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拙作『社会善』の完成と次の拙作『思慕』への歩み

1 挨拶

 皆さんこんにちは。一週間以上ぶりに記事投稿いたしました。
 外勤の医療従事と、拙作『社会善』の完成に心血を注ぐために、noteでの投稿が出来ませんでした。ですが先程、遂に拙作『社会善』の完成と添削や推敲、そして出版手続きを完了させることが出来ました。

2 拙作『社会善』

 こちらの拙作は、東アジアの名著『論語』と、南インドの名著『ティルックラル』の思想を融和させた、社会哲学・社会思想・社会道徳を主題とした哲学・思想の短文集です。

南インドはタミル地方で今なお誰もが口にする千三百余の箴言。6世紀頃につくられ、法、財、愛をテーマにインド的思考の一側面を結晶させた聖なる短詩を詳細な注釈で読み解く。

 上記は、日本語に翻訳された唯一の貴重な訳書であり、高橋 孝信先生と平凡社に対する深謝の念を、ここに示します。こちらの日本語訳と英語訳を参照し合いながら、大いに研究させて頂きました。とは言え、ティルックラルの研究は、今後もまた別の哲学研究と執筆活動においても、更に新しく深く行って参ります。

 とは言え、拙作は、社会哲学・社会思想・社会道徳に限らず、多岐に亘る哲学・思想に論及し、また、「個人」と「主体」を重視した、個人主義的な社会哲学であり、そして各個人による実践、つまり「自己修養」・「自己批判」・「自己啓発」・「自己実現」等を中心とした社会哲学の書物となっております。
 以下の通り、拙作の中でも比較的に理解し易い短文を、一部をご紹介させて頂きます。

「死生有命」。さればこそ、量から質へと、外から内へと、群起から時機へと邁進しよう!
「富貴在天」。さればこそ、末から本へと、嘘から誠へと、衆望から個性へと決行しよう!
「求めずとも豊かであるのが国」。団結に主体、秩序に自由、安定に多変が、この国の様。

第Ⅱ章 財 13

「所有者とは意力を持つ者」。故に、愚民は無学を貫いては恥じらいも無く「何とかしろ!」と喚き続け、良民は苦労しては悩みつつ「とにかく頑張ろう!」と言い続け、逸民は達観しては苦しみつつ「せめて静かに善く生きよう!」と言い続け、義民は達観しつつも挑戦して「まあ、こういう生き方も善いだろう!」と笑い続ける。

第Ⅳ章 天命 8

恋から愛への道は、享受から施与への道・肉体から精神への道・物質から事象への道。
愛から友への道は、理解から尊重への道・共有から協和への道・互助から信愛への道。

第Ⅳ章 天命 18

かつて、王が暗愚にして知徳や学徳を軽蔑していても、賢良にして忠良な大臣達は助言・忠言・諫言をし続けて、国家の維持・人民の守護・遺徳の相承を成し続けたように、今、政府が暗愚にして責任や義務を放棄していても、自愛にして愛国している公衆は参政・議論・活動をし続けて、国家の匡輔・民度の改善・遺徳の発展を成していくべきではないだろうか?

第Ⅳ章 改善 14

「内なる篤き廉潔で謙虚な自制は、人心を神々の世界へと導く。」・「克己復礼」。礼拝や祭祀に観照等の神髄は、修身に修徳や修道、自浄に純化や帰一、知的な無知や学的な無学に虚。

第Ⅲ章 矜而不争 19

善意に善行に満ち溢れた笑顔や明朗で厚徳な微笑み等は、滋味に富んだ栄養剤や特効がある医薬品の如く。その笑顔や微笑みは、続く膨大な激痛や辛苦に危難の積み重ねの産物。
大酒の香りや煙草の煙等は巧妙な殺人犯の如く。娼婦達の美しさや賭け事の巨富等は寄生と宿主の衰弱死の如く。暴力の勝利や薬物の刺激等は尻に火を付けられた獰猛な動物の如く。

第Ⅳ章 群而不党 7

 発売予定が、12月19日予定です。その際に正式な宣伝記事を投稿いたします。宜しければご覧になられ、ご購入のご検討いただけますと幸いです。

 なお、拙作の15頁の章句8は、私のミスで、フォントが他と若干異なってしまっておりますが、出版手続きを完了した後に発覚したため、修正することが出来ませんでした。今後、更に注意深く確認した参ります。深くお詫び申し上げます。

3 拙作『思慕』

 本日より、以下の拙作の執筆の為の研究活動を開始いたします。

 こちらは勤労と愛国に関する哲学書・思想書・教訓書となります。

 以上の参考文献を確りと精読・熟読・味読しては、研究して、熟慮し、そして執筆して参ります。また、以下のホー・チ・ミン主席の主著の一つ『仕事路線の修正』を重要参考文献として、執筆して参ります。

 仕事(勤労)は、個人の、生計を立て、娯楽を支え、学問を育み、そして、国家の、経済を立て、政治を支え、知識を育むものです。
 自分は、「愛国勤労」という特異な勤労の哲学・思想・理念を提言し、一つの新しい働き方に考え方や生き方を提示しつつ、実践躬行する理論化となって参ります。

3 結語

 今から、「朝ご飯-昼ご飯-夜ごはん」(まだ何も食べていないです)を食べて、その後、拙作『思慕』の解題を著述して、研究活動の計画を立てて参ります。
 なお、明日から、以下のサイトの更新を再開しては、頻度を向上させて、定期化して参ります。宜しくお願い致します。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。