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調子が悪い時の自律的なコントロールの仕方

我々は日々様々な外的要因、内的要因に晒されている。

先日のような台風のような天災もあれば、3.11のような地震、身体の具合が悪い時、精神的に調子が良くない時、プライペートで問題が発生してる時、生きてれば色々なことがある。

自己管理してたって100%の時なんてないのが当たり前。

その中でどういう態度で人前に出るのか。
パフォーマンスするか。
常に考えている。

これは人前に立つパフォーマーだけでなく、あらゆる仕事や人との関わり合いで常に気をつけたいことだと思う。

今じゃ考えられないことだけれど。

真冬の二月。
雪が吹きすさぶ中、インフルエンザで40度の高熱を出しながらシースールの衣装で一日五回のステージをやった時。

ノロウィルスで上も下も止まらなくなり脱水症状の中、ホールコンサート。
自分のことを全く知らない満員のお客様。
バンドの中では一番年下の自分。
バンマスに「10分ソロやってつないで!」と言われた時。

船の仕事で太平洋沖。
ひどい時化で最悪の船酔い。
叩くどころか立っていられない。
その時はドラムで座っての演奏だからなんとかできた。
バケツを譜面台の下に置いていつでもリバースできる準備をしながら50分ノンストップのステージ。
最後の曲が終わり、緞帳が閉まった瞬間その場で倒れました。

今までの音楽人生で三大ピンチの時です。
でもどれもやりきりました。
記憶は飛び飛びだったりしますが。

これは体調的に危機的状況だった時ですけど。

良く眠れなくて寝不足の時だってあるし、女の子にフラれた時もある、大好きなおばあちゃんが亡くなった時、留年が決まった時、心臓に持病があって余命幾ばくもないかもしれないと言われた時。

そんな時だって当たり前だけどステージはある。
やらねばならなかった。

だって見ている人は関係ないから。

今ネガテイブな要因ばかり書いたけれど、ポジティブな要因の時だってもちろんある。

でもプラスな事であれ、マイナスな事であれ。

そういう事になるべく影響されないニュートラルなマインドを持っていたいと思っている。

自分の調子がいい時だけ良いパフォーマンスをする。

そんなの自分勝手すぎるのでは、と思うのです。

イチロー選手はオープン戦の期間中にわざと徹夜して試合に出たり、打撃練習をしないで試合をしてみたらどうなるか試していたといわれています。

それは来たるべきメジャーリーグに挑戦するための準備だったという。

アメリカは国内でも時差がある。
移動の連続で眠れないこともあるかもしれない。

そしてそんな状態で試合に出ることがあるかもしれない。

それを想定してやってみる。

「普段から意識をしていないことを突然やれと言われてもできない」

考えてみれば当たり前のことだけど。

これってなかなかできないこと。

イチロー選手はどんな不測の事態が起きても対処できるように意識を持って“準備”をしていたという話です。

ネガテイブなことを前向きな姿勢やるというのがポイントなのかもしれない。

想定外の出来事が起こり得ることを想定して行動する。

つまり対策を立てる。

対策を立てるというとニュアンスが違うかもしれません。

自分がどんな状況の時に、どのような状態になるか知っておく。

これに尽きるかな、と。

経験で補える部分ももちろんあります。

何を大事にしているか。
それは人によって違うでしょう。

でもやはり、最後は・・・、

ここから先はあえて書かないことにします。

其々の中に答えはあるはずだから。


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