見出し画像

大切な人との思い出を残すためにnoteを始めたこと

未来の私と夫へ

本当にnoteに書き残したかったことは、亡き母や亡き祖母との思い出だったのかもしれない。ふとそんな事を思った。

大好きだった2人を亡くし、2人がいなくなった時、今まで2人と過ごした思い出も、全部忘れて消えてしまうんじゃないかと寂しくなった。
2人が亡くなった後に思い出すのは、2人の最後、病気だった時のことばかり。楽しかった思い出もあるはずなのに、病気との戦いが過酷すぎて、そちらばかり思いだされる。それほど、私の中で亡くなった時の衝撃は大きい。

結婚した当初も、1人になると2人のことを思い出し、急に悲しくなったりすることもあった。
しかし、最近は、夫との幸せな毎日を送る中で、私は忘れかけていた。「2人が生きた証を何かの形で残したい。」ということを。

今、思えば、夫にも同じ様なことを感じていた。
夫と付き合っていた頃、危ない仕事ばかりするので、この人も、いつか私の前から居なくなってしまうんじゃないかと思い、ずっと怖かった。

だから、会えば写真ばかり撮って、会えないと心配になった。そんな毎日を送っていたはずなのに、今、毎日の幸せが当たり前になりすぎて、そういう事を考えなくなっている。

夫との、何気ない日常も、このnoteに書き残していけたら良いな。

そして、どちらかが居なくなって寂しくなった時に、このnoteを開けて、2人で過ごした楽しかった日のことを思い出せたら良いな、と思う。

なんだか、しんみりしてしまったけど、またすぐ忘れてしまうかもしれないので書き留めておきます。

しじみ

この記事が参加している募集

眠れない夜に

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?