カツオさんは、そもそも私にとっては
小学校1年生と２年生のクラスメイト。
そして、印象として残っているのは、運動会のリレーの時に、彼の前が私でした。ともかく、ものすごい形相で「速く速く」と怒鳴られたので「怖い」しかありませんでした。
50歳を超えた頃から、何となく男女関係なく中学の同学年メンバーで、少人数の飲み会が
始まりました。
そして、そのメンバーが中学の同期会の幹事になったのです。私も、カツオさんもそのメンバーの一人でした。男性メンバーの中ではどちらかと言えば、余計な事は言わないタイプでした。私は、その時には、すでにバツイチ、彼は長い間、別居中という話でした。
女友達からは「カツオさんと、くっつけば」と冗談で言われていました。
それが、くっつくどころか、今、隣の布団で
いびきをかいて眠っています。

もちろん、これには訳があるのです。
　　　　　　　　　　　　　　　つづく