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ダメ人間と全体論

こんにちは、今年入社した新卒の子が姪と同い年である事に今更気付き、衝撃を受けているダメ人間です。

今回は久々にアドラー心理学、「全体論」についてつらつら書いていこうと思います。
5大理論の中でも正直、別に書かなくてもいいかなと思ったりもしていましたが、他の4つは書いたし、残り1つだし、何か書かないのも中途半端で気持ち悪いので書く事にしました。

まず全体論とは?ですが、
心と身体
意識と無意識
理性と感情
という一見相反するこれらの要素は全て1つであり、お互いが補い合って、人の心を構成するもの。
なので分割は出来るものではないという考え方です。
要は意識も無意識も同じであり、無意識に行動する事はなく、そこには必ず意識が働いているという事です。
ちなみに逆の意見もあり、心理学者のフロイトは人の心は意識、前意識、無意識の3つに分けられると提唱しました。
興味がある方はGoogle先生にお尋ねください。
何でも教えてくれますよ。

話しを戻して、よくある話しで例えると「部屋の片付けをしていて、気付いたら無意識に漫画を読んでいた」があります。
人によっては「無意識だから仕方ない」を言い訳をしながら漫画を読破し、片付けは後回しという事もあるかもですが、全体論の考え方ではいやいやいや……と否定されます。
漫画を読むのをやめないのは無意識ではなく「やめたくない」や「やめようとしない」と言った意識が働いて、結果読破するという行動を選んでいるだけ。
そしてその行動を選んでいるのは他でもないあなたであり、私です。
私、最近はスマホで文章を書く事が多いのですが、今回もこの短い文章を書いている間にも何回YouTubeのアプリを開いたと思いますか?
数え切れません。
アプリを開いたら最後、「武藤 入場」とか「清原 ホームラン」などと検索して見入ってしまいます。
そして困った事にその時間が最高に楽しい……楽し過ぎるのです。
楽しいからこそ無意識ではなく、意識的に自分で「動画再生」という行動を選んでいると言えます。
また心と身体に関しても体調が悪いから休んでいるのに仕事の事を考えたりすると、結局心が休まらないので体調が良くなるはずもなく、モヤモヤしたまま1日が終わるなんて事もあると思います。
これも心と身体は1つなので、身体だけ休めても意味が無いという事です。

では全体論のメリットは何か?
「無意識に武藤敬司の入場シーンを見ていた」という言い訳をやめ、自分の決めた行動と考える事で途中でアプリを閉じ、「早く終わらせて、ゆっくり見よう」と行動を変える事が出来ます。
「無意識に〜」を続けていたら、一生終わりません。
また「身体だけではなく、心も労らないといけない」と意識すれば、休日は趣味に没頭してストレス発散したりする事も出来ます。
ちなみにダメ人間の最近のストレス発散は1人カラオケ、いわゆるヒトカラってやつですが、これはオススメです。
何を唄ってもいいですし、何なら同じ曲を何回唄ってもOK。
何より誰にも気を使わなくていいのが最高ですね。
下手でも唄っている時は仕事の事も忘れて自分の酔えるので、自己肯定感も高まって超オススメです。

そんなこんなで今回はアドラー心理学の全体論についてのお話しでした。

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