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51/100『嚙み合わない会話と、ある過去について』辻村深月



辻村深月さんの短編集。

最初のお話『ナベちゃんのヨメ』から
思いっきり引き込まれた。

「ナベちゃんの嫁がヤバイらしいという噂が立つ」

という1文から始まる物語。
マジでナベちゃんの嫁にイライラした。
読み始めてわずか数ページで
私はもう物語の中にいた。
そしてそのあとぎゅっと胸を締め付けられた。

その後も
「もう勘弁してくれ!」というくらい
苦しくなるほど胸をえぐられ
恐怖を感じた。
だけど読むのをやめられない
なんなんだこの作品は!!!

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