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「映画の日」皆勤賞

ー作品の感想あれこれ

毎月1日は、1200円で映画が観られる「映画の日」だ。今年(2022年)7月以降、映画の日は、必ず映画館に行ってレイトショーを見ている。今日(9月1日)行けば、3カ月連続になる。ちょっとした皆勤賞だ。大したことではないが、どこか胸を張りたくなるのは不思議だ。

関連リンク(連載「映画『トップガン・マーヴェリック』」シリーズ):「冷静な人たち」「興奮冷めやらず

一言物申す

もちろん、今日も行く。今日封切りとなるブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』を見る。予告編によると、日本がこの作品の舞台になるらしく楽しみだ。今からソワソワしている。レイトショーの時間に間に合うよう仕事を終わらせたいと、自然と気合いが入る。

8月はクリス・プラットら出演『ジュラシック・ワールドー新たな支配者』、7月はトム・クルーズ主演『トップガンーマーヴェリック』をそれぞれ見た。ともに見応えあるシーンが連発で、大画面、大音量で楽しむにふさわしい作品。映画館に足を運んだ甲斐があった。

ただ、『ジュラシック・ワールド』には一言、物申したい。この作品が「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズの集大成というのは良いのだが、全6作品の主要キャストが、すべて最初から最後まで出演するのは、あまりに総花的でいかがなものか。

誰が主人公なのかが分かりにくく、結果、残念なことに、誰に感情移入することなくストーリーが終わった。作中に登場するキャラクターのうち、個人的に一番存在感があったのは、決して主役ではないはずのジェフ・ゴールドブラムだったのは、どうにも皮肉だ。

膨らむ期待

その点で、『トップガン』は主人公(トム・クルーズ)が明確で、実に分かりやすい。主人公の視点でストーリーも進んでいくので、その喜怒哀楽に共感しながら、結末を迎えることができた。見終わると、感情の起伏で疲れたがドッと押し寄せてくるのが何よりの証左と言える。

さて、『ブレット・トレイン』はどうなることやら。楽しみでしかない。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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