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【時短勤務は迷惑ですか?】子持ちママが、3人いても”働きづらい”理由

在籍している部署に、私も含め3人のワーママがいます。
全員、未就学児を育てています。

一見、子持ちのママが複数人いると働きやすそうだと思いませんか?

下記2点においては、とても安心できます。

①部署内は、ワーママがいるのが当然という雰囲気があります。

②ワーママ同士、仕事のことだけでなく、プライベートのことも相談できます。

ただ、私は「働きづらさ」を感じています

それはなぜでしょうか?

◇◆◇◆
今回、この件について、投稿するかどうかを迷いました。
私が未熟なため、適切ではない表現が含まれるかもしれません。
誰かを批判する意図は、全くありませんので、ご了承ください。
◇◆◇◆

■同僚のワーママ

その同僚をAさんとBさんにします。

私   ・・・30代前半/子供は1人(5歳)
Aさん・・・30代後半/子供は3人(末っ子が4歳)
Bさん・・・40代前半/子供は4人(下2人が2歳と1歳)

ちなみに、わが家も含め、両親は遠方に住んでいるので、育児のサポートはありません。動けるのは本人か、夫です。

基本、私もAさんも、Bさんも育児短時間勤務制度を利用して働いています。

《育児短時間勤務制度(以下、時短)とは》
3歳未満の子どもを養育する労働者の申し出により、1日6時間勤務に変更することができる制度です。
うちの会社の場合は、子どもが10歳(小学校3年生)まで取得することができます。

Aさんは、バリキャリ思考で、以前から時短とはいえ、毎日のように残業をしていました。月換算で、30時間程度です。

Bさんは、私と同じように、時短通りに働いていました。

■Bさんの決断

でも最近、Bさんは、このように決断したそうです。

時短勤務を止めて、フルタイムで働く!



私(え?)

決断の背景には、「もっと働きたい」という想いがあるようなので、それには賛同します。

■決断の背景

ただ、さらに深堀していくと、業務量が多すぎて、持ち帰って仕事をしていたようなのです。

私はこう思いました。

「もっと働きたい」
から、
「業務を増やす」
のではなく、

「業務が終わらない」
から
「もっと働く」
んですよね。

順番が逆ではないですか?!・・・と。

時間を増やす前に、改善できることはいくらでもあるんじゃないですか?!とも。

彼女の決断をとやかく言うつもりはないのですが、実質、私の肩身が狭くなりました

3人とも、
同じ未就学児を育てるママ。
両親からの育児サポートはない。

条件は同じなのに、”時短以上の時間を使って働く2人と、時短内で働く私”という構図が出来上がったからです。

■私は時短を止められるのか?

他所の家庭のことをとやかく言うつもりはないのです。
そこで、私が、時短を止めることを考えてみました。

定時で退社しても、保育園にお迎えに行けるのは19時半。
それから帰宅して、晩御飯・お風呂、寝かしつけで21時半。
この時点でムリだと感じてしまいます

今、うちの子は20時に寝かせているのです。

考え方は人それぞれだと思いますが、それより大幅に遅くなると、子どもの発達に影響が出ると思います。

夫の協力が得られれば、変わってきますが、うちの場合は平日ワンオペです。

そもそも通わせている保育園に、”保育時間を延長できる制度がない”ので、成り立ちません
転園しなければなりませんが、待機児童が多いので、不可能です。

■決断の背景2

きっと時短を止める理由は、他にもあるのだと思います。

時短だと・・・
・給料が低い
・ボーナスが低い
・評価されにくいので、昇進は遅い
・責任のある仕事を任されにくい

だとしても、時短だから「やる気がない」訳ではないのです。
(声を大にして言いたい!笑)

毎日、時短内で業務を進められるように、ハイペースで働いています
自分が新人の時と同じくらいの給料&ボーナスしかもらっていないにもかかわらず。

でも、私は新人ではありません。
自分の年次と同等の働きをしないといけないのです。
この悔しさ、分かりますか?(泣)

■心配事

心配なことは、まだあります。
もうすぐ、育児休業中の後輩が復職します。

未就学児を抱えるワーママである私たち3人を見て、どう思うのでしょうか?

その過半数(3人中2人)が、時短勤務以上の時間、働いていることになります。

その後輩は、年齢的にも年次的にも若手だからこそ、”時短で帰らないほうが良い”と思わせないか心配です。

時短を取る、取らないは、自分で決められるけれど、自分だけの問題ではないのだと感じます
特に、次世代を担う後輩への影響があるのではないかと。

|最後に

同じワーママとは言っても、それぞれに家庭の事情は異なり、考え方も違います。

個人で選択していくことになるのは当然ですが、その選択が偏ってしまうと次の世代の選択肢を狭めてしまうことにもなりかねないので難しい所。

10年以上、社会人をしていますが、後輩たちは、自分が意識しているよりもずっと、先を歩く者のことを見ていると感じます。

例えばいま、私がワーママ2人を見習って、時短ではない枠で、ムリして働いてしまうとそれがひとつの例となってしまいます。

私は、”私らしく働く”ために、自らの決断で時短勤務を選んでいます

選んだ道を進むことは、時に勇気がいることだけれど、自分だけの問題ではない(後を歩く者が見ている)ので、その道を信じて、歩いて行こうと思います。

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コメントありがとうございます★

>だいなさん
お優しいお言葉、ありがとうございます(;;)ウッ…
毎度、子どもの勉強に付き添った結果、「ママがいないと勉強できない」と言う子に育ててしまいました(苦笑)

先取り教育に関してのアドバイス、ありがとうございます!そうですよね。参考にさせていただきます🌻

コメントありがとうございます★

>うさぎ詩ぐれさん
そこまで仰っていただき、ありがとうございます。涙出ます(´;;`)ウッ…
そうですね。マイペースが一番ですね。
こちらこそいつもとってもありがとうございます🌻

最後までご覧いただきありがとうございます。
Have a good day! では、また明日♪

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