山野 靖博(ぷりっつさん)
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名刺代わりのごあいさつ
はじめまして。
僕の note を読んでくださってありがとうございます。
「山野靖博」という人間に1ミリでも興味を持ってくださったあなたに向けて、自己紹介のかわりにこの記事を書いてみたいと思います。
だいたい全部で9000文字ぐらい。
気になったところだけ飛ばし読みしていただいてもOKです!
下が、この記事の目次です。
1、どんなことをしているのか
僕は「好きなことをして、楽しく生き
『スウィーニー・トッド』についての覚書
スティーヴン・ソンダイム(ソンドハイム)の作品に出演することが念願でした。
「難解だから」のひと言でなんだか分かったような気になりがちなソンダイム。けれどその作品の機微を注意深く読み解いていくと、難解というような言葉ではとてもではないが表せない程の、緻密な仕掛けが施されてるのがわかるのです。
僕だって、ソンダイムの全てがわかっているなぞ口が裂けても言えませんが、今回『スウィーニー・トッド』とい
【告知】山野靖博ソロライブ Vol.11-BIRTHDAY-
こんにちは!山野靖博です!
この度、5年ぶりのソロライブを開催することになりました。
僕の誕生月である7月に、コロナ以前はずっとソロライブを開催していた赤坂のTonaliteさんにて、川島茂トリオの皆さんとの共演でお届けします。
このスタイルのソロライブは2部構成で、入れ替えはありません。
どちらのステージでもジャズ・スタンダード、邦楽や洋楽のカバー、そして僕のオリジナル曲を演奏する予定で
拡大ばかりじゃ息も切れるし。
拡大と収束。
外へ押し広げていくことと、内へ向けて収まっていくこと。
いまはジョンソンとホガース
一次資料にあたるって、とっても得るものが多いのに、世の中的にはそれほど大切なことだと思われてないかんじがします。
大切なことだと思われてない、というのは語弊があるかもしれない。一次資料にあたることの大切さは否定しないが、自分がそれをする時間の余裕がない、みたいなことの方が多いのかもしれないですね。
大雑把に「一次資料にあたる」と書いちゃってるので、世の中のさまざまなことが当てはまっちゃってます
小さな世界と広大な世間
グローバリゼーション。
経済や文化が国境や地域の枠を超えて交流し、交換される時代がきてしばらく経ちますし、インターネットやSNSの登場でその規模とスピードはますます増してきました。
人工知能を利用したchatGPTや翻訳アプリを利用すれば、違う言葉を使って暮らしている人同士も簡単にコミュニケーションが取れる状況にもなりました。
自分と違う文化に触れたり、"最先端の"欧米の価値観を取り入れるこ
許されざる呪文もある世界で。
僕は言葉が好きだ。
言葉を使っていろんなことを考えるのが好きだし、言葉を使ってその考えたことを人に伝えたりすることも好きだ。
自分の思い、気持ち、感じている質感にぴったりの単語や言い回しを見つけられたときは「僕って捨てたもんじゃないな」と思うくらいに嬉しい気持ちになるし、あるいは自分の表したいことを過不足なく伝えられるような表現がうまく見つからなくて思案を巡らせるときの焦れったさもそれはそれで
歌う身体は千差万別。
歌うという行為は、なんて繊細な身体操作を伴う営みだろうと、このところまたひとつ深く驚いでいます。
いま僕は、自分の出演する予定の作品稽古に参加しながら、歌唱指導として韓国ミュージカルの現場にも携わっています。
ミュージカルの現場における歌唱指導の役割というのは、本当に現場ごと・歌唱指導の方ごとに違ったりして、そこがとても難しく興味深いなぁと思うのですがそれはまた機会があるときに書くとして。