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デットプール2 が何故良い映画なのか?(壮絶なネタバレ)

犯人はヤス。

前提条件としてデットプール2は今だから良い映画だと認識されやすいです。

それは社会に対して少なからず現状の社会に対して一つのエールを送る内容になっているからです。というよりもそう言う脚本に仕上げているからです。

ハリウッド映画は時代のニーズに合わなければたとえ優れた脚本でも10年20年平気で寝かせます。

そして現在経済(社会)情勢は、衰退、停滞の局面に居ます。要するに不況って奴です。

また人間は100年に一度馬鹿税を払わなければなりません。これは社会が停滞すると、将来不安から人々に不安や不満が溜まり易くなります。

そういった中デットプール2はR指定なのに

この映画はファミリー映画だ

と言います。

又、主人公のプーさんは虐待された太っちょ君に対して

「このクソみたいな人々達は、少なからず誰かが誰かに対してお節介を焼く。」

「探せが必ずどこかに自分の居場所はある。」

と言います。

これがデットプール2の脚本家がこの映画をファミリー映画だと言った理由であり

社会が不安定化した時に置いて大衆にとって最も大事で体臭が最も欲しがる言葉である

・承認欲求を満たしてあげる

・どうやったら承認されるのか?

の応援と回答を提出しているわけです。

社会はくそったれだけど人々はそこまでクソじゃない。

自分の住み良いコミュニティを探しましょう。

と言うアドバイスです。

もう一つは、デットプールと言う王道を征く正統派ではない、シナリオの役割的には、ジョーカーやトリックスターのポジションが映画として受けるのも社会の変化を感じられます。

これは、経済が停滞して社会が不安定、不確実性が高まるとマイノリティが増えるのです。

経済が、上昇、安定している時は、グループとして大きく纏まった方が労働生産性が高まるので旨味が大きくなる。+多少の不満も金で解決できる。

の二点から多かれ少なかれ何かのコミニュティや集団に所属します。

所が不況下では、纏まるメリットが一切無いので纏まらないし、纏まらないから余計孤独に苛まれて不安の芽を育て易い環境になるのです。

こう言った中では、わかり易い全体像(王道を征くスーパーマン)よりも、サブキャラや印象的なキャラ(マイノリティ)の方がより全体に響きます。(不況下においては多かれ少なかれ皆マイノリティに所属するからです。)

又、ラスボスを虐待された太っちょ君にする所や、太っちょ君に喋らせた内容で

「ヒーローっての差別主義者集団で、デブのヒーローなんか一人も居ない」

と言う発言や、プーさん達を使って差別を茶化したりしする事で多様な価値観や人間に対しての寛容さを語っています。

これは、経済が停滞する局面では、戦争経済する以外の方法で経済を好転させる方法が無いので

# 無くは無いです。解決策は腐る程沢山あります。ただし体臭の民度が低いので戦争以外の選択肢が無くなるのです。 #

多様性を排除してなるべく一元化しないと戦争(経済を好転)出来ません。

そう言う意味では、この映画が多様性に対する寛容さを説いたり、人々の不安に対して答えを指し示したりする内容は非常に素敵です。

もう一つは人々は陳腐な脚本であるとお金がかかっていないか余程原作人気が無いと細かい差異が気になりだしてしまってストーリーが楽しめなくなる兄貴達が居るのだが

この映画はそれを逆手にとってメタ発言が出来るプーさんだからこそ

「タイムマシーンのバッテリーが2回分しか無いから一度しか使えない」

設定だったり

「頃すのが難しい大人を狙うのではなく赤ん坊の時まで遡って頃せば良いだろう」

みたいな陳腐な脚本の穴に対してたった一言彼が

「ありきたりの陳腐な設定だわ…」

と言わせるだけで、王道を征く陳腐な脚本全てを無かった事に出来ます。

因みに、この映画では本来であればトリックスターであるデットプールが主人公なので、この映画においてはジョーカー(トリックスター)が不在になるのですが、ちゃんとこの映画においてプーさんよりももっと異常なトリックスターが居ます。

それはインド人のタクシー運転手です。

彼は唯一この映画の中で何をやっても許される存在なのです。

最後に感想ですが、最後のタイムマシーン手に入れてからのフラグブレイカーっぷりが楽しかった(こなみ

##体臭はバカで愚かと言う表現について##

国民がバカで愚かだと散々書きましたが、これは民主主義が抱える大きな問題で、別に私が超絶頭が良くてお前ら国民全員が馬鹿で如何しようも無い最低のkuzuDA☆

と認めたい訳ではなく、民主主義は国民全体の平均で動くので国民全体の平均点を上げない限り、優秀な独裁国家に勝てないよ問題

と言うよりも、一代限りであれば民主主義は絶対に黎明期の独裁国家、銀英伝で言う所の立ち上げ時のゴールデンバウム朝とラインハルトの新王朝

に絶対に勝てません。人間の90%〜80%異常はベースとして普通の怠け者です。

だから民主主義では常に平均以下の政策や対策しか出来ません。

それに比べて黎明期の独裁国家は少なからずトップ1%舵を切るのでその能力差は言わずもがなです。

ただし独裁国家は黎明期以降は粗絶対に腐敗して崩れ落ちるので、ラインハルトのようにさっさと死んで退場してくれるか、チェゲバラの様に違う所に出て行ってくれないで長く黎明期のトップが居座り続けると、腐敗したゴールデンバウム王朝が残ります。

(チェゲバラはさっさと革命した後国を出て行ったから伝説になれました、その後のキューバがどうなったかはwikiで調べて下さい。居座り続けたカストロ(独裁)が政治してもうまく立ち行かなことがわかります。)

これが民主主義国家というアメーバにおいて何故国民がバカで愚かだからと言う理由です。決して個人攻撃したい訳でも、バカにしたい訳でもなくて客観的に見ると(見れているかは不明)体臭は愚かと言う表現以外に表せる表現が無いのです。(自分の語彙力の無さを棚に上げての発言)

ーー最後に超絶クソポエムーー

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