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【読書】第2回 本屋大賞(2003/H17)コンプリート

第2回本屋大賞ノミネート作品
①夜のピクニック/恩田陸
②明日の記憶/荻原浩
③家守綺譚/梨木香歩
④袋小路の男/絲山秋子
⑤チルドレン/伊坂幸太郎
⑥対岸の彼女/角田光代
⑦犯人に告ぐ/雫井脩介
⑧黄金旅風/飯嶋和一
⑨私が語りはじめた彼は/三浦しをん
⑩そのときは彼によろしく/市川拓司
番外 電車男/中野独人

 

第2回本屋大賞ノミネート作品を全部読み切りました!
特に印象に残っているのは
大賞の『夜のピクニック』と番外の『電車男』です。

『夜のピクニック』
高校の伝統行事である歩行祭を通して、それぞれが自分を見つめる物語です。
高校3年間って本当に特別な時間だったなぁと思います。子供でも大人でも無い感じ。
宙ぶらりんで不安だけれど、だからこそ楽しめることもある。

『電車男』
なんで番外編なのかな?と思ったら
スレッドをそのまま本にしたような形式でした。
1人の男の恋の行方をみんなで見守る一体感もさることながら
AAや当時のネットスラングに「うわー!懐かしいー!!!」とテンションが上がってしまいました。

ちなみに最後までなかなか手が出なかったのは『黄金旅風』です。分厚さと歴史物ということで本棚で見かけるたびに「…また今度!」でした。
でも、魅力的な登場人物と物語の結末が気になって
ワクワクしながら読みました。
読まず嫌いしなくてよかったなぁ!

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