見出し画像

昭和最凶! 飛龍の迷曲に触れてみる?

今回も需要なし…誰か止めなかったのか的名曲

今回は、日本音楽史の最大のタブーとも言える迷曲「マッチョ・ドラゴン」を取り上げます。

マッチョ・ドラゴン 藤波辰巳(現 藤波辰爾)の入場曲として知られる史上最大の問題作です。

ちなみに、真面目な記事はプロレス“ザ・モンスター”ハラダ様の記事でお楽しみください↓

なぜこのカバーになったのか?

レゲエ歌手、エディ・グラントが1984年に発表した Boys in the Streetを森雪之丞が日本語の歌詞を付けた上で藤波がカバー…まではよかったのですが。

藤波の誰にも真似ができない歌唱力とリズム感、サビのプロコーラスが奏でる「♪マッチョドラゴン〜」のシュールさ…

インスト版もありますが、シュールなプロコーラス…

もしどうしても音源をという奇特な方がいましたら、「格闘音楽大全プロレスQ第5回 プロレス紅白」に収録されていますのでお買い求めください(笑)。


一応名誉のために

藤波は1978年1月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにてWWWFジュニアヘビー級王座(現 WWEジュニアヘビー級王座)を獲得します。

その後も、シャープな肉体と、スピーディーで華々しいファイトスタイルや、自らのキャッチフレーズであるドラゴンの名を冠した多くのオリジナル技

ドラゴン・スープレックス
ドラゴン・ロケット(トペ・スイシーダ)
ドラゴンスクリュー
ドラゴン・スリーパー
ドラゴン・リング・イン
 etc.

を駆使するほか

スモール・パッケージ・ホールド
ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ
グランドコブラツイスト

などの素早い丸め込み技

延髄斬り(アントニオ猪木)
サソリ固め(長州力)
シャイニング・ドラゴン(武藤敬司)

など相手の必殺技を使う「掟破り」などでファンを魅了します。

様々なレスラーとの名勝負を繰り広げ、2015年にWWE殿堂入りするなど、藤波辰爾はプロレスラーとして高い評価を受けている選手の一人です。

WWEの公式様より↓


「我々は%△#?%◎&@□! 今、□○$☆▲%×:■※ ! 分かってください!」

そうはいっても、マッチョ・ドラゴンを音源化するという世紀の課題に、ドラゴンストップがかからなかったのには、何か理由があるんでしょう。

自分なら絶対にこの入場曲で登場したくありませんが、それを受け入れる藤波辰爾の人柄というか、器というか、コンニャクぶりというか…まー、たまに聴きたくなる迷曲であることには間違いないと思います。(了)

この記事が参加している募集

思い出の曲

私の推しキャラ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしかったら、「いいね」やフォローもお願いします。