見出し画像

第一部『金沢マラソン2022への道』中編

今回は実際のやり取り画像を多めに使おう。なぜなら自分の言葉だけで書いてたら美談にしていると勘違いされても困るので(笑)

練習メニューを変更

駅伝後のやり取り。

『彼』は部活動ではなく、市民ランナーとして走っている。8月は早朝や夕方の涼しい時間帯ではなく昼前後に走っている(自分の中では考えられない、苦笑)のでどうしてもポイント練習をするなら短めの距離のインターバルになってしまう。でも若いんだしこれくらいで走れてるからこれくらいでは走れるかな??って正直思っていた。

しかし駅伝ではっきり言って失敗した。いや失敗させしまった。

それまでのDMでのやり取りや、7月に一緒のレースに出てた時の走り、ポイント練習はどうだったかを思い出しながらなぜ失敗させてしまったのかを考えた。

そこで自分の中で1つの仮説を立てて、『彼』に提案してみた。下が当時のやりとり。


提案
『彼』からの質問へ答える

レース中に足が動かなくなって失速するなら、1km×5本のような短いインターバルではなく、2kmや3kmを走りながらしんどい状態でも足を動かさないといけないという事を体で覚えてもらう。それもよりレースに近い状態を作って慣れてもらう方が良いと考えた。

初めての1km+3km+2kmの結果

この後やりとりしているが結果は予想通りだった。しかしインターバルをやるならこっちでチャレンジした方が良いと自分の中で覚悟が決まった。

2回目の1km+3km+2km
感想と質問


質問と感想

5,000mとフルマラソンに向けて

10月12日(水)は5,000m記録会。そして10月30日(日)は金沢フルマラソン。3ヶ月前に『彼』に聞いた目標レースがすぐそこに迫っていた。

そこで自分が考えたのは下の練習メニュー。『彼』走りを見に行ったり、状態を聞いたりしながら練習メニューは変更したりしたので、ここに載せたのと実際にやってもらったのでは違いますが…。


金沢マラソンまでの練習メニュー

契約を結んだ時の『彼』の目標が5,000mで17分45秒。フルマラソンで2時間55分。フルマラソンサブ3やサブエガを目指している市民ランナーの皆さん。この練習メニュー見てどう思いましたか??なんで30km走をやらせない??そう思ったでしょ!!

僕からしたら必要ありません!!なのでやらせません!!(笑)

サブ3なら3時間jogが余裕を持ってできて、24kmをキロ4ペースでペース走できたら僕はじゅうぶんサブ3は出来ると考えている。サブ3に必要なのは3時間走り続けれるスタミナと4分15秒より速いペース(個人的にはキロ4)でペース走が出来てれば、スピードの余裕度からみてもじゅうぶんだと考えているので。ちなみに3時間jogは9月に帰省してたときに1度やってもらってました。そして僕にDM送ってくる前にもやっていたのは知っていたので。 

自分の中で覚悟は決めたのでコレでやってもらうことにした。当然1つ1つの練習メニューの意図やペース設定などのやり取りはDMがメインで会った時は話し合いをした。

『話』ではなく『話し合い』。

『彼』はまだ学生である。今後社会に出た時に上の人間から言われた事しかできないようになるのはこちらとしては本当に困る。なのでふだんからいろいろと考えてもらうようにしてるし、自分の言葉で『言語化』してもらうようにもしている。

ただ走れば良いのではない。自分と縁があってやり取りをするなら社会に出て恥ずかしい思いだけはしてもらいたくないので。

5'000mに向けて組んだ3km(10'33)+1km(3'25)と2km(6'55)+1km(3'19)。

形になってきたのでレースはなんとかなるかなと思った。いや思おうとしたのが正しいのかもしれないが(笑)

ちなみに3km+1kmが終わって数日後に初めてフォーム(腕振り)について言及した。腕を前で振りすぎていて腕振りから生まれる推進力が全然使えてなかったので。実際は少しは改善されたが今後の課題の1つではある。

3km(10'33)+1km(3'25)


2km+1kmの2km


2km+1kmの1km

5,000mと金沢マラソンの前日に『彼』に言った言葉。

『結果が出なかったら僕のせい』

この言葉に別に深い意味はない。素直に思っている言葉なので。

とりあえずレースを楽しんでもらいたかったのでかけた言葉。

レース前日のやり取り

10月12日(水) 5,000mのレース結果

結論から言うと17分46秒73で自己ベスト更新👏
目標には1秒足りなかった。しかしレース展開に恵まれなかったみたいだったので、それを考えると本当に良かったと思う。

ラップ


レース後のやり取り

また長くなってしまったので今回はここまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?