今朝の映画は
【#今夜、ロマンス劇場で】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://wwws.warnerbros.co.jp/

2018.02.10 公開　　１０９分

出演 #綾瀬はるか さん #坂口健太郎 さん 加藤剛 さん
#柄本明 さん #北村一輝 さん #本田翼 さん 他
監督 #武内英樹 さん
脚本 #宇山佳佑 さん
主題歌 #シェネル さん「奇跡」

#Filmarks では 、22.11.30時点では 3.6
私的にこれは……5.0 あ～また禁断の5.0を付けてしまう…☆
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

ファンタジー映画…
ファンタジーメルヘン映画…

そんな感じでしょうか。

とりあえず私は……沼にハマってしまい☆笑
5.0にしちゃいました☆

ファンタジーなので…
その世界にハマれない…人はもう、
ダメだった～…になるのも致し方ない…とは
思うのですが、


とにかくこの映画、
まずその、映し出される画…「色」が良いです☆
その世界観を、様々な色で映し出していて。

特に
モノクロの世界と、色のある世界、
これを、この映画の中での
重要な設定、ポイントにしているので
特に「色」を重要視して作られている…と思いますし、
そのセンス、バランス感覚、
これが素晴らしくて、飽きさせない。
この映画、
たぶん「サイレント映画」…にしても、、、
充分観れる気がする。。。

そう思うぐらいに、
とにかく「色」にこだわって作られているのが
好きでした☆


時代背景は 1960年 昭和35年…ということで
TVや映像作品に「色」が生まれた時代であり、
それを踏まえて………

ペンキ、ドロップス、カラフルかき氷、
花、衣装、天気、晴れ、雨、虹、蛍、、、

様々な「色」を使って
その世界観を彩ってくれている…

そしてその、
綾瀬はるかさんの衣装とヘアメイクの
多数の美しいバリエーションと色の数々。。。

……「色」で書き過ぎましたが 笑、
とにかくそれにまずハマってしまった。。。


※今月の(2022.11)東洋経済の記事で
「世界から"色"が消えている」ってのを
読んだばっかりだったので、、、
余計に「色」事情……に意識が向きましたねぇ… ↓

ご興味ある方は ↑ あとでごゆるりと。。。

そして…脚本の良さ☆
これ…宇山佳佑さん…
「桜のような僕の恋人」原作者の（脚本は別）
そっか、、、そうだったんだ！！

もう……
「こういうので良いんだよ！」っていうものでした 笑
王道ラブストーリー…というか、
「メルヘンでわかりやすい、
ロマンチックなラブストーリー、ください！」
って言って、
出してもらった最高な作品が、これ☆……みたいな。
そんな作品でしたねぇ。

そっかそっか………宇山佳佑さんだったのか、、、
すごいなぁ…「桜のような僕の恋人」に
ガッツリハマり過ぎた人間なので……笑
同じ脚本家の方に２本もハメられると…
その才能に惚れてしまいますね☆

あ、あとは…コメディ要素、コミカルな演出…も
しっかり入っていて。

笑って、泣ける、そんな映画でしたね。
エンディング前……結構前から…
ウルウル泣かされてて…
で、最後でガッと泣かされて…
そして、エンドロールでさらにやられて…

お腹いっぱいになりました。
何度も繰り返し観たくなる、
そんな映画の１本となりました☆

今…予告動画観て……また涙腺が壊れそうになるｗｗｗ
オススメです☆

では、ネタバレ含めて、、、
あまり長くならないように書いてみよう☆笑
↓

まず！
加藤剛さんのナレーションが……
良かったです。
最初、加藤剛さん…って分かってなかったけど、
「あ…
このナレーションの人…なんか好きだ…」
って、
最初の登場前の、声だけのところで
もうやられてました 笑

そしてこれが、遺作になったのですね。
観てる時に、それも脳裏に浮かんでしまって…
病院のシーンの加藤剛さんを観てて…
それで気持ちが入ってしまった面もありました。

フィルム缶が…錆びて朽ちていく映像、
あれすごく好きでした☆

冒頭の撮影所を
上からドローンで撮って……のシーン。

あれ、一発撮り…なのかしら。
ですよね…あれ本物映像だよね……

ゆ～っくり上空から、
様々な人々の上を通って…
だいぶ広範囲に渡って…
大勢のエキストラさん達に動き付けて…
一斉同時スタート！で撮ったのかなぁ、、、
ついそんなこと想像して……良かったです☆

美雪（綾瀬はるかさん）が
スクリーンから飛び出す前の……

雨、風、雷鳴って…ネオン看板バチバチ……
あの、ベタな感じ…笑
（はい、これから…起こりますよ～）って、、、
昔の映画に良くあった演出…な気がしますね。
バック・トゥー・ザ・フューチャー…？？的なｗ

あそこでガッツリと「夢の世界」に
持っていってくれて。。。
で、たぶん
あの辺で…設定に素直に入り込めなかった人は
この映画、あんまり好きになれない…かも？？
そんな感じでも観てましたね 笑

あの…ドロップ、、、
色鮮やかさを象徴する小道具、消え物、でしたね☆
サクマドロップス？サクマ式ドロップス？
これもまた、
廃業のニュース…は今月(2022.11)のニュース、
でしたよね。。。
それも踏まえて…
観てて感慨深かったなぁ、、、
色絡みで今月２つの記事……タイムリー、、、☆

あ、でも、、、
「サクマ式ドロップスの佐久間製菓」
（緑缶）が廃業で、
「サクマドロップスのサクマ製菓」は、
まだまだ元気に営業されるんですよ、
知ってました？

美雪の…ツンデレ感？？
あれ、、、
ツンデレ好きなｗ人には…
すごく良かったのでは？？

私最初…
あの「お転婆娘と三獣士」の映画内で
（綾瀬はるかさんの…この声の低さ感…
ちょっと合わない感じも……ある？？
義母ムスの亜希子っぽいな…）とか
思ってたんですけど、、、

結果として、この声色で良かったですね☆
あの……
劇場内で会って話してる時の
「ねぇ、健司…」の時の　「ねぇ」とか
最後のベッドのシーンの
「…わがまま言って　いい？」の「いい？」とか

お姫様口調が…フッと消える感じのセリフの感じ…
あの感じは
全体が声色が低いからこそ、際立つ女性らしさ、
少女らしさ…を感じさせてくれました☆

あれは…そういう美雪役への演出だったのかなぁ、
綾瀬はるかさん自身が持ち込んだ、
セリフの発話感だったのかなぁ、、、良かった☆

藤の花のシーン……美しかったですねぇ…
「鬼滅の刃だ～」って…ちょっと浮かんだ 笑

あの…電話ボックスに入り込んで…
ガラス越しのキス…に持ち込む美雪…が、
可愛かったですよねぇ～☆
あーいう、ちょいちょい少女の…
おちゃめな感じ…出すツンデレ感が…可愛かった☆

で、
そのガラス越しのキス……を
最後の…回想シーンのロマンス劇場内での
ドアのガラス越しキスシーンに…また持ってくる！
この伏線回収、素敵だった～☆

人の温もりに触れると…消える。

…この設定、良かったですね。
普通…と言うか、単純ストーリーだと
やっぱり「元の世界に戻らないと」が
浮かぶところですが、
そこをひねってくる感じ。。。☆

ハンサムガイの俊藤 笑
…の、
「男の視線は常に未来
好きな女との未来を見つめてぇ～
生きるぅものさぁ～
下を向いてたら、今しか見えないぜ」

なにそれ、素敵やーん☆
ただのキザな大御所、じゃーなかったっ！
北村一輝さん、最高☆

あの…ロマンス劇場看板の…上映中？の……
「ハイティーン主婦」どんな作品やｗｗｗ
「太陽が送ってきたお嬢さん！
歌って踊ってシビレさす！
下町娘の素敵な恋の肌触り！
（肌触り？手触り？…見えなかったぜ☆）」

観たいじゃないかっっ！

柄本明さんの、、、

「映画ってのは儚いもんだな
人の記憶に残る映画なんて
ほんのわずかだ。
あとのは ほとんど忘れられてしまう
誰かを幸せにするために生まれてきたのに」

いーや、このセリフ、良かった、、、、
（そうよね、映画……そうなのよね……）って
この作品は
映画好きな人には、結構刺さる感じが
強かった？気がしました☆


最初の加藤剛さんのナレーションの……

「……しかし、そんな名画達の影で
忘れられていく映画も
星の数ほど存在する………」

ここのセリフも良かった～☆
それで最初っから持ってかれてた☆

あ、あと……
柄本明さんの
「貸し切りだ」
『は？でもあいつ金払ってねぇだろ』
「もらってるよ、ずっと前からな」

この伏線回収も好きぃ～☆

最後の……
キスシーンの……前の、

カラーの美雪が、顎をクイッって
自分から上げるとこ。

あそこでなぜかｗ
ガッと泣けた。。。なんでだ？？笑
すごく愛おしかった。
誰か同じ人……居ません？？？？ｗ

そして…エンドロールですよねぇ、、、
シェネルさんの「奇跡」、、、
この曲、歌詞が…
最高過ぎて、ハマり過ぎてて、

このサビのメロディラインと歌詞にやられて…
エンドロール中、泣いた、、、笑

最後まで、しっかり包み込んでもらいました☆
（この記事も「奇跡」ヘビロテで書きました♫）


はい、
そんな感じでしたー！！
ほんと良かった～☆

忘れられない映画……となるといいな☆