ダイエット中は食事や運動よりもストレス対策が重要?!
ダイエットとストレスは、切っても切れない関係です。
普段の生活でのストレス、ダイエットのストレス・・・それらが合わさってより強いストレスに発展すると、ダイエット前にはとらなかった行動をとってしまうことがあります。
よくあるケースは「暴飲暴食」です。
多少のストレスに対しては、ちょっとした気分転換で解消できたものの、新たなストレスが加わることで暴飲暴食に発展。
ダイエットに失敗するどころか、確実に太る流れになってしまいます。
✅ストレスで筋肉が分解される
強いストレスを感じている時、人はストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌量が多くなり、反対に幸せホルモンと呼ばれ精神を安定させるセロトニンの分泌量が少なくなります。
コルチゾールの増加は、筋肉の分解というデメリットを発生させます。
筋肉が分解されて筋肉量が少なくなると、安静時に消費されるカロリー(基礎代謝)が少なくなり、太りやすくなってしまいます。
コルチゾールを減らしセロトニンを増やすためには、ストレスの軽減はもちろん、トリプトファンを十分に摂取する必要があります。
そのためにおすすめの方法が、たんぱく質の摂取です。
たんぱく質は筋肉の原料になることから、ストレス対策に加え、筋肉量増加からの基礎代謝アップにも貢献できます。
✅チートデイを設ける理由は複数ある
コルチゾール対策には、好きなものを食べる方法もあります。
ダイエット中の場合は、いわゆるチートデイを設けるやり方です。
例えば、週に1日は我慢せずに好きなものを食べます。
チートデイをつくることは、代謝を増やしたり栄養バランスを整えたりする効果のほかに、コルチゾール対策にもなるというわけです。
✅ダイエット中はストレスを溜め込んでいないか確認する
ダイエット中は、摂取カロリーや運動量を重視して、ストレスを軽視してしまうケースは少なくありません。
「そんなにストレスはかかっていない」「痩せたいと強く思っているからがんばれる」と思っていても、無意識の領域でストレスを溜め込んでいることもあるため、注意しなければいけません。
ストレスの裏に筋肉を分解するコルチゾールが存在することを意識しながら、ダイエット中は「このやり方って実はストレスになっていないかな?」と、一歩立ち止まってダイエット手法を吟味してみることをおすすめします。
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