やまもん

ジーンズの成長記録を月1で更新。生活の中で感じたことなども書きます。 Instagra…

やまもん

ジーンズの成長記録を月1で更新。生活の中で感じたことなども書きます。 Instagram: takayuki17

マガジン

最近の記事

創作恋愛エッセイ#1『恋愛の掟』

先人から脈々と受け継がれる"恋愛道"の鉄の掟の一つに 「別れた相手のSNSを覗くべからず」というものがる。 これを破ると大抵の場合はロクなことにならない。新しい恋人との幸せ報告を見せつけられるか、自分に対する悪口をぶつけられるのがオチだ。 僕は今日この掟を破り、後者になった。 半年前に別れは恋人のSNSには付き合っていた当時の僕に対する不満が書かれていた。 僕はそれを見て落ち込み、怒りすら感じた。 書き込みの内容は、僕らが付き合っていた数年間は全て無駄な時間だった.

    • やればできるじゃん。

      「僕と付き合ってください」 その日、2回しか会ったことのない女性に僕は告白した。 昨年の秋、4年と少し続いた恋愛に終止符を打った僕は マッチングアプリで次の恋を探すことに躍起になっていた。 彼女と別れた寂しさもあるけど、今まで恋愛に奥手だった自分を 変えるため、アグレッシブに行動するとを決めたのだ。 数十人の女性とマッチングし、実際に何人かの女性と会った。 でも、新しい恋愛探しは難航することになる。 こちらが良いと思った女性は1度会ったきり音信不通になるし、 向こ

      • 初恋とレモンサワー

        「好きでした」...ただそれだけ伝えたかった。 先日、中学校時代の友人が集まっての忘年会に参加した。 当日は雨。年末の浮き足立った雰囲気を沈めるような冷たい雨が降っている。 指定時間より少し遅れていくと、すでにメンバーはほぼ集まっていた。 よく会う顔に挨拶したり、珍しい顔に驚きつつ席へと向かう。ここでその日一番の衝撃が全身を駆け抜けた。 「初恋の相手がいるんですけど!」 そう。小学生から中学生にかけて、僕が初めて好きなった人がそこにいた。 内心焦りながらもポーカ

        • 恋愛は信頼で成り立っている話

          恋人に対して束縛をする人の気持ちが理解できない。 どこへ行くにも何をするにも報告、常にSNSで繋がっている、付き合っている相手以外の異性との接触禁止。 まっぴらゴメンだ。 浮気されるのが心配なんだろうけど、束縛しても浮気する人はする。 結局は相手を信頼するしかない。 とりあえず信じてみて、裏切られた時のことはそうなった後に考えればいい。 恋人と何でも話せる関係であることは大切だと思うけど、 全てを話す必要はない。 「互いの全てを知り尽くすまでが愛ならば、いっそ永

        創作恋愛エッセイ#1『恋愛の掟』

        マガジン

        • 俺の話を聞いてくれ!
          13本

        記事

          格の違いを見せつけられた話

          先日、ある芸人のエッセイ集を買った。 エッセイを書く参考になる本を探していたとき、 平置きされていたその本が目に止まったのだ。 ちなみに僕はその芸人のファンでもなければ、芸を見たことすらない。 ただ顔と名前を知っているというだけだ。 なぜ、僕がその本を買ったのか。 「これは自分にぴったりの参考書だ!」...そう思ったからだ。 本の冒頭に『文章を書いた経験もないし、エッセイを読んだこともない』 そう書いてあり、しかも内容はありふれた日常を綴ったものらしい。 自分と条

          格の違いを見せつけられた話

          ちょっと待って!それって本音?文句?

          「実は本音を言うと○○なんだ」 誰でも一度は言ったり聞いたりすることがあるだろう。 本音というのはその対象にとって 否定的な内容の場合がままある。 ともすれば単なる"文句"に聞こえてしまうことも多い。 僕は本音を言うのが苦手だ。 理由は前述の通り。 相手に文句として伝わる不安があるからだ。 僕が本音を言うことによって、相手を不快にしたり、 傷つけてしまうかもしれないと思うから。 本音を飲み込んでやり過ごす方が楽だし。 自分ではそうすることで場を収めている気でいた。

          ちょっと待って!それって本音?文句?

          見た目は大人、中身は幼稚園児

          自慢じゃないが、僕は絵を描くのがかなり下手だ。 人物や動物を描けば、未知の生物になるし、 風景を描くとまるで立体感のない平面的な..(悲しくなってきたので割愛) だから、学生時代の美術の成績はずっと「2」だった。 壊滅的なセンスにも関わらずなぜ「1」をまぬがれたか。 授業は真面目に受けていたので、先生の情けのおかげだろう。 とにかく僕には美術的センスが全くないのだ。 そんな僕に「追い討ち」をかけるような出来事が起こった。 悲しい事実に気づいてしまった話を聞いてほしい。

          見た目は大人、中身は幼稚園児

          他人の気持ちを理解するということ

          ■人は経験からしか学べない「人の気持ちなんて分かるわけない」 今までの自分はそう思ってきた。 自分の気持ちでさえ把握し切れないのに、 他人のことなんて理解できようはずがないと。 なぜ過去形なのかといえば、最近は人の気持ちが理解できるようになった... というよりも、理解できるプロセスを知ったというのが正しい。 そのプロセスは以外にも簡単で、"自分も体験する"ということだ。 例えば、ペットを飼ったことがない人が ペットロスに陥った人の気持ちを本当に理解することはできな

          他人の気持ちを理解するということ

          相談は無駄

          僕は人に相談しない。進学も就職も自分だけで決めた。その他、日常のことでも人に相談したりはしない。 理由はタイトルにある通り、無駄だと思うからだ。 どうして無駄だと思うのか。理由は3つ。 「物事に正解なんて無い」仕事に関しては別だけど、プライベートなことや人生に関することは大体正解がない。だから人に相談しても正解なんて出るはずがないので時間の無駄。読者の方もこんな会話をしたことがないだろうか「そろそろ結婚した方がいいのかな?」「転職した方がいいのかな。どう思う?」そんなこ

          相談は無駄

          シンプルさは全てのエレガンスの鍵

          僕はシンプルなファッションが好きだ。タイトルの言葉はココ・シャネルの言葉でこの言葉を知ったとき僭越ながら共感を覚えた。 僕がシンプルファッションが好きな理由は3つだ。 ①シンプルな服はセンスから解放されるから ②服は他人のためだから ③流行りに左右されないから それぞれ説明していこう。ちなみにここで言う「シンプルな服」とは基本的に無地で形がオーソドックスなものだ。 ①シンプルな服はセンスから解放されるから柄のある服やデザインが尖っている服は着こなすのがとても難しい。フ

          シンプルさは全てのエレガンスの鍵

          結婚という無期懲役

          まず言っておかなければならないことがある。それは、僕は独身だし結婚に対して否定的なわけじゃないということだ。では何故こんなタイトルにしたかというのは後述することにする。 読者の中には「独身が結婚を語るな」とか「知った風なことを書くな」と思う人もいるだろう。でも、そこはご容赦を。 『結婚が幸せとは限らない』僕の周りでは幸せじゃない同性の既婚者を割と見かける。口を開けば「嫁が怖い…」とか「嫁に怒られて」という話題ばかり。何をするにも奥さんの確認が必要でかなり息苦しそうだ。

          結婚という無期懲役

          心の避難場所

          仕事やプライベートが辛い…。そんなとき逃げ込める場所がアナタにはあるだろうか。 心が辛いときに逃げ込める場所があると便利だ。限界になって爆発してからでは遅いから、そうなる前に逃げ込む。それは場所じゃなくて人や趣味でもいい。とにかく、しんどいときの避難場所を持つことが大事だ。 僕にとっては馴染みの喫茶店がそのひとつだ。 その店はいつも控えめな音量でジャズが流れていて、とても心地が良い。マスターは客に過度な干渉をせず、ただ静かにコーヒーと向き合っている。そこで丁寧に淹れられ

          心の避難場所

          その男、ダウナー系につき

          「年齢の割に落ち着いてるよね」 僕は人からそう言われることが多い。実年齢と比較して顔が老けて見えるのか、服装がそう思わせるのか、全く違う理由なのか。それは分からない。 ただ一つ分かっているのは、落ち着いていると言われると反応に困るということだ。喜ぶのもおかしいし、傷ついた素振りを見せるのも違う気がする。結局いつも「そうですか?」と当たり障りのない返答をしてしまう。 そもそも【落ち着いている】とはどういう意味なのだろう。検索してみた。 ・人の態度や言動が穏やかで冷静

          その男、ダウナー系につき

          小さな幸せの積み重ね

          僕は無印良品のオックスシャツが好きだ。着心地・シルエット・着丈が僕好みで、それでいて値段も3,000円を下回りコスパが良い。 そんな同シャツの人気色であるライトグレーが久々に発売されたと聞き、さっそく最寄りの店舗へ向かった。しかし、流石は人気色。すでに僕のサイズは売り切れで無いという。 それなら仕方ないと別の無印へ。だが、次の店舗でも売り切れで買えないという結果に。こうなると僕も意固地にならざるを得ない。「行ける範囲の無印には全部行ってやるぞ!」と息巻いた。無いと言われる

          小さな幸せの積み重ね

          言い“斬る”ということ

          はじめに断っておくと、このタイトルは誤字ではない。 その理由は後ほど…。 僕は物事に絶対なんて無いと思っている。なんにしても「こうだ!」と絶対の自信を持って断言することができない。 ところが、世の中にはそれができてしまう人がいる。でもそれって何を根拠に言っているのだろう。 具体的な例を挙げよう。昨日のサッカーの試合についてあれこれ文句を言っている人があなたの周りにもいないだろうか。「あそこでパスを出していれば点を取れた」とか「あの選手を出していれば勝てた」とか。でもそれ

          言い“斬る”ということ

          ジーンズ鬼穿き日記 #2

          どうも!やまもんです。 穿き込み開始時期の関係で1回目と2回目は連続投稿になります。 さて、2019年1月24日でThin Finnの穿き込み開始から1ヶ月が経過したので、さっそく変化を見ていきましょう! まずはフロントから。前回の記事でも書きましたが、今回のジーンズは事前に自分で糊付けをしています。個人的な感想ですが、糊を付けるのとそうじゃないのとでは、成長の速度というかアタリ(ジーンズが色落ちした部分)が出るのが速い気がします。(穿き心地は最悪ですが…) 本題に戻

          ジーンズ鬼穿き日記 #2