来場数1万人を超える東京競馬場内のコンビニでレジ無し新聞販売

20歳の頃に競馬場内のコンビニで働いてました。
そこは、競馬関係の新聞販売をしており、担当することが多かった僕には、とても貴重な経験でした。

まず、レジがありません。ちゃんとお金は用意するし、予備も保管してます。
そして何より20種類以上の新聞の値段を覚えないと話になりません。
一人ひとりが違う新聞を購入される場合は、それぞれの値段もバラバラですし、出すお金もバラバラなのでお釣りもバラバラで現金対応のみでした。
それを1度に4名対応する時もありました。
要するに、1度に4人分のお金の計算をするわけです。
そして、販売していく中でどの新聞が売れやすいかとわかってくるので迷ったお客様には、人気のある新聞をおすすめしていました。(この際に「当たる」新聞は薦めません。)
波はありますが、これを5,6時間ずっとやり続けることは、結構苦痛で退屈な時もありました。
締めに入ると各新聞がどれだけ売れたかの報告をしました。休憩に入る際に他の方に代わってもらったり、普通にレジ対応やビールサーバを使って、上手いビールを作ったりと商品の管理もしていました。

この時の経験が僕の得意なこと、才能が発揮された瞬間でした。
お客様は、老若男女おり、それぞれに対応を変えることも必要でした。
あまりのお客様の多さに目の前がクラっとしたこともあります。
小学生の頃にやっていたサッカー部でも培っていた逆境を乗り越える力が更に生きたと実感しました。

終わり。