最短出演時間更新。
カートラジャパン2019だったんですけど、
前日に出展者やスタッフの懇親会がありまして。
ホテルのホールというか、まぁまぁの広さの会場で。
昨年も懇親会の賑やかしでオープニングで演奏したんですけど。
今年も頼まれました。
「いつもの感じで」とのオーダー。
つまりは「会場のみなさんを巻き込んだ参加型のライブをしてください」ということなのです。
プロだからそんなことはお安い御用なのだ。
「持ち時間は10分でお願いします」
ん?10分!?
み、短いな。
寄席の持ち時間より少ないんですけど。
寄席出たことないけど。
そんな短時間で結果を出せと?
まぁできなくないか・・・
なにしろプロだからね。
ツカミはあれやって・・・あの話でひと笑いとって・・・駆け足になるけど説明したりして・・・なんとか10分で収まるように構成を頭の中で練る。
いける。
芸歴20年を超え、独演会も成功させた40才を過ぎた男なのだ。
いけるに決まってる。
プロだし。
そんなこんなで本番5分前。
舞台袖でスタンバイしている私に進行の方が泣いてるのか、笑ってるのかわからないフクザツな表情で近づいてきた。
「みたにさん、10分でお願いしていたんですけど。時間が押してまして・・・7分でお願いできますか?」
もう何言われても驚かない。
「オッケー、オッケー!無問題!
なわけないだろっ!
みたにのことなんか1ミリも知らないし、興味もない人々の前に出て行って参加型のライブをやる、しかも7分で。
どんな苦行なんだ、それは。
求められてるのならまだしも。
多分誰も求めてない。
乾杯の音頭すら終わってない会場なのだ。
そんな冷えピタな会場に出て行きましたよ。
「はい、どーも!」つって。
黄さんとさねちゃんと三人で。
でね、なんとかやりました。
18時48分に出て18時55分に帰ってきました。
時間はぴったり終わりましたけど。
プロだから。
でもかわいそうなみたにさんは心に傷を負いました。
帰り道、バカでかいイオンモールでシャバシャバなバターチキンカレーを黄さんと食べて泣きながら帰りました、
で、次の日幕張メッセの本番も無事終わりまして。
楽しいから会場のブースを色々と見て回ってたんですけど。
なんかみんなアッ!って顔するんですよ。
ワシの顔を見て。
出展者の方々が。
「なんでだろ、芸能人と思われてんのかな?」とか「オーラ出過ぎか?」と思ってたら、
「昨日のよかったですよ」とか「タンバリンすごかったっす!」「見てましたw」「大変でしたね」とか声をかけていただいて。
「あ、あのかわいそうなヤツが来た!」と思われてたのかと。
でも声をかけていただいてなんかちょっと報われました。
またひとつ強くなれた気がするよ。
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芸歴20周年の記念して制作されたアルバム「うたう たいこ」
収録曲は全11曲オリジナルの書き下ろし。
一度聞いたら忘れられないメロディとついつい口ずさんでしまうリズムが交錯する。
ブラジルのタンバリン「パンデイロ」から日本に一台しかないslit drumなど数多くの打楽器を操り多彩な音の空間を演出する。
たいこが「うたう」とはどういうことか?を追求した音楽ファン必聴のアルバム。
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