阿佐ヶ谷呑屋日記

【 BAR頻伽(びんが)の日々雑記】 東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-4 東欧ジョー…

阿佐ヶ谷呑屋日記

【 BAR頻伽(びんが)の日々雑記】 東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-4 東欧ジョージア🇬🇪土着品種を土甕で自然発酵🏺地中で醸すクヴェヴリ・ワイン(無形文化遺産)、ジン、アブサン、ミード、オードヴィ、メスカル、モルトなど店主の好きなお酒だけセレクト 全席禁煙🚭古物商『迦陵』も営業

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    違和感にスポットを当てネガティブとポジティブ表裏一体の相互関係について超個人的な目線と見解を綴っていこうと思います。繊細な感性の人が楽しく逞しく生きるためのマガジンになればいいな♪ 興味がございましたら記事を購入していただけるととっても嬉しいです♡

記事一覧

流行りとは違う「今」の振動

【呑屋日記5/10】咲夜は新しいお酒が入荷しました。お酒の説明を書いたり、写真や動画を撮ったり、カウンターのレイアウトをかえてみたり…。 私はこうゆう作業をしている…

皐月の新月

【呑屋日記5/8】輝く笑顔で「さちさーん、お久しぶりでーす」とハルカが来てくれた。わーい\(^o^)/ よいものセンサーに長けた彼女からまたまた魅惑のプレゼント♡ 私か…

好きなことで繋がる純粋な輪は和

【呑屋日記5/3】咲夜の口開けは映画同好会の仲間とたのしくおしゃべりしながらクヴェヴリで乾杯🏺 昼間は畑仲間と収穫した空豆でビール🍺 好きなことで純粋に繋がる仲間…

春の苦み

【呑屋日記5/1】旬のものが大好き。とくに春の山菜は好きを越えて敬愛の念。  くるくると渦巻き状のこごみ、 まっすぐに伸びたわらび、 もきもきしたタラの芽、 色鮮やか…

忘れ物が繋げてくれた縁

【呑屋日記4/30】頻伽に置き忘れたものをとりにきた青年はとても感性が響き合う楽しいひとでした。 クヴェヴリワインをのんで「あ、美味しい、ランビックみたいな…」そう…

飲んで笑ってガウマルジョス!

【呑屋日記4/28】咲夜の口開けはHちゃん。高円寺の大道芸をみてきた帰りに「いつもの〜♪」そう、彼女の「いつもの」はヤソアブサン🌿 どっしりとしたチェコのボヘミアグラ…

頻伽マジック

【呑屋日記4/27】咲夜の口開けは高円寺からふらり初訪問の女の子2人。様々な頻伽マジックがおこりました。 ワインが苦手だったのに、 チーズが苦手だったのに、 アブサン…

元氣をもらったら元氣をかえせるひとになりたい

【呑屋日記4/22】咲夜は久しぶりの方々がご来店くださり感謝いたしました♡ 口開けは美味しい食べ物とお酒と旅行が大好きなHさん。いつものようにクヴェヴリからはじまり…

回り舞台全三幕

【呑屋日記4/19】なんでこんなに惹かれるんだろう…とすっかりジョージアワインの虜になったMさん。わかります! 私も8年前はじめて体験した時から今に至るまで不思議なほ…

飲酒と会話は思考のクリアリング

【呑屋日記4/13】咲夜の口開けは久しぶりのY。待ってました!とばかりに最近さちセンサーにひっかかった感嘆や疑問を投げかける。 分解、組立て、再構築して新エッセンス…

りんごのおさけ

【呑屋日記4/12】今週はなにかと縁が続く奥州平泉。そこでつくられたお酒たちが届きました。 史跡である鳥海柵跡で野菜やハーブを育てリキュールにする金ヶ崎薬草酒造。 …

決め打ちの類友

【呑屋日記4/10】口開けははじめて来てくださった女性。通りすがりでなく決め打ちで頻伽へ。嬉しい。 日々SNS発信しているのは、お酒好きな類友と出逢うため。 店の雰囲…

火を灯しあう人たちの場

【呑屋日記4/8】咲夜の頻伽は、数々の名だたる俳句誌の編集長をしてこられた俳人と、書籍をつくることの使命に熱きおもいのある編集者たちとの宴となりました。 学のない…

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着飾るように花を添えて

【呑屋日記4/6】咲夜の口開けはカウンターに私の大好きなご夫婦が二組。  お酒、音楽、映画、書物、スポーツ、美味しいもの…。 さまざまな楽しき事を共有しながら生活…

ビンガは頻伽たちの巣

【呑屋日記4/5】海外出向を希望していたK君が今夜日本を発つ。世界を旅してきた彼はジョージアにも訪れたことがあり、クヴェヴリワインを愛する知的好奇心溢れる20代。 「…

とてつもなくだいじなこと

【呑屋日記4/3】東京が好きだ。山も海も川も好き。咲夜は東京を離れ自然のなかで愛犬と夫と生きることを選んだCちゃんがご来店。 何かを決断して次に進む勇気とタイミング…

流行りとは違う「今」の振動

【呑屋日記5/10】咲夜は新しいお酒が入荷しました。お酒の説明を書いたり、写真や動画を撮ったり、カウンターのレイアウトをかえてみたり…。 私はこうゆう作業をしている時が心底リラックスできて悦びがわいてきます。 若いとき町の小さなレコード屋で働いていた頃とかわらないおなじような楽しさ。 発注した輸入盤の新譜の到着に胸をときめかせ、 各ジャンルの通なお客様たちの喜ぶ顔を思い描きながらPOPを描き、 値段をつけ、レイアウトを考える。 中古盤の買取を通じてお客様たちと情報交換

皐月の新月

【呑屋日記5/8】輝く笑顔で「さちさーん、お久しぶりでーす」とハルカが来てくれた。わーい\(^o^)/ よいものセンサーに長けた彼女からまたまた魅惑のプレゼント♡ 私からは日本の発酵食を活かしたサチ秘伝のタレを❤︎ こうして私達はいつも互いの近況をわかちあったあと物々交換をしあう。 自然を崇拝する縄文人のようなところが互いにあり、感性の軸が近い。わかちあいたい話がたくさんあり嬉しくなる。 居合わせたDさんとラグビーの話や東北の銘品名店などの話に花が咲きカウンターは和や

好きなことで繋がる純粋な輪は和

【呑屋日記5/3】咲夜の口開けは映画同好会の仲間とたのしくおしゃべりしながらクヴェヴリで乾杯🏺 昼間は畑仲間と収穫した空豆でビール🍺 好きなことで純粋に繋がる仲間との時間はなにより心がよろこびます💓 そして同業の最愛なる仲間である提灯東京 @chochingtokyo のヒデが高校時代からの友達を連れて頻伽に。ソングバードビールで乾杯🍻 さち的ミクソロジーを色々体験してくれて互いの充電タイムとなりました🧚 そして!新キャラ発見!Yケンおもしろ! みなさんまたおまちし

春の苦み

【呑屋日記5/1】旬のものが大好き。とくに春の山菜は好きを越えて敬愛の念。  くるくると渦巻き状のこごみ、 まっすぐに伸びたわらび、 もきもきしたタラの芽、 色鮮やかなこしあぶら… 神秘的で美しい✨ 雪解けの山からむくむくと顔を出す山の幸の生命力たるや。これはたいせつにいただきたい。 というわけでアク抜きしたあと、塩麹+八丁味噌+黒すりごま+純リンゴ酢+甜菜糖+アマニ油などでタレをつくり、発酵を活かした和え物にしました。 クヴェヴリワインによし。 ウイスキーによし。

忘れ物が繋げてくれた縁

【呑屋日記4/30】頻伽に置き忘れたものをとりにきた青年はとても感性が響き合う楽しいひとでした。 クヴェヴリワインをのんで「あ、美味しい、ランビックみたいな…」そう!嬉しいランビック比喩! そこからビールの話やおもしろセンス抜群な彼の話に波長があい互いに笑いが溢れました。楽しく有意義な時間をありがとうございました♪ はじめてきてくれた男女も飲食関係のかたがた。クヴェヴリワインを色々のんでくださり、その個性の違いを楽しんでくださった。うれしいな。 ラストはてらたま夫婦の

飲んで笑ってガウマルジョス!

【呑屋日記4/28】咲夜の口開けはHちゃん。高円寺の大道芸をみてきた帰りに「いつもの〜♪」そう、彼女の「いつもの」はヤソアブサン🌿 どっしりとしたチェコのボヘミアグラスで炭酸と1:3が彼女の好み。 「今日もよく眠れまーす♪おやすみー♪」と寝酒をキメて帰っていった。 よい夢を〜♡ 続いて高円寺に住んでいるスコットランド人とアメリカ人のご夫婦が初来店。 パンデミックをきっかけに家でカクテルづくりにハマってからベルモットやアマーロが好きになったという。 2人のネグローニrec

頻伽マジック

【呑屋日記4/27】咲夜の口開けは高円寺からふらり初訪問の女の子2人。様々な頻伽マジックがおこりました。 ワインが苦手だったのに、 チーズが苦手だったのに、 アブサンが苦手だったのに、 甘いリキュールが苦手だったのに、 酔っ払うのが嫌だったのに… そのすべてをクリア!🧚 よかったあ!うれしい! 色々のんでくれてありがとう また来てね♡ 続いて折坂悠太のライブの興奮冷めやらずのMご来店。くーーっ!どんどん深化してゆく折坂悠太の音楽表現!来月の森道がたのしみすぎる! Y太

元氣をもらったら元氣をかえせるひとになりたい

【呑屋日記4/22】咲夜は久しぶりの方々がご来店くださり感謝いたしました♡ 口開けは美味しい食べ物とお酒と旅行が大好きなHさん。いつものようにクヴェヴリからはじまり、カペリティフやアマーロへ。 「〆にレモンチェッロをのむの好きなんだけど、この南アフリカのカペリティフいいわね♡ 」と気に入ってくださった。 ウニクムをのもうとした彼女にスカーレットの根っ子のアマーロをおすすめ。 「あ、美味しい」目がきらーーん✨ Hさんは各国の美味しい料理やお酒を体験してきている人。よいも

回り舞台全三幕

【呑屋日記4/19】なんでこんなに惹かれるんだろう…とすっかりジョージアワインの虜になったMさん。わかります! 私も8年前はじめて体験した時から今に至るまで不思議なほど魅了されつづけています。 そんなMさんとジョージアの歴史や文化、絵画や映画について会話しながら、我々のなんでだろうを探る脳内ジョージア旅、クヴェヴリ製法ワインで乾杯🥂✨ するとそこへ「どうも!はじめまして!僕◯夫っていいます!お手柔らかにお願いいたします!よろしくどうぞ〜♡」と、毎度毎度へんな小芝居をしなが

飲酒と会話は思考のクリアリング

【呑屋日記4/13】咲夜の口開けは久しぶりのY。待ってました!とばかりに最近さちセンサーにひっかかった感嘆や疑問を投げかける。 分解、組立て、再構築して新エッセンス発見に繋がる一連の作業をほぼテレパシー状態で会話する。短時間でかなりの考察にいたった。さすがY。 いつもありがとう。 続いても久しぶりの西荻のY子。ここ2ヶ月ほど節約生活を試みていたという。変わらず映画は色々観ていたそうだけど、2ヶ月はすごい。 ところがもう頻伽に行きたくて行きたくて途中下車して来てしまったと

りんごのおさけ

【呑屋日記4/12】今週はなにかと縁が続く奥州平泉。そこでつくられたお酒たちが届きました。 史跡である鳥海柵跡で野菜やハーブを育てリキュールにする金ヶ崎薬草酒造。 咲夜は新リリースの果実酒を金ヶ崎ファンのM君Mちゃんと堪能。 Hちゃんは越後薬草のアブサンに夢中。Oちゃんはアラン第二蒸留所を瞳を閉じて味わっている。 くんぺーちゃんに頂いた奈良の柿もなかを食べながら。 心地よき美の意識空間。 みなさまの美味しい顔と言葉をいただき頻伽が宙を舞うhappyな夜でした🕊️

決め打ちの類友

【呑屋日記4/10】口開けははじめて来てくださった女性。通りすがりでなく決め打ちで頻伽へ。嬉しい。 日々SNS発信しているのは、お酒好きな類友と出逢うため。 店の雰囲気や、集う人たち、店主の趣味嗜好をありのままに発信しているので、ピンを立てて訪れてくれる人は会う前からすでに類友。 クヴェヴリからはじまり、干しほたるいかを炙りながら、これにあうお酒をなにか、と注文してくれた。 日本酒や焼酎があうのはもちろんですが、頻伽ではスモーキーなメスカルをおだしする。古代製法と新技

火を灯しあう人たちの場

【呑屋日記4/8】咲夜の頻伽は、数々の名だたる俳句誌の編集長をしてこられた俳人と、書籍をつくることの使命に熱きおもいのある編集者たちとの宴となりました。 学のない私には高尚な世界…とおもいきや、ロックやR&Bでの比喩、悠久の歴史を愉快な語り口で紐解いてくださり楽しくて愉しくて。 とくに心に響いたのは、 蕉風俳諧の理念である "不易流行" 「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れてゆくこと」 頻伽をはじめるときに誓ったこ

着飾るように花を添えて

【呑屋日記4/6】咲夜の口開けはカウンターに私の大好きなご夫婦が二組。  お酒、音楽、映画、書物、スポーツ、美味しいもの…。 さまざまな楽しき事を共有しながら生活に彩りを与えてくださるひとたち。 この日は能登ジン、スカーレット、オロロソ、焦がし樽熟ラム、アイラモルトなどを嗜みながら春の夜を共に過ごしました。 シェモアさん @chez_moi_asagaya_bistro のカヌレをお土産にいただいたのですが、芸術的な美味しさ♡ 味も形も美しく外はカリッと中はしっとり魅

ビンガは頻伽たちの巣

【呑屋日記4/5】海外出向を希望していたK君が今夜日本を発つ。世界を旅してきた彼はジョージアにも訪れたことがあり、クヴェヴリワインを愛する知的好奇心溢れる20代。 「近所にビンガがあったおかげで文化的な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。」と歴史ある銘菓をプレゼントしてくれた。 彼と彼女はいつも津々浦々の名産やしらないことを教えてくれた。好きなものが好き、知りたいことを知りたい、という無垢な感性で頻伽のことも愛してくれていた。 またひとり旅立ちのお別れ

とてつもなくだいじなこと

【呑屋日記4/3】東京が好きだ。山も海も川も好き。咲夜は東京を離れ自然のなかで愛犬と夫と生きることを選んだCちゃんがご来店。 何かを決断して次に進む勇気とタイミングってとてつもなく大事。いい時期だと思う。よかったね。 そして大学生のおともだちを連れてきてくれました。彼女のお初BARデビュをいただいちゃいまして、え!いいの?って気持ち。 緊張させちゃいけないと思いたくさん話しかけちゃってごめんね。なんだかね、なんでも答えをしってるひとのような気がした。 彼女のあたまのな