとないチャンスなのである。

明日は元ソフトボール部の姉に教えを請い、キャッチボールとバッティングの指導である。世界が色づいて見えそうだ。
今回はもうしばらく、この変哲を味わいたい。

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