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「100DIVE」第1期完結!

 地方創生の新たな枠組みを作る「100DIVE」の1期が10/16のセッション5で完結した。大子・信濃・小海の3地域に対し、3つの採択チーム・6つの一部採択となった。

 100DIVEは、株式会社さとゆめ と連携した「人起点」の新たな地方創生の枠組みへのチャレンジ。この3ヶ月は、あくまで始まりの一歩に過ぎず、今後この採択チームとさとゆめ が伴走しながら、プロトタイピングし、実装を目指す。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000050855.html

 その意味では、まだまだ成功とは言い切るには時期尚早だが、最初の3ヶ月のプロジェクト推進を担った立場としては、第一走者として力を出し切った充実感がある。

 では、第二走者にバトンを渡した段階で見えてきた、枠組みの新しさとは、何か?

 一番は、本気で地方創生に携わるチームが出来上がること。一人の個人ではなく、集団ができること。ほとんどが地域やチームの仲間に縁もゆかりもなかった人たちが、この100DIVEの3ヶ月が終わっても、本気でそのテーマに携わっていくチームとして地域に残っていく。すでに移住や複業、プロボノで関わる人が30-40人輩出する見込みとなっている。

 このようなことができたのは、何故か?セッション5回を通じて、その地域のニーズ起点で、自分たちで本気で入り込んでやりたいプランを作り上げる。その過程をリフレクション(内省・振り返り)を通じて、自分とチームを省みながらチームビルディングを続ける。その中で一歩踏み出す本当にやりたいことと本気の仲間が出来上がってくる。

 また、この本気のプロセスの過程では整理された一本道でない分、参加者・参加者と地域・地域と事務局・事務局と参加者間での予期しえない様々な'事件'が起こってくる。その、ある意味トラブルを楽しみながら事務局も当事者として本気で向き合うことで、参加者や地域の本気度のボルテージが上がってくる。

  さらにいうと、ALIVE の過去参加者がボランティアとして事務局兼任で参加者としてチームにいるのも心強い。ALIVEのプロセスを理解しながら、100DIVEならではの地域にさらに没入していくことをチームの仲間の先導きって引っ張ってくれた。


 とはいえ。まだまだ提案されたプランは、これからだ。さとゆめ の伴走のもと根本的な練り直しも必要になってくるだろう。チームの本気も、この3ヶ月の非日常を超えた日常でも維持でき続けるのか。これからが勝負である。

 ただ、そこは地方創生で伴走し続けてきたさとゆめと、地域との深夜までの激論の末に選ばれた3つの採択チーム を信じるしかないし、 仲間として信じれる実感をセッション5でも感じた。最高の第二走者の今後を最前線で応援しつつ、新たな枠組みを作るという意味では自分の持ち場を走る続けることが重要だ。

 これからの来年9地域、その後10年にわたる過酷なチャレンジでもある。その自分の持ち場を走り続けるその走り方を、自分達でリフレクションしながら作り上げる必要がある。

 始まりの終わりにしかすぎない1期の終了にあたり、今後100の地域に本気でDIVEしていく、その決意を新たにした。

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