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「私達に取材させてください!#1」ウェルベース矢巾編(その1)

こんにちは!カダルのスタッフ藤原です。

以前にお知らせしました、『私たちに取材させてください!』、矢巾町100人インタビュー企画の第一弾となります。


今回訪れたのは、「つながるまち。やはば」の健康発信基地
ウェルベース矢巾 さん

ここは、医療とつながるフィットネス。医療と連携した、安心・安全・効果的な運動やトレーニングが楽しく続けられる、まちのフィットネスジムです。

~まちのフィットネスジムが誕生するまで~


医療費が年々増加しているという現実から

人口の高齢化が進んでいる矢巾町は、医療費が増加傾向にあります。
住民の家計に大きな負担を与えることはもちろんのこと、矢巾町としても財政の圧迫が厳しいところ。
しかも、矢巾町は脳卒中患者が岩手県内でもワースト1位。お金の問題だけではなく、町民それぞれが健康づくりへの意識を高めていく必要性を感じます。医療費を減らすことは困難であっても、現状を維持することはできる。自発的な運動習慣や食生活の改善を行い、管理を行っていく必要があることが見直されました。


令和元年、岩手医科大学附属病院が盛岡市から移転

このことを受けて、矢巾町はさらに健康づくりへの活動の幅を広げます。

岩手医科大学附属病院の敷地内に、学校法人岩手医科大学、(株)ドリームゲート、(株)タニタヘルスリンク、日本調剤(株)、テクノジムジャパン(株)といった専門的な各分野の民間組織と矢巾町がつながり、町の健康のために誕生したのがメディカルフィットネス。

その中で、以前から『やはば健康チャレンジ』という事業を矢巾町が行っていました。開始当時の参加者は300人程度でしたが、申し込み先を矢巾町役場から、次第にウェルベース矢巾に以降したことにより、参加者は2倍の600人まで増加。自分自身の健康に興味がない、また興味があったとしても行動に移せない人々にどうアプローチしていくか。国や地方自治体の取り組みだけでは手が届きにくいところを、民間組織が手を挙げて参入することで相乗効果をもたらしました。

ウェルベースとは『ウェルネス』+『ベース』の造語

また、厚生労働省大臣認定の『運動型健康増進施設』と『指定運動療法施設』の認定取得予定です。これが認定されると、ウェルベース矢巾の会費が医療費控除の対象になります。


健康の情報発信の拠点として

情報発信と聞いて、思いつくのがホームページやSNSなど。もちろん、これらの媒体を活用しての発信も積極的に行っていますが、それだけではありません。
ウェルベース矢巾まで、誰もが足を運ぶことが困難な人もいます。そのような中で、誰もが公平に機会を得るためにも、講師が公共施設などの現地に出向いて指導などの活動も『発信』と捉えています。


今回は、この町にウェルベース矢巾が誕生するまでのお話をしました。
次回は、施設の中を大公開します。お楽しみに!


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【ウェルベース矢巾 公式HP】

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