見出し画像

この先も健やかに

奥さんが病気を患って手術して以来1年が過ぎ、最初の術後定期検診は「異常なし」だった。その報告を受け、父や母を含め、心配していた家族は皆揃って、ホッと安堵のため息をついた。家族が健康であることのありがたみ。それを痛いほど感じる。この先も、どうか健やかにいてもらいたい。

関連シリーズ:「入院、そして手術」「パンツの運び屋ー続・入院、そして手術(上)」「スプラッターな光景と株上昇ー続・入院、そして手術(中)」「喜びと寂しさのあいだー続・入院、そして手術(下)

張り詰めた心

一番安心したのは奥さんに違いない。夕食の片付けを済ませた後、一休みと言ってベッドに横になり、そのまま朝まで目を覚まさなかった。自覚していた以上に、気が張っていたようだ。それが一気に緩んだのだろう。

無理もない。結果次第では、再検査はおろか、再入院などもありうる。こうした事態は誰もが避けたい。それでも、現実は思い通りにならないことの方が多い。再手術を余儀なくされる人も少なからずいる。

困難な戦い

奥さんは幸運なことに、今回の検診では異常が見られなかった。ただ、戦いはこれからだ。年齢を重ねる中で、健康を維持することは簡単ではない。5年、10年と、異常なしが続くように努めてもらいたい。

孤独な戦いにならないようにサポートしたい。

(トップ写真=術後定期検診「異常なし」にガッツポーズする奥さん=フリー素材を基にりす作成)

関連シリーズ:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?