実はもうひと月ほど、気持ちよくチャットを楽しめている人がいます。ただし、すでにMr.Rの経験（#7-#8-#9）をしているため、期待しつつも自分で自身の心の行方を見守っている状況です。

（初めての方は⬇からお読みいただけるとうれしいです）

ひと月以上もチャットを続けている方はMr.Gです。彼はわたしが住んでいるところから2時間ほど離れた工業都市にお住まいです。タイミングとして、Mr.Rやエロおやじたちの対応で“もやもや感”が芽生えていて、マッチングサイトから理想の出会いなんてないかも……と希望を失いかけていたところ

メッセージが届きました。

要約するとこんな感じでした。ちょうど下の記事のように、悶々としていました。マッチングサイトにいる人って、真剣な恋愛を探しているのか、セフレを探しているおじさんばかりなのかと……。

そこに飛び込んできたメッセージだったので、紳士的でありモラルをわきまえているという文言にちょっと安心しました。さっそくプロフィールを確認してみたところ、ルックスはこれまでの中ではいちばん好みかも……。

太っていないし髪もある。おまけにわたしよりも5つ若い！！😆
返事してみよっと！！

すると、偶然にも名古屋が本社の会社で、彼はそのミシガンの支社に勤めていた時期があることが判明しました。わたしも名古屋出身なので彼がビジネスでよく訪れていた場所はわたしにとっては身近な地域です。

彼はバツ1どころか、バツ2でした。最初のワイフとは12年の結婚生活で、現在は大学生になった息子さんが2人いるそうです。離婚後の再婚はたったの3年だったそうですが、なんと！日本人女性だったそうです。

いやぁ、これはネタになる！！

ってところでもっと知りたくなりました。

すると彼は、お付き合いを前提にするならお互いをよく知った上でその先に進むのが誠実な対応だと思うからと、包み隠さず、ご自身の歴史を知らせてきました。

最初の結婚が破局を迎える前から、日本にはたびたび仕事で訪れ、日本が大好きになりました。そして最初の結婚生活に終わりを告げたあとの、日本出張のときにひとりのシングルマザーの日本人女性と恋に落ち遠距離恋愛が始まったそうです。

とはいえ、彼女の英語力は未熟で二人のコミュニケーションにはかなりの壁があったそうです。それでも惹かれていき、「愛があればなんとかなる」と結婚したけど、彼女が米国に来ることは難しく、彼は二人の息子たちの父親として日本に行くことができずで離れたまま結婚に踏み切ったけど、最後には破綻したということでした。

自分では真剣な恋愛だったつもりだけど、振り返れば悪い決断であり、その黒歴史からいろんなことを学びましたと話してくれました。特に、恋に落ちたシングルマザーの女性は、彼の話からわたしが推察すると、彼女のほうが1枚ウワテな気がしました。

真面目で善良なアメリカ人を女力を武器に射止めた感じです。後々、彼自身が、彼女がほっしていたのはトロフィーワイフならぬ、尽くしてくれる白人のトロフィーハズバンドだったことに気付かされ、たった3年で日本人妻との結婚は破局を迎えたそうです。

そのストーリーを聞いて、そんな目にあったのになぜまた日本人のわたしに連絡しているのですか？と尋ねると、彼は唸りました。

そういえばそうですね。

二度目の結婚はロマンチックな恋愛体験ではありましが、正直言ってハズレクジを引いた感じがあります。愚かな決断に反省することはたくさんありますが、その分だけ成長しました。Xワイフの経験は別として基本的に日本でいろんな日本人に会い、心から日本人をレスペクトしています。

中国にも行きましたが、日本人とは大きく違うことがよくわかっています。日本の食文化も歴史も自然も、自分にとってはほんとうに魅力的です。たとえ二度目の結婚に失敗しても日本へのレスペクトはゆるぎません。

日本が好きというだけで、「ミシガン在の日本人みーつけた」というのでは本末転倒ですが、わたしからすれば、まったく日本への理解やレスペクトがない人よりは、話が早いと言えます。

そんな彼とわたしは今もチャットを続けています。

今のところとっても正直で誠実さを感じています。ビジネスで世界の各地をまわった経験をお持ちのようで、グローバルな話題でも会話のキャッチボールができるのでこれまで他の人には見られなかった知性を感じています。

Mr.Rのときのように、共通の話題で盛り上がるということはないのですが、ゆるーりとした感じで、何のプレッシャーも感じないところは心地よいです。

さて、これからどう発展していくのかな？

今のところ、Mr.Gはたいへんわたしとのコミュニケーションを気に入っているようです。すでに残っていたマッチングサイトの契約をキャンセルしたと証拠のスクショを送ってきました。

つまり、わたし一筋でこの出会いを成功に導きたいという、コミットメントの現れだと受け止めました。それどころか、わたしとの会話がとっても楽しいので、もし恋愛関係に発展しなかったとしても、今後も友人関係を続けたいと言ってきたほどです。

一方、わたしにはMr. Rのときのようにビデオチャットで沈没の経験があるので、実際にお目にかかって、何らかの自分の感情の動きを感じるまではわかりませんから、未だ彼に100%コミットはしていません。😅

会うのが楽しみなような、怖いような状況のまま、日々楽しい会話を続けています。毎朝、おはようございますメッセージと、お昼休みには元気？メッセージ、仕事が終わって家に帰るとその日の報告が届きます。

こんなやりとりしていると、気分も若返りますワ。😆

さて、読んでくれている皆さん、
「老いらくの恋」に発展できるように応援してね。😊