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災害のニュースで辛いと感じる、あなたの心を守る方法

初めまして、にょびたと申します。

普段は「コピーライティング」に関して、記事を投稿しているのですが、

今回、この共同マガジンにお誘いいただき参加するにあたって、このマガジンでは「コピーライティング」という枠を離れて、思いつくままに記事を投稿していこうと思います。

よろしくお願いします。


さて、

2024年元日に能登半島地震が起こりました。

まずは、お亡くなりになられた方々に対して、ご冥福を祈ると共に、被災された方々におかれましては、1日も早い復興と日常生活が元に戻りますことを心から願います。

今回のような大きな災害が起こると、テレビなどのメディアは毎日のように被災地の現状を伝えたり、地震の映像が何度も何度も流されます。

これは、メディアとして現状を世間に広く知らしめるという責務があるので仕方がないことです。

しかし毎日のニュースで、あなたの心は辛くなってはいませんでしょうか?

かく言う私は、若干心が辛い状態が続いています。

というのも、私が高校1年生の時に阪神淡路大震災が起こりました。その時、私は大阪に住んでおり、震度4という人生で初めて大きな揺れを経験しました。

幸いなことに、大阪では揺れは大きかったものの、淡路や神戸に比べれば被害はとても小さかったですし、日常生活も問題ありませんでした。

しかし、連日報道される衝撃的な被災地のニュースや、繰り返し起こる余震のストレスで大きな不安や恐怖が押し寄せてきたのを、今でもはっきりと覚えています。

また、東日本大震災の時では、神奈川県に住んでいたので、震度4という大きな揺れを、またも経験しました。

この時は、私はうつ病の治療中だったので、ストレス耐性がないのに、大きなストレスがかかる状態になってしまったため、地震に対してトラウマになってしまったのだと思います。

このような経験から、連日の地震に関するニュースを見ていると、阪神大震災や東日本大震災の揺れを経験したことが、少しフラッシュバックしたのでしょう。

明かにメンタルが弱り、体調が悪くなってしまったのです。

そこでこの記事では、毎日流される地震のニュースを見ていて「心が辛い」と感じている、あなたの心を守る方法をご紹介します。

この記事を読めば、あなたは災害のニュースで辛い気持ちになっているのを、少しでも軽減する具体的な方法を知ることができるでしょう。



テレビの災害情報は一日中同じ内容を繰り返している

テレビなどのメディアは、大きな震災が起こると、全てのチャンネルで震災の情報を放送します。しかし、よく見てみると、何度も何度も同じ内容を報道しているのに気がつきます。

そのため、新しい情報は1日の放送のうち、それほど多くないのです。

特にテレビは、黙ってしまうと放送事故ということで、ダメなこととされているので、新しい内容がないにも関わらず、何度も何度も同じ情報を放送し続けます。

逆に、受け手側の視聴者から見ると、テレビなどで震災の情報を見る度に不安や恐怖の感情を煽られ続けることになります。

しかも、以前の震災で被災経験があったり、震源地の近くで大きな揺れや余震を経験していると、テレビが流す震災関連の情報を見るたびに、以前の地震を疑似体験しているようなものなので、知らず知らずのうちにフラッシュバックして、大きなストレスがかかります。

もちろん、そのような経験がない人でも、何度も何度も不安や恐怖を煽る情報を見ていると、その不安や恐怖が大きくなっていきます。なぜなら、人は繰り返し同じ内容の情報を受け取ると、脳が人生で大切な情報として脳裏にインプットしてしまうからです。

なので、そのストレスから体調を崩したり、なんとなく不安を抱えたりしてしまったりするのです。

私の場合は、地震が発生した時の揺れている映像を見ていると、以前の経験がフラッシュバックするのか、今でも気持ちが悪くなりますし、グッとストレスがかかるのがわかります。

このように、震災関連の情報を何度も何度も繰り返し見ると、只々不安や恐怖を感じるだけなので、必要以上に情報を見ないようにすることが心を守るためには必要です。

震災の情報は脳が自動的に「命の危険がある」と処理するので、とても気になるとは思いますが、受け取る情報を制限することで、大幅にストレスを軽減することができるのです。


毎日、5分間だけ震災のニュースを見る

先ほどは、震災のニュースで心が辛い人はニュースを見るのを制限すると良いことを書きましたが、ここではもう少し具体的にどうすれば良いのかオススメの方法をご紹介します。

私は震災のニュースを見ているとストレスから気持ちが悪くなるので、意識的にニュースを見ないようにしています。では、全く見ないのかと言われれば、それは違います。

日々、被災地のは状況変化しますし、震災関連の情報を全く見ないのも問題があると思うので、必要な情報は見ます。

では、どうするのかというと、

「1日5分間だけ震災のニュースを見る」

ということにしています。

なぜなら、5分間以上震災関連のニュース映像などを見ていると、不安や恐怖の感情が煽られてしまうため、必要以上にストレスがかかるだけでなく、トラウマになってしまう人がいるからです。

では、5分間しか見ないのに、情報は取れるのかと不安になるかもしれませんが、それは大丈夫です。

1日のうちで新しい情報というのは、それほどないので、5分間だけテレビニュースを見れば、大方の情報は理解することができます。また、yahooニュースなどの文字で情報をとるのも有効です。

それは、自分で読む時間や量の調節が可能なので、必要以上に繰り返し不安や恐怖を煽られることがないので、メンタルを削られることがないからです。


震災以外のことを考える時間をできるだけ長くする

震災のニュースによるストレスを軽減するためには、震災に関してできるだけフォーカスしないようにすることが大切です。つまり、震災以外のことを考える時間を長くすることで、震災について考えないようにするのです。

言い換えればそれは、「現実逃避」するということです。

では、その方法はどうすれば良いのかというと、映画を見たり、本を読んだり、ゲームをしたりと、自分の好きな趣味や興味あることに没頭すれば良いのです。

例えば、地震のニュースを見て気持ち悪くなった私が何をしたかというと、Amazonプライムでハリーポッターシリーズが全て見れたので、最初から最後まで1日中ハリーポッターを見続けていました。

すると、ハリーポッターの世界に引き込まれていくにつれ、地震のことを、その時間忘れることができるため、少しずつ落ち着いてきて不安感をあまり感じなくなっていきました。

余震が続く被災地や北陸だと、どうしても余震で現実に戻され不安を覚えるとは思いますが、少しの時間でも現実逃避することがメンタルを保つためには大切なことだと思います。


まとめ

大きな地震や震災などの災害が起きた時には、人は不安や恐怖からその情報を積極的に集めようとするのですが、そのような衝撃的な情報に触れるたびに知らず知らずのうちに、心が削れていきます。

その結果、いつの間にか体調が悪くなったり、動悸がしたり、不安感を覚えたりします。

そのようなストレスを軽減し、トラウマにならないようにするためには、意識的に災害以外のことを考える時間を取ることがとても大切です。簡単にいえば「現実逃避」するということです。

具体的には、映画を見てその世界観に入り込んだり、テレビゲームやパソコンゲームで遊んでゲームに集中したり、好きな小説を読んだりと、自分が好きだと思う趣味に没頭するのです。

しかし、全く災害の情報を知らないのも問題があるので、1日5分程度テレビの報道を見たいり、ネット記事を読んだりして、情報を得るようにすることをオススメします。

なぜなら、5分以上災害の情報を見続けることでトラウマになってしまう人が出てくるからです。

そのため、自分が安全な場所にいるのならば、積極的には災害の情報に触れない方が、自分の心を守るという観点から考えればとても有益なのです。

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