僕の中に強烈にやりたいことや意志はない。
僕の中に強烈にやりたいことや意志はない。ただあるのは、人の話を聞くことと、それを書き留める力にすぎない。とはいえそういう性格と一方で、凝り固まった価値感はともに存在している。脱過剰消費的なところが強いのと、現代社会が強いる転勤や夫婦別役割定義などの自分の周りにある、何らかの不幸をもたらす負のエネルギーや慣習と呼ばれるようなものへの反抗心だ。だからこそ柳田國男や柳宗悦の民藝運動にひかれたのだと今なら理解できる。
そうだといえば、そんなの最強の副キャプテンではないかと彼は言う。