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ある夏の夜の出来事

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暑い夏の夜は、涼を求めて街をぶらつきたくなりますね。 そして次にアバンチュールを求めたくなります。 でも、そんな日は気をつけてください。恐ろしい事になるかも知れません。 尚、… もっと読む
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ある夏の夜の出来事(1)

ある夏の夜の出来事(1)

不思議な事件
真夏の夜に起きた不思議な事件。
迷宮入りになったのだが、
これほど不思議な事件は無かった。
それはあるラブホテルでの出来事

男の衣服と貴重品と自動車は残されているのに、その男が居ない。
男は全裸で何処に行った?

防犯カメラでは、男一人の確認は出来ている。
何故ラブホに一人で来た?連れの女は居ないのか?
免許証で男の名前がわかる。
男の名前、葉山潤 。
住所は、・・・・。

その後

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ある夏の夜の出来事(2)

ある夏の夜の出来事(2)

事件勃発

うだる様な暑さが続くある夏の日曜日

俺は清涼と女を求めて一人でドライブに出かけた。
目指すは⭕️⭕️海水浴場だ
あそこなら、多くの女がいるだろう。
はやる気持ちを抑えながら、海水浴場に急いだ。
多くの若者が、海を楽しんでいる
太陽は熱く、若者達の表情も熱気に溢れて青春を謳歌している。
それに比べて、私は一人。
俺は有名なナンパ師。
浜辺で腰を下ろしていると
女が腰を振りながら俺の前を

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ある夏の夜の出来事(3)

ある夏の夜の出来事(3)

第二の事件勃発か?

蒸し暑いある夜、私は一人涼求めて部屋を出た。
いつも通る道だが、夜中に歩くのは初めての事である。
静かにひっそりとしている公園。
いつもの顔ではない。
公園のベンチに腰を落として、
通り過ぎる自動車を見ていた。

「お兄さん。チョット、お兄さん。
寝てるのですか?」
と、虚な耳元に女性の声。

「こんな所で寝ていたら、猛烈熱女が来ますよ。」
と、訳の分からない事を言われる。

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