今朝の映画は
【 #ブルー・バイユー 】
でした。
Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2022.02.11 公開　　１１８分
2021 カンヌ国際映画祭 ある視点部門 正式出品作品

出演 #ジャスティン・チョン さん
#アリシア・ヴィキャンデル さん #シドニー・コワルスケ さん
#マーク・オブライエン さん #リン・ダン・ファン さん 他
監督＆脚本 #ジャスティン・チョン さん

Filmarks (…だけ 0.1刻み) では 23.04.19 時点では 3.9
私的にこれは 3.7 ぐらいですね。
養子縁組、国籍、移民、…大変なことを知りました。
※Yahoo!映画 4.0　映画 .com 3.8　WATCHA PEDIA 3.8
（※私的採点1最悪 2つまらん 3普通 4かなり良 5最高☆）

アメリカ映画ですね。

アメリカの移民政策、養子縁組の問題…を
扱っています。


2000年より前の、
アメリカの夫婦との養子縁組の子どもには
市民権が与えられていない……

…この現実に向き合っている映画です。


実話……的ですね。
現実にある、この問題に向き合って、
架空の人物で描いている、そんな映画です。
ただ数人の実際の方々の画像、最後に出たりします。

※ただ…この映画の着想になった人？？…が、
そこに出てなかったりで、ちょっと問題になったとか…



何より驚いたのが、
この作品の主演のジャスティン・チョンさん。
監督も脚本も彼でした。。。すごい、、、


彼がインタビューで言ってることが、
この映画のすべてを伝えてる感じなので、
引用してご紹介します。

ちょっと、他サイトを見たりしてみましたが、
1945年～1998年までの間で、
海外から米国で養子になった人達の中で、最大で
4万9,000人が市民権が無いのではないかと。
そして、このうち韓国出身は2万～2万5,000人…だと。

だから、韓国語など一切喋れない韓国系アメリカ人…で
何かトラブった末に、強制送還……になってしまう。



もちろん、日本にもほぼ同じような問題はありますが、
このように映画化されたものを鑑賞すると、
理解度は格段に上がりますよね。

2022の映画で「マイスモールランド」というのがあります。
これは日本に居るクルド人難民の子ども…
を扱った映画ですね。Filmarksで4.1付いてますね。
観たい。。。



強制送還……は、、、

日本で言ったら、"大多数が日本人の両親から" 生まれて…
普通に日本人である…と過ごしてきていますが、

さらにその中で、両親のどちらかが日本人で……の方も、
これももちろん、生まれも育ちも日本で…となれば、
本人の中に強く、「日本人」の意識は強くなって、
日本国籍を選ぶ方…が多いのではないでしょうか。。。


で！！
そんな人達と同じように日本で生まれて、
日本語をずっと話してきていて、同級生だったりで、
周りのみんなと同じように、一緒に育ってきて、、、

なのに、、、

急に……戻れ…と。。。「え、どこに？戻る？？」
……そんな感じですよね。

私がいきなり…
「来週から○○国ね。で日本に戻ってきちゃダメ」って
そう急に言われて…行かなきゃいけない……

想像しただけで
相当恐ろしいことですよね。。。


ただこの、"大多数が日本人の両親から" なので、

問題が届かない、届きにくい、関心を持たれにくい、
認知されない、知られていない、、、

こうなっちゃいますよね。。。

まぁ…まず難民問題、、、が、なかなか難しいですが…



映画で、よりたくさんの人に届け～……と、
社会派な映画やドキュメンタリーとかは、
みんな、そう思ってしまうのですが、


　※あの…『牛久』って映画。
　　茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」に
　　収容されている難民申請者の外国人の…
　　ドキュメンタリー。これも観たい！！



なんかもっと……小中学校の授業の中に
映画の時間…が増えたらいいのになぁ、、、
まぁ、小学生は５，６年…ぐらいから？？

入試に向けての問題、
答え、正解、のある問題、、、じゃなくって、
こういう、
答えの出ていない、解決されていない社会問題……を、
"映画やドラマで学ぶ" 機会が
もっともっと増えたらいいのになぁ…って、
思いますよね。。。。。思いません？？？




あー、映画内容…からは、ちょっとズレてるか、、、ｗ
閑話休題。


えっと、タイトルは…
ブルー・バイユー　原題のまま、ですね☆
素晴らしいｗｗｗ

で、「Blue Bayou」青い入江
バイユーは地形…ですね。
細くゆっくりと流れる小川を意味する…と。
例えば、アメリカ南部のミシシッピー河の
支流などが海に出る辺りの入江や湿地帯…だそうです。


……………………………………………………
内容は……


韓国で生まれ、３歳でアメリカ人夫婦に
養子として引き取られた男性。

彼は妻と、その連れ子と３人で暮らしていて…

しかし、妻の元旦那との間で残る、
その連れ子に関わる問題から、、、

大きな事件へと発展していってしまい、、、


…こんな感じでしょうか。
……………………………………………………


各サイト、評価が高い映画、ですね。
これは私も納得☆

特にですね、その連れ子少女役の…
シドニー・コワルスケさん。
この彼女の…演技の良さ……ですね。

ほーんとに、子役の方の力……は、
映画にとっては絶大な力を持ちますよね。。。



映画の核心のメッセージが、
グッと届いてくる理由の中で、
脚本、映像、キャストの力半分、
もう半分は子役の力…と言っても……過言…です？？ｗ

そのぐらいに、
まぁまず、子どもネタ…と言うか、
子どもが絡んでいる作品に弱い方……は、
もう、やられますよねｗ



……ただまぁ、
先日…赤ちゃんの画像とか、子どもの画像とか、
そういうのが
キツい、気持ち悪い、受け付けない、ムカつく……
…な方々の書き込みに目を通したので、、、

人の価値観って様々ですね☆
だから、真逆で…
「あの子役さえ居なければさー！」…な方も、
きっと…いらっしゃる、、、


はい、
なので良かれ悪かれ、
子役の少女の演技が、大きな力を持つ映画、
だったと感じました☆



あと！
奥さん役のアリシア・ヴィキャンデルさん。
この人どこかで……って思ってたんですよ！！

「リリーのすべて」（22.09.30 鑑賞済）の
あの人だった、、、！！

鑑賞中…でも、鑑賞後でも、
他国の俳優さんが…知ってる誰かだと分かった時って…
すっごい感動？驚き、ありますよね！？



あ、あと…「Q」って呼ばれる人は、
仲間の中のリーダー的だった、黒いニット帽の人、
顔にタトゥーのある…アルトニオ・ジャクソンさんです。

劇中、クエンティン…の名で出てて、
たぶん１回…「Qと会ってるの？」
…的なセリフで字幕出るんです。
私、（ん？？Qって…誰だ？？）ってなったので。。。




はい、そんな感じで……
深く、重く、現代にも続いている理不尽な問題…
養子縁組、強制送還、、、な映画でした。

是非、この問題に御興味を持たれて、
見識を広げてみませんか？？

鑑賞済みの方向けの…
ネタバレ含みのレビューは
ほんのちょっとだけ、、、
↓

あの、病気で髪が無かったベトナム難民のパーカー
（リン・ダン・ファンさん）


彼女がバイクの後ろで…グッタリとなって、
絡めた腕が……離れた時。。。


（うわぁぁぁ…落ちないで～～！！）…って、
思いませんでした？？ｗｗｗ

さすがにその展開は無い……って、、、

８割は思ってたｗ

でも、２割は……そう展開するか！？！？！？って

焦りましたね☆

はい、そして最後に。。。

そのパーカーのセリフで、、、


「家族のために最善を尽くしても、ダメな時もある」


これ、重かったですね。。。。

皆様は、どうお感じになられましたか？？？



しかし。
監督、脚本、そして主演、、、
で、この映画を作り上げる。。。改めて、すごいなぁ☆

ジャスティン・チョンさん、
他の作品、、、気になる。。。。ｗ


おしまい☆